2024年5月26日 「わたしの森時間」開催しました
森と踊るのなこです。
今年、森と踊るは大きな選択をしました。
フェスをやめよう!
森と踊るでは創業直後の2016年春から、毎年森のオープンデイ、森と踊る木こりフェスを開催してきました。
背景には森と踊るを広く知ってほしい、普段接点のない人たちにも森に触れる機会を作りたい、という思いがあり、実際、毎年フェスだけで100名以上の方が森に足を運んでくださいました。
今回、ずーやんの木こり10周年の機会にこれまでを振り返ってきた中で、「これまでのフェスにはすごく価値があったし、やってきて本当に良かった。でも、これからを考えると、一度ここで区切りをつけて、応援してくれている方たち、コミュニティとより強くつながる、みなさんに還していく場に変えていきたいね」という話になりました。
それが、「わたしの森時間」です。
私たち森と踊るを日頃から応援してくれているみなさん(切株主、コミュニティメンバー等)と、みんなで育んできた森で共に過ごし、みんなが思い思いに好きなことをして 森を楽しんでもらいたい。
そんな願いを込めて名前を付けましたが、まさにその通りの場になりました。
今日は、そんな一日のハイライトをお伝えします。
森歩き
朝は森歩きからスタート!
今回は森に初めて来た方にも森の変化を感じていただきたくて、初めての試みとして写真を用意してみました。
ずーやんと一緒にかつての写真を見ながら森をゆっくり散策。
久しぶりに訪れてた方が「命が明らかに増えてる!」と興奮気味に話をされていたり、初めて来た方が「何を応援してきたのかを肌身で感じられて本当に良かった!」と噛みしめるように伝えてくださったりしたのがとても印象的でした。
「時間はかかるけど、コツコツと続けていれば、自然は必ず応えてくれる」というのはずーやんの言葉ですが、実際にそれを目の当たりにしたときの感動をみんなで共有できたのは、私たちにとっても豊な体験でした。
つながりが深まったランチタイム
森を歩いていると伝えたいことが溢れてきて、ついつい予定よりも長くなるのはお約束(笑)
パン工房ふらんす(@pantocoffee.france)のおいしいお弁当と、むーさん特製のオニオンスープ、そして森の縁側ゆるりと(@morinoengawa.yururito)の焙煎コーヒーで遅めのランチタイムです。
私が5年前に来たときはまだこうだったのに。
あの尾根までの道を一人で作れるなんて想像もつかない!
ここにいると、ただいるだけでまんぞくしちゃうんですよね。
など、午前中の森歩きの興奮冷めやらずの会話も聞こえてきて、初めましての方同士もつながりが深まっていくのが伝わってきました。
ちなみに、一部の方は森の端っこにある梅の木を見つけて一生懸命梅の実採取!それも自由で良い感じ♪
わたしの森時間
午後は、ずーやんと一緒に森について語る時間。
と言っても、
一部の方は別行動でウッドデッキでのんびりしたい!と移動したり、
かくれんぼをするちびっ子がいたり、
会話の途中で「焚火したいな」と言い出す人がいたり。
話をする輪がありつつも、それぞれが自由な選択で場を楽しんでいて、まさに「わたし」の森時間。
半日を森で過ごしてきて今感じていることをシェアしながら緩み、「この森を自分の森として感じてもらうにはどうすればいいのだろう?」という問いには熱いアイデアももらって、これから一緒にやってみたいことの種が生まれました。
みなさんに還したいって言いながら、また、私たちがもらったものの方が多かったのかもしれませんね。
これまでも、これからも、森と踊るはたくさんのこの森に想いを寄せてくれる人たちに支えられています。今回、こうして顔を合わせて言葉を交わすことで、その想いをさらに深く感じることができました。
そんな想いをエネルギーにして、美しい森を再生していく。そしてその森に来てもらって共に感じ、喜び、未来につなげていく。そんな循環をもっと大きくしていきたいという気持ちを新たにした一日でした。
<寄付・コミュニティメンバ―募集中です!>
森と踊るでは、製材所購入時に寄付をしてくださった方たち、現在森と踊るに継続寄付をしてくださっている方たちを「切株主」と呼んでいます。
もし、森と踊るを応援したい、森と踊るの森とつながりたい、という方がいらしたら、ぜひ、切株主やコミュニティメンバーになってください!
共に森を創っていきましょう。
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