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お互いの仕事について密着取材してみた(前編)

皆さんこんにちは。営業部のザワと経理部のナベです。

これまで、それぞれ1回ずつ記事を投稿させていただきましたが、今回は共同で記事を書いてみたいと思います。

営業部、経理部は普段やり取りこそするものの、具体的にどんな仕事をしているの?と思うこともしばしば。そこで、今回は、お互いに密着取材してみました。

どんな発見があるのか、楽しみです。


プロフィール

ザワ(入社4年目)
所属部署:ビジネスサプライ営業部
業務内容:自社商品の営業、パーツや半製品・完成品のOEM・ODM営業
趣味:ライブ・音楽フェス、海外サッカー

ナベ(入社4年目)
所属部署:経理部
業務内容:経費精算確認・明細資料作成、支払処理、子会社報告書確認、固定資産管理など
趣味:ギター、フットサル


営業部インタビュー編

営業部のイメージは?

ナベ:営業部というと、日々取引先や店舗に伺って商談をすることが多いイメージですね。

ザワ:私の所属する営業部は、外出して商談もするけど、意外と事務所で見積りや仕様書等の資料作成をすることも多いですよ。

ナベ:常に外に出ているイメージでしたが、デスクワークするコトも多いんですね。

具体的な業務内容は?

ナベ:一日のスケジュールってどんな感じですか?

ザワ:平均的な1日のスケジュールだと、こんな感じかな。

9:00~ メールチェック
9:30~ 注文書発行に関してスタッフと打合せ
10:00~ 移動
11:00~ 得意先との商談
12:00~ 外でランチ、移動
13:30~ 見積り資料の作成
15:00~ 海外工場と打合せ、工場検査項目資料の作成

ナベ:私のいる経理部はどちらかというと一人で作業することが多いんですが、営業部だと誰かとの共同作業が多いですね。

ザワ:資料を作るような一人の作業もありますが、得意先や仕入先、業務アシスタントの方とのやり取りが前提にあることが多いかもしれませんね。

ナベ:ところで、工場検査項目資料とは、具体的にどんな資料なんでしょう。どのようなことを検査しないといけないんですか?

ザワ:新商品がお客様に採用された時に、実際にモノづくりしてもらう工場で生産する工程内の検査・完成品の検査・出荷前検査等それぞれの項目を作成し、工場と共有します。
例えば、生産した商品が、仕様書に対して公差寸法(指定寸法範囲)内に入っているか、色が指定のものと同じか、異物が混入していないか、など、商品によって様々な検査を行います。 ノートパソコンなど決まった規格(サイズ)のものを入れるケースであれば、その入り口の幅が指定寸法より短いと、ケースとして使えなくなるので、不良品となってしまいます。実際に使う時に、きちんと使えるかどうかは、あたりまえですが、とても大事です。

ナベ:はじめて資料をみましたが、とても細かいところまで記載されていますね。確かに、せっかくケースを買ったのにケースに入らないなんて、不良品になっちゃいますよね。
資料作成する上で工夫していることはありますか?

ザワ:資料は文字だけではなく、画像をつけたり工場の現場に「不良見本」を置いて、目で見てわかりやすくすることを心がけています。

ナベ:確かに画像がついているだけで、私でも何となく内容が把握できました。良品だけでなく不良品のサンプルもあるとよりイメージがしやすそうですね。

営業部で働いてみた感想は?

ナベ:3年間、営業部で働いてきて、営業部の仕事には慣れましたか?

ザワ:1年目にくらべると慣れた部分もありますが、まだまだです。2年目まではお客様へのヒアリングと提案がメインの仕事でしたが、最近は、提案した案件が決まることも増え、実際に試作から量産、納品までといった流れと、新規の提案を並行して行うのが大変です。
取り扱うODM商品の幅も広いので、新しい製造方法の商品に携わる時には、工場の担当者や社内の先輩方に教えてもらいながら…日々勉強という感じですね。

インタビューしてみて

ナベ:営業部の方々が商談以外にされている業務についてあまり教えてもらう機会がなかったのですが、今回インタビューした工場検査資料をはじめ、よりよい商談につなげるための準備など、なかなか見えない作業もされていることを知ることができてよかったです。経理部として、できる限りサポートしたいと思いました。


同期の二人が、お互いの仕事について密着取材してくれました。同じ会社で働いていても、担当する業務の内容は、さまざまです。今回の取材で、お互いの苦労している部分や仕事への姿勢など、気づきになった部分もあったようです。

リスペクトするためにはお互いを知ることも大切。次回は、経理部インタビュー編をお届けします。お楽しみに!