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住まいの不安は「介護」保険制度の住宅改修で対応するべきです?「改修内容」【1/2】
(^^)/ 今回は、介護保険を活用した「住宅改修」の流れを紹介します。基本的な工事範囲と給付金額等を説明させて頂きます。
Ⅰ:介護保険制度の住宅改修の基本概要ですが?
≪介護保険制度の住宅改修の目的ですが?≫
在宅サービスの利用者が、住み慣れた自宅で生活が続けられるように、住宅改修を行うサービスです。
要支援者は、要介護者にならない予防の為、要介護者は、現在の状態が維持又は悪化しないようにすることを目的としています。
高齢者の残存能力を最大限に活かして、自立した日常生活ができるように補助し、利用者だけでなく、回りで支えている家族、介護スタッフの意見も含めて改修計画を立てる必要があります。
◆厚生労働省の考え方は下記の内容です◆(出典:厚労省)
1、 住宅改修の概要
要介護者等が、自宅に手すりを取付ける等の住宅改修を行おうとするときは、必要な書類(住宅改修が必要な理由書等)を添えて、申請書を提出し、工事完成後、領収書等の費用発生の事実がわかる書類等を提出することにより、実際の住宅改修費の9割相当額が償還払いで支給される。
なお、支給額は、支給限度基準額(20万円)の原則9割(18万円)が上限となる。
※やむを得ない事情がある場合には、工事完成後に申請することができる。
2、 住宅改修の種類を紹介します
(1)手すりの取付け
(2)段差の解消
(3)滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
(4)引き戸等への扉の取替え
(5)洋式便器等への便器の取替え
(6)その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
3 、支給限度基準額があります
(1)20万円
(2)要支援、要介護区分にかかわらず定額
(3)ひとり生涯20万円までの支給限度基準額だが、要介護状態区分が重くなったとき(3段階上昇時)、また、転居した場合は再度20万円までの支給限度基準額が設定される。
≪介護保険制度適用する具体的な住宅改修は?≫
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以上の6点が主な保険適用の住宅改修です。
Ⅱ:介護改修までの流れを紹介します!
≪分かり易い資料があります≫
住宅改修をする時は、申請書に必要な書類関係(理由書・見積書等)を添えて、工事前に市区町村に提出するとともに、工事完成後、市区町村の確認を受けねばなりません。
また、工事価格の設定は住宅改修事業者の裁量によるほか、事業者により技術、施工水準にバラツキがあるように思います。
さらに、工事後に工事保証書等が必ず、受け取るようにしてください。また、工事契約書の内容も重要ですので、十分に確認するようにすべきと思います。
≪工事保証書は必ず受け取るべきです≫
※工事の保証書を受け取っていない方が多いように思います。注意してください。
◆住宅改修の流れ資料を紹介します◆
(参考チラシ:パナソニックエイジフリー株式会社)
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少しは参考になれば幸いです。
Ⅲ:次回のテーマは、住まいの不安は、
「早めの改修」が重要を紹介します!【2/2】
Ⅳ:その他には、自宅の「バリアフリー」が
健康寿命を延ばすを紹介します?【1/2】
【感謝】