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素晴らしいLoLアートを鑑賞しよう!

League of Legendsの魅力はゲーム性や観戦体験のみならずキャラクターに端を発した世界観や音楽、シネマティック、優良コンテンツであるスキンなど枚挙にいとまがない。この記事ではその中でもチャンピオンの魅力を彩るアートに着目して語っていきたい。

LoLで見られるアート

LoLで見られるアートは以下のようなものがある。

  • チャンピオンスプラッシュアート

  • スキンスプラッシュアート

  • スキンプロモアート

  • イベントキーアート

  • ユニバース系設定画

  • ユニバース小説扉絵、挿絵

他にも紹介したいのはLoLとおなじ世界観をもつカードゲームであるLegends of Runeterraのカードアートであろう

これらのアートワークはLoLの公式サイトやArtStationで製作者が自分の仕事の成果として投稿している。それぞれのアートの魅力を見ていこう

※Riot GamesのLegal Jibber Jabber ポリシーに基づいてアート画像を使用しております

チャンピオンスプラッシュアート

ライズのチャンピオンアート。最古のチャンピオンだがリワークの際にアートも刷新された

サモナー(ゲームユーザー)が最も目にする機会がおおくなじみが深いのがチャンピオンアートだ。使用するチャンピオンの魅力や性質を凝縮しており、ゲーム内においてはピックの画面やロード中、ゲーム内アイコンにもこの画像が使用される。
LoLはかなり低スペックでも動くのでかなりゲーム内のモデルとは差がある。逆に言えば、ゲームの中では限界のある描写をアートのほうで尽くして世界観を伝えていると言っていいだろう

最新チャンピオンのレナータ。ゾウンの風景と人々を従えて彼女の個性が描かれている
ジンクスのアート。彼女の背景は先にリリースしたヴァイの背景を破壊したものである
パイクのアート。机上には様々なチャンピオンのパーツが戦利品として散らばっている


スキンスプラッシュアート

有料コンテンツであるスキンはチャンピオンのリリースと同様スキンにあわせたアートも発表され、ロード画面に適用される。LoLのパッチはだいたい2週間ごとにくるがそのたびに数種類発売され年間のリリース数やペースは徐々に増えている。
LoLのチャンピオンは本来ルーンテラの世界に存在しているのだが、スキン内のチャンピオンはまた別の独特な世界を生きていたりする。そんな少しちがった魅力のチャンピオンが描かれるスキンアートは毎パッチの楽しみだ。というかほんとに財布を開かせるのが上手い。

K/DA Akaliはリワーク後の初スキンとなり、オリジナルソングとMVのリリースで大人気を博した
バトルアカデミアエズリアル。バトアカシリーズは日本の少年アニメモチーフのシリーズだ
コーギーコーキとフィズのアート。過去のスキンであるパグ=マウとナサス皇子も参戦!
EDG優勝スキン。チームの希望を活かしたデザインのクールな集合画だ
プレステージオーシャンソウルセラフィーン。今年からプレステージスキンは通常スキンとちがった専用アートが用意されるようになったがそのクオリティのすばらしさSNSでも好評だ。

スキンプロモアート

スキンリリースの際、プロモーションとしてアートが制作されることがある。(アニメーションだったり映像作品だったりもする)そのアートは上記のスプラッシュアートとは制約が違うためかなり独創的なものが多い。
これもまたスプラッシュアート共にそのスキンの世界観を鮮やかに描き出し、ユーザーの購買力をくすぐってくれる。
かつてはゲームクライアントのログイン画面に使用されたりした。いまはスキンリリースの前にSNSのプロモーションで見られる。

2016年旧正月のプロモアート。申年の主役ウーコンを中心に西遊記を思わせる神々しい作品

2016 Lunar new year promo art

スターガーディアン2016プロモアート。特設サイトにも使用されている
エクリプスレオナ。初の1チャンピオンに二面性のある2スキンのリリース。
龍術師スキンの集合プロモアート。チャンピオンに祝福を授けた龍たちがともに壮麗に描かれる

なお一番最後の龍術師スキンのプロモアート以外の3つは作者が同じである
Suke ∷(ArtStationへのリンク)

イベントアート

シーズンのはじまりや新要素、また何かしらのイベントがあるときにも独自のアートが作成される。その時々の時代を象徴するアートで過去のものを見てLoLの歩みを振り返ることができるのも楽しいものである。

2022キーアート。シーズンキーアートは配信サイトでのサムネに利用されたりする。
2022プレシーズンキーアート。シーズンが始まる新要素を描いたりするがケミドラはもう居ない
イベント「光の番人」のキーアート。壮大なイベントの幕開けに相応しい大作だ。
こちらはアートとは少し違うかもしれないが、K/DAは2020に独自のTwitterアカウントを取得し、
多くの日常シーンを投稿し多くのファンを喜ばせた

ユニバース系設定画

前述したがLoLで操作する「チャンピオン」はルーンテラという世界に存在しているのだが、彼らのそうしたバックグラウンドを見られるコンテンツがLoL公式サイト内の「ユニバース」にて閲覧することができる。
その中でも「地域」タブや「マップ」で見ることができるのはその多様な国や地域の特徴を描いたアートだ。ユーザーの中にはゲームの操作するキャラクターとして以上にチャンピオンたちに愛着を持っている人たちも多く、彼らにとってはチャンピオンの人生や生活に思いをはせることができるすばらしい資料にもなっている。

ルーンテラマップは2018年に登場。2014年に地図の作成に言及して4年後待望の実装である


デマーシアノ大広場。人々が溢れかえっているのだが施設のスケールが巨大である
こちらはノクサスの兵士たちの設定画。画一されたデマーシアとは好対照で
各人が己の資質によって武装しているさまを解説している
アイオニアの住居。木を育てながら柱にするその様子はアイオニアの気質を表すものだ

ユニバース小説挿絵

チャンピオンたちや彼らの住まう地域のゲームに登場しない人々の物語もユニバースには多く登場し、近年はそれらに扉絵や挿絵もついてくることも多くなった。主役は文章であるがそれが何の物語なのかぱっと教えてくれる魅力的なアートの数々を見ることができる。
また、挿絵で初めてRiotの仕事に参加したアーティストがその後チャンピオンのスキンアートを手掛けるケースも見られることでひそかに注目しておくと楽しいのもこのアートだ。

適応の扉絵。ライバルのカ=ジックスとレンガーの出会いだが、
ゲーム内のそれと違いレンガーの片目が失われていないのだ。

適応(物語へのリンク)

囁く鍵の扉絵。トリスとルルのかわいい冒険の様子。
ヨードルのファンアートで有名だったHozure氏はこの年からRiotに参戦。
数多くのヨードル系アートを担当している。

囁く鍵(物語へのリンク)

刀と詩の扉絵。描かれているのは若き日のマスター・イーと、
スタートアイテムの製作者としておなじみのドランである

刀と詩(物語へのリンク)


番外・LoR。圧巻のカードアート

LoLと世界観を同じくするカードゲームLegends of Runeterraだが、そのカードのアートがどれもこれも素晴らしいものばかり。さらにユニバース以上に豊かにルーンテラに住まう様々な存在が描かれているのである。
カードアートはいくつかのスタジオがまとめて手掛けている。
SIXMOREVODKA(公式サイト)
Wild Blue Studios(ArtStationアカウント)
Kudos Productions(ArtStationアカウント)
上記ですべてではないがこれらのスタジオは今まで紹介したアートワークにも携わっているので見て損はないだろう。

オレリオン・ソルのカードアート。宇宙のスケール感が壮大な圧巻の美しさである。
ポロのふわ玉。ユニクロとのコラボにも採用されたかわいさの塊。多幸感あふれる絵だ
ニャルマゲドン。開発されたロボットの中にはしかめ面の猫!?ストーリーが気になるアートだ


おわりに

今回どんな種類のアートがあるのかそれぞれ数種類ずつの紹介にとどまりましたが、チャンピオンは現在160前後、チャンピオンスキンは1200を超えています。悲しいかな全部紹介できないのが歯がゆいところです。
そもそも本当はアーティスト別にチャンピオンとスキンのスプラッシュアートを見ながら味を語っていこうと思ったのですが、紹介から始めるとこんな長さになってしまい、とりあえずアート全般の紹介にとどまりました。

私は趣味でファンアートも描いているのですが、LOLのアート群は本当に素晴らしく、スキンにいたっては隔週ですばらしいアートがたくさん登場するので本当に日々素敵なものに出会える喜びがあり、刺激を受けます。

これらのアート群はゲーム内のクライアントや、公式サイト、ArtStationで見ることができます。お好きな地域やチャンピオンの絵をぜひ探してみてください。また、ぜひコメントで好きなアートを教えてください!

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