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【母の介護】は、「体力・能力」不足で施設選択となった!

Ⅰ:施設生活で在宅復帰に向けて訓練が始まる!

≪在宅復帰訓練の開始≫

 リハビリ病院の先生より、退院はできるが、体力面での完全復帰はできていないので、家族が同居でない自宅での単身生活は、安全面が心配との意見を頂いた。

 自宅整理が進めて、在宅復帰に向けてのバリアフリー改修が終了していましたが、在宅復帰に向けての更に数ケ月の準備期間をもうけることにしました。

 退院からの日常生活に戻るリハビリを兼ねて、健常者向けのサービス付き高齢者向け住宅に3ケ月の入所生活をして、見守りサービスを受けてもらい、介護サービスは全て外部サービス利用で対応を決めました。

 利用者介護サービスはデイサービス(通所)、リハビリ型デイサービス訪問介護2)身体介護を利用した。今回は、施設入居の為、ベッド、車いす等のレンタルは利用はしませんでした。在宅生活とほぼ同じ生活です。
 
 在宅復帰に向けての訓練も兼ねて、体力づくり、コミュニケーション等の関係で、デイサービスを2回/週、リハビリデイサービス2回/週1)生活援助2回/週を利用させて頂き、毎月1回の診察を実施していきました。

介護用語説明

【訪問介護の生活援助と身体介護】
1)生活援助:高齢者本人が家事を行うことが困難な場合、訪問介護スタッフ(ホームヘルパーさん)が利用者のもとへ伺い、掃除、洗濯、調理なでの日常生活の援助を行うことです。

2)身体介護:介護スタッフさん(ヘルパーさん)が訪問して、食事や入浴、排泄、着替えなど、身体に直接触れて行う介護とことで、具体的には、食事のケア、入浴補助、清拭、衣類の着脱、床ずれ防止(体位変換機)、姿勢交換、排泄ケア、歩行介助、車いす等の介助等の身体機能向上のための介護サービスの提供することです。

≪短期での施設入居をしてからは?≫

 皆さんのご支援で安全面では安心なので、1回/月から、2回/月の訪問に変更させてもらいました。母は、会うたびに元気なって行くように見えて、日常生活に大分戻れたように思いました。
 
 訪問の時には、リハビリを兼ねてのお墓参り夕飯等を一緒に取るようにし、なるべく会話をするように努め、母の生活範囲は狭いので、同じ内容の話が多いのですが、『デイサービスでの友人こと、イベント関係のこと』等の話しを毎回してくれたので、楽しく聞くように努めていきました。

Ⅱ:年齢と圧迫骨折による長期入院生活で変化が?

≪長期入院生活で暮らし方が変わりました≫

 3ケ月の施設生活での在宅復帰のリハビリ生活が終盤になり、『担当医の先生、リハビリの先生、ケアマネジャーさん、施設(サービス付き高齢者向け住宅)の施設長さん』と母の在宅復帰の件で、何度も相談して参りました。

打ち合わせ 

Ⅲ:結論は在宅復帰は中止?

 ≪残念ですが今回は、在宅復帰が中止に決めました!≫

 私の実家は、生活環境面で、歩く範囲にはコンビニも無く、スーパーに行くには自転車が必要な場所で、手術後には、正座生活から椅子生活、自転車生活から徒歩生活、寝床からベット生活に変わっており…

 今回の長期入院で落ちた筋肉が十分に鍛えられていなく、入浴等も1人では浴室に入ることもできなく、シャワー時の浴室での転倒のリスクが高いとの意見でした。
 
 1人暮らしなので住宅内・生活範囲内での「転倒が心配」等の意見があり、この3ケ月の施設生活状況をみての皆さんからの助言を頂きました。
 
 今回、無理して在宅復帰をすると、転倒して、再度入院してしまい、また、回復に時間が掛かることがないように、施設入居で、まず、1年間は様子をみることに決めました。
 
 幸い、短期の予定で入居した施設の方も、入居者の方も親切なので、安全・安心がよいと判断しました。介護は長期戦ですので、まずは、本人と家族のリスク軽減(肉体的・精神的等)をするべきことが重要と思います。

 また、お互いの無理は続かないと思いますので、介護は長期に、お互いの生活を考えるべきとの判断をした結果です。

【感謝】

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