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マネーフォワード クラウド会計・確定申告から、振替伝票入力に「逆仕訳機能」追加のお知らせ&使い方

マネーフォワード クラウドのカスタマーサクセスを担当している森田です。

先日、マネーフォワード クラウド会計・確定申告の「手動で仕訳>振替伝票入力」に逆仕訳機能を追加いたしました。この記事では、逆仕訳機能の活用法についてお伝えします。

※仕様変更の詳細はお知らせページをご参照ください。

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振替伝票入力とは

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振替伝票入力とは、マネーフォワード クラウド会計・確定申告において手入力で仕訳を作成する「手動で仕訳」機能の一つです。紙の振替伝票に近い入力画面で複数行の仕訳(複合仕訳)を作成することができます。

今回紹介するのは新しく追加された振替伝票の逆仕訳機能の活用方法についてです。

振替伝票入力の基本的な使い方は以下のヘルプをご覧ください。
マネーフォワード クラウド会計 使い方ガイド「振替伝票入力」の使い方-マネーフォワード クラウドサポート

振替伝票入力の便利な機能については下記の記事でも紹介しています。
マネーフォワード クラウド会計で手作業を減らす「振替伝票入力」の活用方法-クラウドクエスト

「逆仕訳」機能とは

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上の画像のように、新しく追加された逆仕訳のボタンをクリックすると、該当の振替伝票上の借方貸方が逆転します。

どのような場面での利用を想定しているか、例を2つご紹介いたします。

1.再振替仕訳としての活用方法

前月末に未収入金や未払金等の計上があり、当月初に再振替をする場合は、振替伝票入力の複製機能と逆仕訳機能を活用して、簡単に再振替をすることができます。

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上記のよう、期間損益の対応を取るために記帳する仕訳は、翌月に逆の仕訳をすることになります。

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振替伝票入力画面で前月の該当仕訳を検索し、複製することで、逆仕訳のボタンをクリックすると貸借が逆転します。その上で日付を修正し、当該仕訳の摘要やタグに振替仕訳であることを示す文言を加えれば…

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上の画像のように貸借逆の仕訳が出来上がります。過去の仕訳を確認しながら手入力する必要はありません!

2.訂正仕訳としての活用方法

毎月仕訳入力の期間制限をしていたり、毎月帳簿を締め切って過去仕訳を編集しない運用をしている場合、仕訳を取り消すために逆仕訳をすることがあります。こちらも振替伝票入力の複製機能と逆仕訳機能を活用して簡単に逆仕訳をすることができます。

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例えば、この仕訳を後から削除したいときは…

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振替伝票入力画面で該当仕訳を検索し、複製することで、逆仕訳のボタンを押すと貸借が逆転します。その上で日付を修正し、当該仕訳の摘要やタグに訂正仕訳であることを示す文言を加えれば…

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少し追記をするだけで訂正仕訳を作成することができました!

【参考】仕訳入力の期間制限とは

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仕訳入力の期間制限とは、マネーフォワード クラウド会計の機能の一つで、指定した日付より過去の仕訳に編集制限をかける帳簿の締切機能です。詳しくはサポートページをご覧ください。

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逆仕訳機能は、たくさんの方から追加のご要望をいただいていた機能です。今回のように、ユーザーの皆様のご要望にお応えできる改善を少しづつお届けしたいと考えております。是非新しく追加された振替伝票入力の逆仕訳の機能を日々の業務にお役立ていただけますと幸いです!

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