自然とともに暮らしたい
久しぶりに筆をとります。
4月の森づくりのWSの準備などでバタバタと無我夢中で走り、初めてのイベントということで抜けもいっぱいあり、そのおかげでダメ出しもガンと受け、ちょっとエネルギーの充電に時間がかかってしまいました。
ふっと息を抜くって、必要ですね、ほんと。
やっと、ミニトマトやトゥルシー(ホーリーバジル)の種まきしたり、植え替えてあげたかったローズマリーちゃんを鉢植えから移したり。
暮らしのほうに意識を向けられる余裕ができて、やっと自分のペースを取り戻せてきました。
さて、ローズマリーに思わず"ちゃん"付けするのには理由があって、
昨年の秋頃に友人の庭のローズマリーを切らせてもらったのを挿木して、根がついた、その感動と愛おしい気持ちが湧いてきたからですね、きっと。ローズマリーちゃんたち、げんきにイキイキ育っておくれ。
わたしが移住に踏み出したのは、自給的な暮らし(買うのではなく、作りだす暮らし)をしていきたいという想いが強まったというのが理由の大きなひとつではあるんですが、
いま思うと、もうこれ以上自然から離れて暮らすことができなくなっていたのだと思います。
コロナのことがあって、社会に蔓延している不安や恐怖、それがもう苦しずきて、余計にわたしを自然とともに暮らすということへ後押ししてくれました。
何が吉とでるか、人生はわかりませんね。
ただ、移住して思うのは、山や川があることと、イコールで自然とともに暮らすということではないのだなと。
山は手入れがされず荒れ放題だし、田畑には除草剤バンバン撒くし。高齢化している地方では仕方のないことなのかもしれない。けど、自然が悲鳴をあげている気がしてならないのです。
だから、少しずつ、できることから。
きらめ樹(皮むき間伐)ワークショップで森が身近になって、みんなが森のトリコになればいいな。森に行きたくて仕方なくなったら最高だなともくろんでいます。
WSでは参加者、スタッフみんなが、皮むきした木の幹の神々しいほどの白い肌に感激していました。4月〜8月は木の成長期なので、皮の下は水をたっぷり通していて、樹液をさわって、「わ!こんなに皮の下はビッショリなんだ!」「わ、樹液があまい!」「わ、みずみずしい匂いがするね」また、ヒノキのめくった皮にぶらさがってターザンするひともいたり、
みんな五感をフルに使って、森と、木と会話してました。みんなが笑顔でした。
終わったあとの、清々しいみんなの顔を思い出すたび、やってよかった、素敵な時間だったなと嬉しくなります。
5月は残念ながら、コロナの影響できらめ樹(皮むき間伐)WSが中止になりましたが、
6月、7月、8月と少し小規模で開催したいなと思っています。
森に癒されたいひと、ゆたかな森づくりしたいひと、一緒にやりましょう。
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