ヒューイルイス&ザ•ニュース SPORTS
パリ五輪終わりましたね。どの競技も観客席はいっぱいで盛り上がっていて、東京五輪を思うと羨ましいと思ってしまいます(涙)
私、陸上競技の観戦が好きで、以前、世界陸上をTVで観ていたらスタンドに空き席が目立つので「東京五輪もそんなもんだろ〜会社休んで毎日国立に観に行こ〜う」なんて思ってたら、抽選になるわ、倍率凄いわ、結局コロナで大変な事態になり、のんびり新国立で陸上競技を観る機会は無くなっていました。
それで一昨年、新国立競技場の内部見学に行きました。現在も見学イベントはやっているようで、入場料も安いですし色々と楽しいです。↓
これ↓男子ハードルの正規の高さです。めちゃくちゃ高いです!私の身長が178cmで背は高いほうですが、このハードルひとつ飛び越えるのも、多分足が引っかかります。
その驚きもあって、パリ五輪のハードル競技はしっかり観ました。日本人は体格的に短距離は不利なのに、男女共に素晴らしい成績で驚きでした。まず男子は村竹ラシッド選手が日本人初の決勝進出で五位です、凄い!↓
女子は二人が準決勝まで進みました。昔を考えるとほんとに凄いこと!福部選手は準決勝五着で決勝に進めず残念そうで、その様子をずっとカメラが追っていたのですが、インタビューエリアに着いたら気丈に笑顔を作っている姿が印象的でした↓
もうひとり、田中選手はバレエ(踊りの)から転向したので身体が柔らかくてハードリングが綺麗です。準決勝はビリでしたが、レース後は清々しいインタビューでした。↓
そして陸上のクライマックスはリレーですよね。日本も三番手の桐生選手まではリードしてたのですがアンカーで抜かれました。解説者の「逃げて〜」って叫びたくなる気持ち、分かります(涙)やはり世界のアンカー達は強かった!
ところで、面白い動画がありました。桐生選手の高校時代の体育祭です。リレーで桐生君チームの第一走者がバトンを落としダントツビリに(グッドジョブ笑)。第二走者桐生君がそこからゴボウ抜きするという、こんな見せ場?を作った高校生くん達、可愛いです。
というわけで、ヒューイルイス&ザ•ニュース の「Sports」です。
ヒット曲満載の本作ですが、私はこの曲↓が特に好きです。導入部のギターとシンセのリフが良くてホーンセクションもカッコいいですね。
この曲、あのゴーストバスターズの大ヒット曲と似ていて後に裁判沙汰にもなりました。ゴーストバスターズの映画製作者がこの曲をテーマ曲にしたくて、ヒューイ側に許可を求めるも断られます。そこでレイパーカーJrにこれに似た曲を作ってほしいと依頼し、真面目に受けたレイさんが作ったら、これが盗作騒ぎになったとのこと。裁判にも負けたレイさん、ちょっと気の毒ですね。
その事で思い出しました。
私、学生時代にレンタルレコード店でバイトをしてた時、お店のお客さんで超天然ボケしてくれるエアロビ体操の先生がおりまして、色々面白い逸話がありました。それはこちら↓
ある日、その先生が来店した時、
先生「ゴーストバスターズってあります?」
私「今、貸出中ですねぇ、人気なんですよ」
再来店した時も貸出中だったので「予約して取っておきましょうか?」
先生「明日お教室で使いたかったのよね〜」
私「これに似てる曲ならありますよ、ヒューイルイスアンドザニュースの」
先生「ヒューイ?ニューイ?アンド?」
私「いえヒューイルイスアンドザニュース」
先生「ヒューイニューイあんたルイス?」 私「いえヒューイルイス!アンド!ザ!!」
先生「ヒューイ笑ヒューイ笑笑ニュース?」
私「違います笑笑!こどもか!」
先生は中途半端に洋楽を知っているがために、色々な言い間違いが多くてビリーオーシャンの「カリビアンクィーン」を「クイーンのカリビアンオーシャンありますか?」と言った人なので、この時も結局、ヒューイルイスアンドザニュースをちゃんと言えなかった事を今、思い出しています。笑
ヒューイルイスはニューヨークの出身ですが、白人ながら黒人居住区で育ったことで自然とリズム&ブルースやソウルに親しんで育ちました。それゆえ自然と身についた黒人音楽と西海岸サウンドがうまく融合した本作はなかなかグッドです。彼らとしては「ラジオ局でかけてもらえるように許される線まで商業的に妥協したアルバム」だそうです。それでもそれほどの80年代風サウンドでもないし、その後の90年代でも良質なロックアルバムを発表し、ずっと好感が持てるバンドでした。
彼らの普遍性溢れるロックを聴いていると、陸上競技と被るところもあります。陸上競技は古典的であって世界記録も長く更新されていない種目が沢山あります。どんなにテクノロジーが進んでもスポーツは、身ひとつで勝負することに変わりはありません。魂をもった普遍的なロックンロールも同じようなものなのかなと、思ったりします。