友だちのお子さんが、2学期に学校へ行き始めました!
そうですよね〜
昨年の今頃、本当に、困った事態になっていたのです。
その軌跡を、時々ブログでもお話ししてくださっていたので
なんとかよい方向へ向かうといいのにな〜と
勝手に案じていました。
でも、本当によく勉強し、よくお子さんを見つめて
毎日を過ごされていたのですよ〜〜。
お子さんの「ねば」「べき」もそうですが
親も、普通に学校に通える子との比較で
どうしてこれが乗り越えられないかと悩み、
それはそれは、長い時間を費やしてしまいがちなのですけど
本当によくがんばったな〜と思います。
この中で
直接のきっかけは、担任の先生に、夏休みの宿題を終わらせてなかったことをきつく叱られたから。9月1日に、その件で担任から私に電話が。私も驚きました。書字や計算などに学習障害があり、全部の宿題はできないことは以前から説明していたのに、です。
このような学校の先生の対応を経験することになるのですよね〜。
宿題が終わるとか終わらないとか、
勉強ができるとかできないとか、
どうでもいいことなのですよね〜。
それよりも
気持ちよく学校へ通えること、
友だちと笑顔でお話ができることの方がとっても大事なのに。
知的障害特別支援学校教育の恩師は、
常々、私たちに「教師くさい教師にはなるな」と話されていました。
子どもが主役になれる学校であることが一番大切だと。
一人一人の子どもたちの想いや、やりたいことが叶えられて
あたたかな、豊かな環境にいることが子どもを育てるのだと・・・。
そのための支援者たれ!と教えてくれました。
私の娘も、転校してきたときに
担任の先生に忘れ物のことでキツく叱られ
帰ってから次の日にもっていくものを揃え、
朝、出かける時にも確認して
ビクビクしながら過ごしていました。
家では、のんびりと、親からは声を荒げて叱られることもなく育っているので(まあ、たまにはあったかもですけど)
叱られることに対しての耐性がなかったのですね。
そのことはトラウマになって、ずっと長く引きずっていました。
とても有能な先生でしたよ。
勉強の教え方も、学校のお仕事も、
テキパキとされる方で、とてもお世話になりました〜。
でもね〜、子どもって、あたたかさとゆるさの中で
居心地良く過ごしているうちに
自分で何かをやってみようという意欲が湧き、
自分を奮い立たせるエネルギーを再生産して伸びていくものだと思うのです。
というか、そういうふうにして伸びていってほしい。
だから、先生は、完璧でない方がいいんです。
子どもがすることを、一部始終よくみていて、
必要な時だけ手助けができればいい。
子どもの上に立つのでなくて
横並びに、一緒に歩く先生ですね。
そんな先生が増えて
子どもたちがのびのびと学べる環境ができていったらいいな〜と願います。
そのためには、きっと
先生方の事務仕事も、もっと減らして
担当する子どもの人数も減らして、
子どもたちと過ごす時間を増やし、
「有能」の定義が変わっていかないといけない気がします。
自分が教師だった時のあり方を反省するとともに
子どもの心に寄り添えるということを、いつも意識していたいと思いました。
2学期に、なにはともあれ
学校に行けた
友だちのお子さんにエールをお送りします💕
何があっても大丈夫、きっと乗り越えていけるからね〜。
それではまた!