もりた

くだらない日常がある。最近は日記を書いてます。

もりた

くだらない日常がある。最近は日記を書いてます。

マガジン

  • 日記

    日記をコツコツと書いています。

最近の記事

日記5月9日(木)

ドストエフスキーの5大長編を読破した。だからと言って転職に有利になるわけでもないし、急に頭が良くなるわけでもない。誰も褒めてくれるわけでもない。ではなぜ僕は本を読んでいるのだろうか。 わからない。わからないけれど読むのがやめられない。 読書しかしたくないのだ。他にやりたいことがない、寂しい人生なのかもしれない。咳をしてもひとりな人生を歩み続けた結果こうなったのかもしれない。大人になってからの方が本を読んでいる気がする。だから時間がないから本が読めないわけではなさそうだ。むしろ

    • 日記5月8日(水) 高い買い物

      昨日も本を買ったと言っていた気がするが、今日も買ってしまった。しかも、5000円の本だ。でも欲しかったのだから仕方がない。金銭感覚というのは、僕の場合、本になると途端にバグが生じるのだ。10000円だったら渋るかもしれない。ま、人それぞれですよね。 今日は過ごしやすい気候というか、ちょっと寒いくらいだった。こういう時に油断すると体調を崩す。休み明けの憂鬱さと、気温の乱高下。くらった。 ということで今日はさっさと寝ることにしよう。 お金は使うためにある。ただし、貯めることも

      • 珈琲×小説(コラボ商品)

        今年の3月から5月にかけて、東京で週末に珈琲を焙煎して販売されている八七一珈琲さんとコラボ商品を販売した。即日完売で安堵した。僕が足を引っ張っていないかとても心配だったからだ。 商品は買えなかったけど、小説は読んでみたいという方のために、小説を公開することにした。よければ読んでいってください。ラストは、商品版とは異なる、note版オリジナルのあとがきを1000字ほど書いている。

        有料
        300
        • 日記5月7日(火) 

          みんな疲れていた。まあ連休明けというのはそういうものだ。今日なら心が読める。きっとはやく帰りたい帰りたい、と思っていたに違いない。 今日1日を乗り切った僕は、早速ご褒美に本を買った。せめて自分だけでも自分の味方でなくてはならない。 5月は「インプット強化月間」にしようと思っている。先月まで、文学フリマの原稿を必死に書いていたので、今月はいろんな本を読みたい。 本日購入した本 アン・カーソン『赤の自伝』(書肆侃侃房) 大原扁理『なるべく働きたくない人のためのお金の話』(百万年

        日記5月9日(木)

        マガジン

        • 日記
          36本

        記事

          日記5月6日(月)

          大型連休最終日。曇り空。過ごしやすい1日だった。旅の疲れか、今日は、半径200メートルの世界で1日を過ごした。スタバに行って、本を読んで、昼寝をして、また本を読んだ。最近本当に本ばかり読んでいる気がするが、読むのはとてもゆっくりなのでなかなか先にはすすめない。それでも着実に進んでいくのが、心地良いのかもしれない。今読んでいる長編は、全3冊のボリュームで、とうとう最終巻に突入した。はっきり言ってこの作品は、難しすぎる。ただ、2巻のあとがきで、「ヘルマン・ヘッセもこの作品は一度目

          日記5月6日(月)

          日記5月5日(日)

          人が沢山いた。祝日だから仕方ないのだけれど、たまには人が沢山いるところに身をおいてみると、刺激になって良い。 名古屋にいるので、モーニングをしようと思ったが、行きたかった店はすごい行列であきらめた。 ただ、名古屋には喫茶店がたくさんあるので、どこかには入れる。ありがたい。珈琲を飲んで本を読んだ。 そのあと、熱田神宮に初めていった。緑がたくさんで幸せな気持ちになった。鳥居をくぐると、空気がスッと変わったような気がした。木々の中を散策するのは気持ちが良い。葉っぱの影がゆらゆらして

          日記5月5日(日)

          日記5月4日(土)

          気がつくと名古屋にいた。最近は名古屋にいることが多い。名古屋は道が広くて良い。京都は道が狭くてどこかいきぐるしい。では大阪はどうか。大阪はみんな速足で疲れるのだ。東京は…その全てを兼ね備えている。 まず向かったのは、岩正。先月も行った。今日は暑かったので冷たいきしめんをたべた。うまかった。30分くらい並んだ。とても日焼けした。 その後東山公園でだらだらすごし、書店に寄って本を買った。旅をすることとは、本を買うことなのである。今回購入したのは『ひとが詩人になるとき』という本だ。

          日記5月4日(土)

          日記5月3日(金)だらだら

          朝起きて、天気が良かったので、散歩した。朝、太陽の光を浴びると、1日がなんだかうまくいくような気がする。そのあとは、珈琲を淹れて、椅子に座って読書をした。いまは、ドストエフスキー『未成年』を読んでいて、第1巻は、なんだか今までの長編と比べると、少し感じが違うな、これはこれで面白いぞ、思ったのだが、2巻に入るとなんだかいつもの「らしさ」が出始めてきて、やっぱそうなりますよね、とニヤニヤして読み進めていった。とはいえまだ半分くらいなので、このあとどうなるのかが楽しみである。 その

          日記5月3日(金)だらだら

          日記5月2日(木)

          最近カフェインレスの珈琲を飲むようにしている。薬の影響もあるのかもしれないが、カフェインの摂りすぎでなんだか体がだるく重たい感じがしているような気がしたからだ。 カフェインレスの珈琲は珈琲屋でも買えるし、スタバでも飲むことができるので、珈琲好きとしてはとても助かっている。 家で手軽に飲むときは、(おそらく家にいると際限なく珈琲を飲んでしまうのがいけないのだろう)無印良品のカフェインレス珈琲のドリップバッグを最近は愛用している。 夜、仕事が終わって一息つきたい。でもカフェインの

          日記5月2日(木)

          日記5月1日(水)隠居してみる?

          5月になった。5月と聞くとまず頭に浮かぶのが、寺山修司の詩である。これはどの小説の影響だろうか。おそらく『ビブリア古書堂』シリーズだったとおもうのだけれど記憶が曖昧だ。登場した本がとても素敵で、古本屋に探しに行った記憶もあるのだけれど何を読んだのかは覚えていない。読書はする。でも丸ごと忘れることもある。 今僕は、自分の時間を、日記を書くことと、本を読むことに全振りしている。本を読むのが楽しいのだ。先週、島田潤一郎さんの講演があったからだろう。僕は本を読む体力が欲しい。だから

          日記5月1日(水)隠居してみる?

          日記をつけ始めて1ヶ月が経った。

          今年度から、可能な限り日記を書いて、noteに公開することにした。これは僕にとって良い「運動」になったと思う。27回投稿だったので、3回サボってしまったが、5月も引き続き書いていきたい。これが1年続いたらどうなるのだろうか。 別にどうにもならない。 ただ、自信にはなる。書く力も少しはつく。書く体力もいくぶん向上するだろう。 この言葉を胸に、僕は書くことを継続していきたい。 何かを書こうと思うと、同時に何かを読もうと思う。要するに相関関係があるのだ。 そして何か習慣が増えると

          日記をつけ始めて1ヶ月が経った。

          日記4月30日(火) 

          僕は、決意した。来年、東京に移住して、大原扁理さんのような隠居暮らしをすることを。 もちろん最低限の仕事はするつもりだ。生活が成り立たなければ意味がない。 もう、僕には今の仕事が正直キツすぎる。やりがいもあるのかもしれないし、収入も多くはないが安定している。でも心が完全に破壊されてしまった。ゆっくりよくはなっている気がするけれど、A4用紙を一度くしゃくしゃにしたらどれだけがんばっても元のきれいな紙には戻らないのである。 さてそのためには準備が必要である。まず、来年からは収入

          日記4月30日(火) 

          日記4月29日(月)

          3連休最終日である。今日はあまり調子が良くなかった。おそらく昨日人混みにさらされて疲れたのと、今日の天気が悪かったからだろう。少し元気だな、と思って無理をすると、だいたい失敗する。 なので今日は、「何もしない」をする日にした。まあ本は読むのだけれど。 今は、ドストエフスキー『未成年』を読んでいる。 驚いたのは、お金持ちになるために必要なのは、根気と持続である、と書いてあることだ。 さらに、金儲けについてきちんと学ぶべきだと書いてある。 普通のことじゃないか、と思われるのだが、

          日記4月29日(月)

          日記4月28日(日) 完璧な文章。

          この一文は、村上春樹作品を読んだことがない人でも知っているかもしれないが、村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』の書き出しである。痺れる。何度読んでも。こんなこといきなり言われたら、もうね。すごいです。 しかしここで立ち止まる。完璧な文章というものは、存在しない。本当にそうだろうか。 なぜなら今、僕は完璧な文章を書いているからである。 どういうことか。 僕の文章は、誰かに頼まれているわけでもないし、誰かについて語っているわけではない、そして誰かに読んでもらっているわけではない

          日記4月28日(日) 完璧な文章。

          日記4月26日(金) 推し活

          数日前に、島田潤一郎さんが京都でイベントをするという情報を得てすぐに申し込んだ。ギリギリ間に合って本当に良かった。 京都丸太町にある書店「誠光社」でのトークイベントで、島田潤一郎さんと店主の堀部篤史さんの読書に対する、熱いトークを聴くことができた。 先日『長い読書』を読み終え、読書の体力が少しずつ戻ってきていると思ったが、島田さんの読書量は桁違いだった。昔テレビで比叡山延暦寺の冬の一日のドキュメント映像をみたのだが、それと同じような感じだった。島田さんの読書法は「修行」そのも

          日記4月26日(金) 推し活

          日記4月25日(木) オン・ザ・ロード

          自分だけがおんなじところをぐるぐる回っていて、他の人たちはどんどん先にいってしまう。 そして先に進んで行った人たちは、安寧の地を見つけて、そこにとどまる。それを落ち着くとかそんな感じで表現するのだろうか。 一緒にバカやってた仲間たちも、気がつけば、定職に就き、家庭をもち、そういえば、そんなこともあったよなあと懐かしむ。 その淋しさが、少しわかるようになってきてしまった。きっと、もしこの作品に10年前に出会ったとしたら、大冒険に心躍り、僕もどこか路上(ロード)に出てみようと思っ

          日記4月25日(木) オン・ザ・ロード