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ALL WEATHER 開発にかける想い

こんにちは 広報担当ナギです。

当社のオリジナルブランド「ALL WEATHER HIGH SPEC WEAR」その公式ブランドサイトとECサイトがオープンして、もうすぐ1周年となります。
そこで、ここまでの軌跡とブランドへの想いを担当者の阪口さんにお伺いしました。

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「今」をみつめた 徹底的な機能訴求

ナギ: ALL WEATHER ブランドがスタートして1年ですね、おめでとうございます!まず、ブランドのスタートから聞かせていただけますか?

阪口さん: ALL WEATHER ブランドは、アパレル事業部で10年以上前から取り組んできたシームレス(無縫製)技術と商品開発の情熱を引き継ぎ、今の時代にあわせてアップデートしたコンセプトとスペックを持ったブランドとしてスタートしました。

ナギ: 10年の実績ある技術を今の時代にあわせた商品とのことですが、具体的にブランドのコンセプトはどのようなものですか?

阪口さん:「ALL WEATHER HIGH SPEC WEAR」では環境変化に対するお困り事を解決するためのプロダクト開発を行い、徹底的な機能訴求を根幹的なブランドコンセプトとしています。

ナギ: 徹底的な機能訴求ですか?

阪口さん: はい、扱う商品には、資材メーカーの私たちならではの目線が凝縮されています。たとえば、このマスク。内側とあごの切替え部分にメッシュ生地を採用したこと。この特殊形状は意匠登録もされています。また、鼻と前面中央部分には、当社商品「セットアップテープ」を入れ、口元に空間を作り出すことで気持ち良い着け心地を実現しました。

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新たな価値を見い出し、細部だからこそこだわる

ナギ: 「セットアップテープ」は新しく開発されたバーツですか?

阪口さん: いえ、本来は、服の襟などの形状保持に使われるパーツですが、新たな使用方法を自社商品に採用することで存在感が増し、「セットアップテープ」自体も驚くほどお問合せが増えています。
マスクは敏感な口まわりに触れるもの。だからこそ不快感もダイレクトに伝わる。「コンフォータブル(心地よさ)」を一番に追求し、形状、紐の細部まで自信を持っておすすめできる商品が完成しました。

ナギ: 販売の反響はいかがですか?

阪口さん: これまで、オリジナルのコートとマスクなどをクラウドファンディングサイトで販売してきました。特にこのマスクは、コロナウイルスによる緊急事態宣言を受け、予定していた他アイテムのリリースを変更し、急ピッチで試作、販売にこぎつけました。スピーディーな商品開発は当社の強みでもあります。その甲斐もあって、初回は即日完売。再販希望の声を多数いただき、手ごたえのある反響と結果を残すことができました。

ナギ: 再販希望の声も多数ですか!嬉しいですね。では、これまでブランドは順調に育っているという感じですね。

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経験が、新しい道をひらく

阪口さん: まだまだこれからだと思っています。時には、あたたかく厳しいお声をいただくこともあり、無名のブランドをイチから運営する難しさを痛感しています。でも、「このブランドをしっかりと育て上げ、好きになってくれる人を増やしたい」という気持ちで取り組んでいます。

ナギ: 阪口さんは、アパレル事業部の営業を担当されながら、「ALL WEATHER HIGH SPEC WEAR」ブランドも運営をされていますよね?大変じゃありませんか?

阪口さん: 新ブランドを立ち上げることは簡単な道のりではありませんが、アパレル事業部として服づくりをしている方々に資材やアイデアを提供する場面において、この経験は必ず活きてくると思っています。パーツを使う側としての感覚は、新たなパーツの開発につながると確信しています。

ナギ: 提供する側、される側、両方の経験があるからこそ、気付ける部分があるということですね。では最後に、今後について教えてもらえますか?

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パーツにこだわり、前進する

阪口さん: 今後もアイテムの追加や将来的には環境配慮型資材とのコラボレーションなどやってゆきたいですね。「何事もやってみないと分からない」と個人的には思っているので、挑戦はしてゆきたいと思っています。もちろん、しっかり結果を残すことを念頭に置きながらですが、動きを止めず積極的に前進してゆきます。どうぞ、みなさんにも興味を持っていただけると嬉しいです。
今後も応援よろしくお願い致します。

ナギ: 阪口さん、ありがとうございました。これからも「ALL WEATHER HIGH SPEC WEAR」ブランドに注目ですね!楽しみにしています。