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ふりかえるゴマちゃん 青少年アシベ編

こんにちは、ゆうまです。
青少年アシベ3巻が発売されましたが皆さん読んでくれましたか?

twitterでプレゼントがもらえるキャンペーンも実施してますので、ぜひ感想tweetをお願いします!

青少年アシベ3巻が発売されたところなので、今回は青少年アシベができた時のエピソードを森下裕美が振り返りました。

アニメとはちょっとズレますが、『青少年アシベ』3巻が発売されたので、笑平ちゃんを初めて見つけた時から、出会いまでの話を書きます。
 
笑平ちゃんを見つけたのは、2016年に『少年アシベ』を、ググるという行為をしてからです。
それまでググらなかったのは、すごい前は、『ここだけのふたり』を検索したら、ドラゴンボールの同人しか出て来なくて、ネットの情報は信用ならんかったからです。
だいたいパソコン嫌いだったし。
 
まぁ時代も平成になり、Eテレでアニメも始まったので、久々にググったら、アシベとスガオがどえらいコトしてるのを、描いてくれてる笑平ちゃんてコがいて…
まず絵が上手い、手数多い、きっと勘がいいし、能力高い人だと。
何よりキャラクターに愛情持ってくれてるのがわかった。
あーこの絵で高校生のアシベ描いてもらったら、さぞかし良いのが出来そうだなぁ…
 
10月のはじめ頃、双葉社の打ち合わせが神楽坂の喫茶店で行われました。秋だというのに、めっちゃ暑いし、神楽坂駅の工事でうるさいし、「店内は静かです」って、張り紙してあったけど、やっぱりドドドド、ガガガガうるさいかったです。
 メンツは30年来担当してくれてるソーさんと、アニメの担当のスーさんと、ターさんと、アタシです。
おぎのじゅんこさんの描いてくれてた、アニメのコミカライズが、月刊アクションからまんがタウンに移動するお話と、アタシに新しいアシベ描かない?(この時は軽い感じだった)というお話でした。
もうこの日は、笑平ちゃんの話する気満々で意気込んでて、服も薄いレモン色のシャツにブルーのパンツ!アシベスタイルでしたが、誰にも気づかれませんでした。

森下「あー、高校生になったアシベ 描きたいんですけど〜」
一同「いいんじゃない!」
森下「アタシが原作書いて、BL描いてるコに作画頼みたいんですけど…」
スー「知り合い?」
森下「イヤ知らない、ネットで見つけましたが、すごく上手いんです」

ソーさんが、すごくイヤな顔をした。また森下妙なコト言い出した…って顔に出てました。まぁだいたい、アタシからの提案は妙なコトしかないのですが。

スー「あっ、いいんじゃない? 」
ター「なんか面白そう」
ソー「うん…じゃあ、ちょっと連絡して見ますか」
スー「あっ、タイトル『青少年アシベ』ってどうです?」
森下「わー、いいですね!」
スー「それまんがタウンでやりましょうよ」
森下「ヤダ!」

そっからまたゴネまくった。
月刊アクションのバラエティに富んだ空気が気に入ってたので、月刊アクションか、本誌でやりたいって。
まぁなんて森下はワガママなんだか!いつもいつも、編集の皆さんスミません!でも新しい提案を聞いてもらえるか、キンチョーと不安で、レモン色のシャツは脇汗でグッショリで、青のパンツは変な汗でビショビショになりました。

 それからしばらくして、年明けて
2017年、ソーさんから笑平さんに連絡してもらって、3月に会うコトになりました。どうせなら、アシヤ水族館のモデルにする予定のしながわ水族館でってコトになって。

 その日3月3日はちょっと寒くて、品川水族館の入り口で、ソーさんと笑平さんが、待っててくれました。
笑平さんの第一印象は、泊まりなのに荷物少な!でした。
フワフワとクラゲ見たり、アザラシ館で写真撮ったり、少しずつふたりで『青少年アシベ』の輪郭を作り始めた最初の1日でした。

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最後まで読んでいただきありがとうございます!
続きをお楽しみに!

そして、twitterではお知らせしてますが、森下裕美が描く少年アシベの続編が漫画アクションでスタートします!

3/17に発売されますのでこちらもお楽しみに!

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