支援学校で働き始めた理由

こんにちは。もりつくです。

前回の記事 https://note.com/morituku_1265/n/nac96e13c9e01
では、教師に会社員から転職した経緯をお話ししました。
さて、今回はなぜ支援学校で働きだしたかを話したいと思います。

新卒1年目、会社員を辞めた私は普段の生活費と免許取得の通信教育の費用を稼がないといけない状態でした。それはもう、12食のホットケーキを食べ漁る日々でした。(卵と牛乳はたまに。基本は水と粉)
様々なバイトをしたのですが、その中で小学校介助員と学童保育指導員を経験しました。

介助員時代は支援学級に在籍する様々な児童の学習補助をしました。この時が人生において初めて障害をもった子どもと接しました〔意識的に〕。
子どもたちから色んな事を学べました。特に、障害による特性とその子本来の性格を見分ける事は今の自分の素地になっていると思います。自閉傾向のある子に最後の日に名前を読んでもらったのは子どもと触れ合う中で初めて感動した瞬間でした。

学童保育時代では、肢体不自由の児童の介助を主にしていました。小学校低学年とはいえど、十分身体は大きく重たく気をつけないと共倒れになるなと日々気をつけていました。
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番の発見は、年齢からか「トイレに行きたい(だから手伝って)」という一言が恥ずかしかったようでした。もしかしたらそうなのかな?って思ったら大号泣して「うん」と話してくれました。心理に触れた瞬間でした。

そうこうしている内に履修も終え、免許を取得することになり「講師登録」を市役所に行ったところ
「あなた、介助の経験あるのね。支援学校興味ない?」と言われました。
noと言える状況でもないので支援学校の勤務をお願いしました。
その2日後に勤務地を伝えられ、それから2年間最初の支援学校での勤務をしました。

以上が支援学校での勤務をするにあたっての経緯です。「自分のようなフラフラな進路選択をさせたくない」と思い立った私は一般校での勤務をイメージしていました。ただ働いていく内にその辺のイメージ・考え方に変化が生まれてきました。次回はこの辺りをお話しましょう。

今日も読んでいただいてありがとうございました。

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