見出し画像

初めてのWwooooF(ウーフ)

とても大切な2週間でした。言葉にするにはまだ
纏まりきらないけれど、いま感じることを
そのまま綴ります。

2023年12月
環境対策事業のNPO活動をしている学生向けの
リーダー合宿で 杜とあお。の講座枠があり、
ワークショップをしていたときの何気ない質問。

「ここ南伊豆の暮らしは何が楽しいですか?
わたしは東京で暮らしてて、消費すること(時間やショッピング、友だちとワイワイするなど)だけが楽しみになってしまっています」
(...たぶん、ここでいう"消費"は 削られる事以外に、
一時的に心が満足しても 束の間で、深いところは
何かが満たされないまま、更に次の満足を求めてる
エゴの消費のことだと思われる)


それから3ケ月後、
その彼女から「住み込みで働かせてもらえる話しって、まだ募集してますか?」と連絡があった。
高床式美容室や古民家の山の整備などの事業のこともあり、今後ウーフに登録したいと思っていると話した内容を覚えていてくれたとのこと。夫婦会議で、ちょうどいい機会だからお試しで受け入れてみようか?と。

聞くと大学卒業後、8月に海外へ留学する前の期間で
アーユルヴェーダや自然と関わる暮らし、わたし達夫婦の人柄にも惹かれて、2人のもとで色々と経験したいと言ってくれたのがとても嬉しかった。

働いてもらう以上に、全力で経験や学び、遊びや
食の豊かさを伝えようと2週間の共同生活が始まった。
杜とあお。は、ちいさな自宅サロンで、彼女用に2階の
8畳部屋を空けて、職場とわたし達のプライベートも、
みんーんな、ちいさな自宅にひとまとめになった。


ウーフと言えば、仕事を無償で行う(ウーファー)代わりに、ホストが食事と宿泊場所を提供する制度。
色々な形があるけれど、農場や果樹園が多い。
でも うちに来るからには、シンプルに労働と宿の
等価交換やただのボランティアシステムではなく、

『お互いが自分を表現しながら共同生活する』
『相手が喜んでくれそうなことを互いにやってあげる』

を大事にしようと心に決めていた。
肩書きも関係ない、初めましての素の関係で
自分らしくあることと、与える幸せが
日常の延長線のなかに、どこまで無理なく当たり前に感じれるかなと。。


初日。夕飯の、つわぶきをゲット!


古民家、高床式美容室の作業を手伝ったり


夕飯食べる魚を釣ったり
福祉施設へ出張カットのヘルプしたり
人工物ゼロの景色のなか、ゆっくり夕陽が沈むのを見たり
夏休みしたり、笑。


他にも、アーユルヴェーダの基礎を1対1で
今の彼女の理解の仕方に合わせて説明したり、
毎朝の自分を観察する方法やカウンセリング、
自分と季節に合った食やデトックス、ケアなど
暮らしながら身体を調える実習•学びもあり。


来て2日目の夕飯後。
楽しく色々話していた流れで、少し 深い話になり
いま抱えている問題と、その問題を通して不安に思っていること、それはなんのチャンスか、
それをクリアした時どんな成長を果たすか?
予祝い曼荼羅シート を書いてお互いにシェアしてみた。

以前やった予祝いワークはこちら↓

お互いのことを 本当に知れたのはこの時だったと思う。
お互いがお互いを想い合うには、自分自身と相手を知ることからだなと思った。書くことで考えを深掘りし、
知らなかった自分が浮き上がってきたからこそ
"自分"を表現しながら相手を大事にしたいと思えた
丁寧な毎日だった。

【毎日ポストイットに書き出したこと】
・今日やること・今日やらないこと
・今日できたこと・今日まだ不安なこと

それについてお互い聞いてみたり、
あなたがそれを出来るように協力するね、と
目に映るところに貼っておいた。


  -わたし達(ホスト側)が試したこと-

■"ウチのお手伝いさん"で終わりでなく、せっかくなら色んな人に会ってもらおう!
■こちらから伝えるばかりでなく、彼女が活動してきたり学んできたことをアウトプットしてもらおう!
■アーユルヴェーダで習ったことを、知り合いに
自分の言葉で説明しカウンセリングしてもらおう!
■覚えるだけじゃなくて自分でものにしてもらう!

  -ウーファーさんが感じたこと-
●色んな人と出会ってみて、こんな人生でも良いんだ!
●自分には何もないと思わず自分のままで良いんだ!
●学びって その人の純粋な人生そのものなんだ!
●社会との関わり方はひとつの括りでなくて良いんだ!
●大学で習った、五感を使って学ぶってこういう事か!
●心のモヤモヤの出し方、整理の仕方などなど..

ここには書ききれないほど濃厚な2週間が終わり、
わたしがアーユルヴェーダと自然療法的美容室の学びを、1対1でしかも共同生活の中で実践しながらのシェアをしてみて思ったのは、『弟子がいるっていうことはなんて幸せな事。学びって愛で、純粋な人生で、
それを受け取ってくれる人は愛弟子だ
』ってこと。
アイヌやネイティブアメリカンも、口伝で伝えあった先住民の伝統文化は愛で溢れている。  


それから、わたしが彼女から学んだのは、言葉には優しさが宿ること。想い(心)から発した言葉(振動)は世界の見え方を変えるってこと。

まだ難しいけれど、わたし自身が
優しい言葉で紡ぐ愛の世界を創る変化になりたい。
立ち止まり、内なる自分に気付いたときに、
いつでも自分を好きでいたい。


この2週間、お互いたくさん自分を出して、子どもみたく泣き笑いしたけれど、自分自身を表現しながら相手にも喜んでもらいたい気持ちで暮らすってことを
全力でやれた、ウーフ生活でした!
感謝!!!


《6月8日吉日》🌒
高床式美容室の足掛かりに。。
 ↓          ↓          ↓
 【古民家開放!!】
出入り自由 / クラフトビールや振る舞い
ルームツアー、山菜散策、フリマもやります

📍南伊豆町妻良1058
(道の駅湯の花より妻良へ向かって車で6分)
🅿️菊池設備さん向かい、右手のゲートボール場手前

2週間のウーフ生活で色々と調えた成果、
良ければ覗きに来てください!!



赤でも黄色でもわたしだよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?