日本美術の細部の「神」を巨大映像の中から探してみる
「神は細部に宿る」。しかし実際に美術館で作品を細部までじっくり観賞することは難しい。作品のサイズ、ガラスケース、暗い照明、他の来場者、そして集中力の欠如。現実に『日曜美術館』や『美の巨人たち』みたいに無人の展示室で見る事も、高性能カメラで撮影したズーム映像を見る事もかないません。
そんな時、大手町で開催される『巨大映像で迫る五大絵師』の内覧会に招待されました。
北斎、広重、宗達、光琳、若冲。日本美術の巨匠の作品が、幅45mの巨大スクリーンに、紙の繊維まで見える拡大映像が音楽