市販の石鹸との違い②
では「市販の石鹸」と、
私が作る「コールドプロセス製法の石鹸」は何が違うの???
●ホットプロセス製法・塩析法=一般的に大量生産されるもの
石鹸以外の成分を取り除くので純度の高い石鹸になる。
≪メリット≫ 不純物が少ないので、肌刺激の可能性は低い。硬い石鹸になるので、溶け崩れにくく扱いやすい。
≪デメリット≫ 塩析により「天然のグリセリン」も取り除かれる為、保湿力が弱い。補う為に、保湿成分などの人工成分を追加しなければならない。
●ホットプロセス製法・焚き込み法=中~小規模生産されるもの(お土産物屋さんやオリジナル石鹸など)
塩析は行わないので、塩析に比べると石鹸の純度は下がる。
≪メリット≫ 塩析による「天然のグリセリン」は取り除かれないので、保湿効果は高い。
≪デメリット≫ 塩析法よりも不純物が含まれるので、まれに肌刺激があるものもある。
●コールドプロセス製法
反応熱で鹸化が行われるので、油脂が酸化しにくく高品質。
≪メリット≫ 油脂が劣化されにくの「天然のグリセリン」などの成分を多く含む。
≪デメリット≫ 反応自発熱で鹸化を促すため、熟成や乾燥に時間が掛かり、また水分に溶けやすく、価格も高い。
一般市場には、ボディソープや、洗顔ソープ、シャンプー、洗剤、などなど
沢山の洗浄剤が売られています。
泡立ちの良いものには、合成界面活性剤が添加されていたり、、、
最近では「香害」と言われるほどの人工香料が入っていたり、、、
しっとりさせるために保湿剤も入っています。
それらを長く使う事により、肌から吸収し、身体に少しづつ蓄積され、トラブルになることも多いです。
コールドプロセス製法で使うハーブや有効成分、エッセンシャルオイルの中にも、それぞれに合う合わないもあります。
薬や漢方などに合う合わないがあるのと同じです。天然成分だから、全てが良いという事ではありません。
また、季節によっても体調が変わるのと同じように、肌環境も変わります。常に同じ状態が続くものではありません。
どちらを使うかは、環境や年齢、肌の性質など、使う場所で変えるのも良いかもしれません。
どちらを使うにしても、
使用に関しては、個々の自己責任の元、合わない時は使用を中止しましょう。