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絶竜詩を経て固定運営を振り返る

さて、ついに現行コンテンツの中でも最難関の絶竜詩戦争を平定することができました。我々に多大な疲労とトラウマを植え付けたクソジジイのおかげで固定主である私が白旗を振り今回で固定は解散となるわけなのですが、思い返すとアルファ編かシグマ編辺りから結構な数の固定を固定主として運営してきました。
大体メンツも同じようなものだったけど、その時々でいろいろな苦労もあったので「固定主なんてものやってたなあ」的な思い出話としてまとめておこうと思います。 

周回のことも考えて備忘録的な絶の話はまた別途やるのでまずはお気持ち文からということで‥


今回の絶では後半1週間くらい完全にメンタルが折れてしまいほとんどの仕事を黙って固定の人達に押し付けたので本当に申し訳ないと思っています。
故に以降の固定主をやめるのであまり大層な文章ではないです。
クズの言い訳ばかりの反省文です。

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1.固定運営って…

まじで会社のプロジェクトリーダー的な感じだと思っている。
お賃金が出ない分責任も仕事も上下関係もないけど、自分を含めた8人の雰囲気づくりとか、モチベーションの維持とか、攻略方法とか運営方針の最終決定みたいなのはやっぱり固定主だから決めてほしいみたいな側面があるなあと日々感じていました。
そりゃまあ7人集めて同じことするので大きくブレたりってことはないんですけど、やっぱり誰かしらはモチベーションの温度差のようなものを生じる事が基本だと思っていて、その温度差をどう感じさせないように進めていこうかな?というのをよく気にかけていたと思います。
(まあ最終的に私がその責任全部投げて滅茶苦茶迷惑をかけたのですが)

 私自身結構言動とか空気感を逐次怯えて感じ取っている人間なので、そのあたりは周囲の人より異様に気を使い過ぎていたのかもしれないなって今になると思うのですが… 
 最初から最後までうまくいったり行かなかったり、後悔することもだいぶ多いけど、これまでの固定運営の中でも空気感とか人間関係に関してはかなり気を遣った部分だと思っています。
その結果キャパオーバーして壊れたので、私はマネジメント向いてないなと思ったし、誰かの下に属しているくらいの方が気に病まなくていいのかな~と結論に至った気がします。
 一方、誰よりもクリアまでの道程に責任をもってコンテンツと向き合うことができる上に、人のことを観察して性格を理解していくっていうのがやっぱり楽しくて、固定主って面白いなって思う側面もあったりして。
これまでの人生でリーダーシップをとって活動することがない生き方をしてきた人間としては大きな経験だったのかなって思います。
やっぱりこの固定とかいうの仕事だと思うよォ!履歴書に書かせろ

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2.工夫していたこと

① きちんと会話を含む面接をして固定メンバーを揃えていた
② 逐次スプレッドシート/discordに攻略法の議事録をとるようにした
③ 日程がずれた時には活動日のリマインドをした
④ 話し合いが必要な時に結論をまとめて最後に確認するようにした
⑤ 装備取得の記録
⑥ メンバーのスタンプ作成

 失敗が怖いのと人に嫌われるのが怖いこともあって、何かと念入りに運営用に手は尽くしてきたけどそれでもちょこちょこ手の行き届かない部分があったりして難しいな…と感じています。

 固定主として活動していて一番恐れていたのが双方の不満が募って喧嘩や除名などが起きることだったので、不便のないよう、不利益が出ないようにメモや記録は細かく取るように心がけていました。
 絶竜詩の活動はその中でもかなり顕著で、議事録とかミスの内訳なんかを記録してなるべく対策に生かせるような情報を自分たちの結果から得られたらと考えていました。
 評判のほどはわからないけど、個人的には自分が分かるような形で記録が残っているのでかなりミスの振り返りに役立ったなあと満足しています。途中でやめたけど。その点があるせいで何もやり切れてないし本当にカスだな~と思います。
 それを除けばかなり今回の絶竜詩は今までやってきた固定運営の仕方の総まとめ的な感じで本当に頑張ったなあと思っていて結構誇らしいのですが。

という感じでこれまでにやってきたことをざっと振り返ります。

① きちんと会話を含む面接をして固定メンバーを揃えていた
 まあまあよくある固定の悩みどころ。新規立ち上げとか補充とかで面接しようかな~とかいろいろあると思います。固定主の主たる仕事なのかなと思います。
 結構もう主流になってきてるのかな?と思うけど、
メンバーのキャラ名をフルネームで公開すること
面接応募時は一度面接を行うこと
この2点はマストで行っていました。
 やはり固定として数か月活動する以上、双方に不利益のあるような状態で活動したくないので、固定を探している人も、募集主である我々も有意義な出会いになるべきだと考えていました。

 具体的にしていたことと言えば、応募があってから履歴書(わからなければ気にしなくて良いです)を確認したり、過去に固定関連でトラブルが起きたことがないかなどを事前に調べたうえで面接を行っていました。
 基本的には私が採用の可否を決定していますが、ロール内でも複数ジョブを募集している場合は、ジョブの組み合わせで関係するメンバーにジョブの組み合わせの希望を聞いていました。

 面接は10分程度ではあったものの、募集文に記載のある事をベースに固定の活動に関すること、練習の日数、予習方法、固定の雰囲気についての説明を行い、その中で知りたいことがあれば質疑応答するといった内容でした。
 正直私も滅茶苦茶緊張しているので、10分前くらいから気持ち悪くなったりしてあまりしたくなかったです。

 ただそのおかげもあってか再編成をした固定も、終始穏やかな人の多い固定として続けられたので建設的な議論をしたり喧嘩のない固定で居られたことは実際に会話したからこその結果なのかなと思います。
ゲームなので上手・下手といった判断も大切ではあるのですが、数か月活動をするといった特殊な環境であるからこそその人の人柄や性格を把握することは一つ大切なことなのかなと感じていました。

② 逐次スプレッドシート/discordに攻略法の議事録をとるようにした

軽減表やコールの内容をメモして攻略の方針決めをするときの資料にしてました
ミスをリスト化して頻発するものの対策を取ったり

 元々は半ば自分の備忘録がメインだったのですが、練習中にもかなり確認する時間が多く、便利だなと感じることが多かったです。

 動画や攻略サイトをベースに攻略方法は決定しているものの、ガラパゴス化したものや軽減などに関してどこで確認したかわからなくなるようなものは積極的にメモとして残すようにしていました。
 別途マクロなどもありましたが、字数に制限されない画像込みで情報が一覧で見られる方法があるのはかなり良かったと思います。
 discordにメモとして残しておくだけで自力で検索できますし、一度聞く前にちらっと見ることのできる距離にまとまった情報があるのは便利だと思います。
 また、絶固定ではメモ内でリンクリストを作成することにより、固定内でメインで参照する攻略サイトを統一化し、会話のずれを減らしたり、会話の際に資料として提出しやすくしたいという意図もありました。
 1戦の長い絶コンテンツにおいてどうしても生じてしまう議論の時間で過去に決めたような話を遡ったり、資料を探す時間によってコンテンツ時間を減らしてしまうのは勿体ないため、なるべくこういったことで無駄な時間が生じることのないようにしていました。

③ 日程がずれた時には活動日のリマインドをした
 これもよくあると思うのですが、中・長期の休みを挟んだ場合や時間の変更があった場合、次の活動日を忘れてしまうということがないように気を付けていました。

 手動で行ったり、discordのbotでデイコード(ディスコード連携日程調整サービスbot)というものがあり、固定日を入力しておくと任意の時間で@everyoneでリマインドしてくれるというサービスをつかっていました。
 結構間が空くと忘れがちなことはよくあるので、自分へのリマインドも込めて行っていましたが、忘れていたことが原因の遅刻などが減るので結構便利でした。

④ 話し合いが必要な時に結論をまとめて最後に確認するようにした
 これは前回の話し合いの記事でも書いた気がしますが、議論が終わった際には最終的な結論をまとめてうやむやにならないようにしていました。
 先に述べた議事録もそうですが、次の回からきちんと結論がプレイングに反映できるようにすることを意識していました。

 まあ私がミスることももちろんありましたが…

⑤ 装備取得の記録

装備の取得メモ

 これは零式の工夫ポイントだと思います。 これはまた固定の方針にかかわることだと思うので、結構固定主が決めることが多いのかなと思うことが多いのですが、弊固定は運要素を排除しつつ、なるべく均等に装備がいきわたることをベースに装備取得の管理をしていました。

 なぜなら私があまりにも運が悪いので後半フリロになると全然装備が手に入らなくて面白くないからです。(カス)

 結構運が悪いのでいつも不要になって一人勝ちする武器強化の石だけもらって帰る羽目になることが多いのでどうしてもそれは譲れませんでした。
 ただ序盤はフリロで必要な個所を振り分けていることの方が多いため、序盤で運よく装備を揃えると、後半の大きな部位でなかなか手に入らないような状況になることがあり、固定のメンバーの不満を募らせることになってしまいました。

 結局これはエゴで決定したルールなので分配数としては均等ではあるものの、数や種類が揃うまでのタイミングが不平等になってしまうといった欠点があったため、次回以降で零式固定を運営することがあれば改善していきたいポイントだと思っています。

⑥ メンバーのスタンプ作成

結構活用してくれててうれしかった

 これは福利厚生の一部だったな~と思っています。結構固定の特徴っぽい感じがするし個人的に誰かにイラストもらうのって…嬉しいよね。という一方的な主観で友好の印としてプレゼントしているのですが、結構役に立ってました。

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3.固定主として足りなかったこと

① 自身のメンタル管理
② メンバーへの配慮
③ 日数調整
④ 少し厳しいことを言う勇気
⑤ 他ジョブ/コンテンツに対する知識

① 自身のメンタル管理
 これはさらに個人的な部分に踏み込んだ話とか性差的な感じになってしまうのですが、女って本当にめんどくさいなと思うことが滅茶苦茶多かったです。零式も絶も攻略をしているとどうしても月を跨ぐ関係でホルモンバランスが滅茶苦茶悪い時期が当たるんですよね。そういう瞬間にちょっと嫌なこととか積もったことがあると本当に立ち直ることができなくなるくらい凹んでしまって数日迷惑をかけるようなことが多かったです。
しかもその時は本人的にそのせいだな~と思うのもやっぱり難しいし、そもそもメンタル面が死ぬほど弱いせいで単純に凹むことも多くてそれはもう鬱と言っても過言かはちょっとわからないけど鬱みたいな状態まで落ち込んでしまうことも少なくはありませんでした。

 そんな状態の中で長期コンテンツに挑んだり固定運営のあれこれをしていると滅入ってくるものがあるし、誰に頼ることもできない状態で悩み続けることになってしまい、絶はそういう面でもかなりつらかったなあという気持ちが大きいコンテンツだったなあと思います。

 これは本当に人それぞれだし次はそういう面でも気を付けたいと思っている部分ではあるのですが、女ってまじでめんどくさいです。
自分でもわからんところでこうなっているのできっと他人からしたら本当に意味が分からないだろうなと思います。もし周囲でそういうメンタルが定期的に崩れる人間がいたらおそらく自分でも困っているのではた迷惑だと思う前にちょっとだけ優しくしてあげてほしいなと思いました。
私は次からは薬を飲みます。

② メンバーへの配慮
 働きアリの法則というのをご存じでしょうか。
個人的な解釈を含めてざっくりいうと同じ集団の中にも必ずモチベの違いはあるよ的な感じなのですが、実際に同じ趣味、同じプレイスタイルで集めたたった8人の固定であってもそれぞれの生活や経過した攻略日数、日々の関係から変化していくものだと思っています。

 というのも前述のメンタル弱者視点から、相手も同じくらい弱い場合もあるもんな的な考えから来る部分もあり、そういう場合があってもなるべく寄り添える部分は寄り添ってフォローしたいという気持ちがあってそのような考え方に至っていると思います。
 数か月とはいえ長く毎日かかわる関係であるうえに固定という特殊な関係である以上、相談や愚痴のはけ口も思いつかないようなものだし、固定主として活動しにくくなるような問題があるなら、固定主の持つ責任の一環として、そういった環境を改善する努力をする必要があると考えています。

 あとは単純にモチベの低さって結構周囲に影響する部分があって、この人モチベ低いなあとか思うと士気にかかわるんですよね。
話をしているときの姿勢とか、コンテンツのミスの原因とかに関わるのはもちろんですし、絶竜詩固定の終盤では、あろうことか私がそういうのも完全に無視して鬱人間ごっこをしていたため、非常に迷惑をかけたなという自覚もあり、実際それで士気が下がる人もいたし、固定活動中の空気も悪いしで己の行動をもってその悪影響を実証してしまいました。
影響の善し悪しや大小はあれど、モチベが表に出るタイプの人間が及ぼす影響はかなり大きなものになると思います。

 もしその事象がマイナス方向に働くようなものであれば、固定主として見逃すわけにはいきませんし、小さなものであっても固定崩壊や攻略の妨げにつながるようなものはきちんと芽を摘んでおくべきだと思います。

 過去にはそういった部分でかなり後悔することや自身が至らなかったということも多々あり、やはり相手に寄り添って改善するということの難しさや必要性を強く感じることが多かったように思います。
 これは自分の中で足りなかったなと感じる部分でもあるし、私が固定主としてやっていた中でも必要なことだったような気がします。

 ゆーても具体的には何をしたかというと本人から話を聞くとか、タイミングを見てそれとなく話かけるとか、躓いた部分ができるようになったらできたことを認めるとかそういうことくらいでしたが。そういうのだけでもやっぱり気持ちって変わるかなって思います。
当然ながら平和を保つための努力なので特段感想をもらうとか何かある訳もないので個人的な気持ちでしかわかりませんけどね。大きな喧嘩がない固定だったのが一番よかったなあと思う部分だったと思います

③ 日数調整
 
ライフワークバランス的な部分ですね。
零式も絶もやっぱり趣味の一環ですから、生活を全て犠牲にしているとつらいんですよ。やっぱり休みも大事だなと。
 
 と言っても練習をしないことにはクリアできるわけもなく。零式も絶も数日開くだけで体の感覚でこなしていたギミックに穴が開いたりってことが少なくはなく、モチベーション的な部分もあるため休めば休んだだけ後退してしまう可能性もあると思っています。
 それでもやっぱり休みは必要だし、クリアには練習も必要…なので、基本は週6~7日/22時~24時で自由に休みを入れて固定内で調整しようというスタンスの下で固定活動を行っていました。
 
 社会生活に重きを置くとどうしても22時~24時の活動内で進めたいという健康的な活動をベースに行いましたが、どうしても絶はその2時間でできることがあまりにも限られており、攻略は困難を極めていました。
 結局は練習時間がクリアには不可欠なので、休みを挟みながらも21時半~24時のスケジュールで後半は練習したりと、かなり身を削ることを判断せざるを得ませんでした。
 そのあたりのペース配分や方針の最終決定はやはり固定主に責任があると思いますし、進捗の把握とこの先どう攻略するかを考えながらスケジュールを立てていくべきだったなと感じました。

④ 少し厳しいことを言う勇気
 
予習が甘かったり、どうしても同じところでミスをしてしまったり、練習を重ねているとどうしても集中力が切れたり…そういうことってどうしても生じてしまうことがあるのですが、そう言う時にきちんと意見を言うことができずにこう言うべきだとは思うけど…という瞬間が少なくはありません。

 もちろん別に言わなくてもいいけど、固定主として言わなければいけないようなことだなと思うことも多くて、そのあたりがキチンと私から言えれば、と思っていました。
 とはいえ偉そうに言うだけではただの嫌な人間でしかないのでそれを言うだけの取り組み方をすべきだと思っています。
 ただ私も結構あやふやなこともあるし、上手い方でもなければ日本語も下手という現状もあり、結局あまりきちんとしたことは言えず、背筋を伸ばすような言葉をかけることができませんでした。

 この点に関しては固定主として、あとは参加した1人の人間としてきちんと責任を果たすのは難しいな…と日々思うことが多かったです。

⑤ 他ジョブ/コンテンツに対する知識
 
これは…絶をやるなら知っておくべきだったなあと反省する部分ではあると思います。
零式くらいなら何とでもなるのですが(おそらく)、絶になるとやはりジョブの組み合わせによっては厳しい局面が増える可能性があることを把握しておくべきでした。
 私はキャスターメインなのでベースとしてアドルがあり、赤ならそれに加えてバマジクがあるなど、そのあたりは当然把握していてもロールを跨いだり、ジョブによってパーティの持てる軽減やバフの所持数や効果が変わることをきちんと意識すべきだったと感じました。
DPSメインでサブは白といえども結構戻せばいい的な思考だったのであまりその点に知識がなく絶レベルの相談に貢献できませんでした。

 これに関しては零式はそれほどではなかったものの、今回の絶を通して思うことが多かったです。改めて絶レベルのコンテンツを現行パッチで攻略するときは、ILに余裕のない中でスキルを効率よく回していく必要があり、ジョブのベースとしての性能も考慮できるだけの知識は必要だと思いました。

 この点はかなりタンク陣の知識や予習に本当に助けられる部分が多く、ロールのプライドを見せられたなあという印象でした。そういうのは固定として誇らしい一面だったと思います。

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4.共通意識に隠れた価値観の違い

 ”固定は仕事”
ってよく聞きますよね。
FF14のコア層なら1回は口にしたり耳にしたりすることがあったと思います。

 では、今ここまで読んできたあなたが考える仕事とはなんでしょうか?
決まった時間に出勤してやるべきタスクをこなすこと、自分の仕事を確実に遂行すること、守るべきルールを順守すること…いろいろあると思います。
 私の考える仕事は目標を達成するために関わる人と協力をしてより良いものを作り上げていくことだと考えています。これは固定を運営する上でベースとなるものの考え方だと思っていますし、そう考えながら必要だと思ったことをしてきました。

 ここまで読んできて「そんなに考えながらやることか?」と思った人も少なくないのではないでしょうか。
 それが私が今日まで固定活動をしてきた中で一番の学びでもあったといえることです。ここまで考えて活動している人間、そんなにいない。
 
もちろん共感してくれるような項目もあると思って書いているので誰もこんなこと考えてるわけないと思ってるわけではないのですが、割と仕事って言ってやってるんだからこれくらいやってるのが当然だと思っていた節があって、それゆえに連絡とか資料作成とかそれにすら目を通さないことが心底信じられませんでした。
 しかし私にも至らぬ部分があるし、仕事とはいえ給料も出ないからと思ってさぼっている部分も当然あり、その一環だと思っていなしている部分もあったのですが、まじでこれ仕事じゃないじゃん 趣味だ

 実際こんなに頑張る必要なんかなくて、それぞれがやるべきことをこなしてるだけでよかったんだなって 絶の最後の方で気づいてしまって。
じゃあこれまで頑張って書いてきたような努力って結構邪魔だったのかな~と思うと急に肩の力が抜けてしまったというか。

 バカバカしいことに私は固定の運営のために毎コンテンツごとに何かしらの自己啓発本を読んだりしてきました。マネジメント系とかではないにしてもモチベーションの維持の仕方とか、議論の仕方とか、話の聞き方とか。
 無駄ではないけど実はこんなに努力してたの結構意味の分からない努力だったんだなと思って、突然固定主の仕事が分からなくなってしまって。

 仕事みたいに給料が上がるわけでもないし、実際にマネジメントしろって仕事になった場合に出来るかと言われたらできない程度の中途半端な責任感をもって趣味に心を削ることに意義があるのかと疑問を抱いてしまったのでした。

 そもそも固定は仕事じゃないし、人の思う仕事はそれぞれだということ。
 これがこれまで固定主をしてきた中で最後に学んだことでした。

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5.おわりに

 今回の絶竜詩固定をもって弊固定は解散ということになりましたが、シグマ編だかアルファ編から絶竜詩まで、実に4年という長きにわたっていろいろな人とかかわりながら続けることができました。
 さらにはエオルゼア内に限らず、とんつういったり、水族館行ったり、旅行したり外に出ても時間を共にすることができて本当に楽しい時間を送ることができて幸せでした。
悩むことは数あれど私は固定で苦楽を共にできたことは一生の宝物だと思います。

まあこんなこと言っても気が狂ってまた固定立ててるかもしれないけど一番頑張ったFF14の時間をこれまでの固定と過ごすことができて本当によかったです。たくさん迷惑をかけたし、変わった固定だったかもしれないけど、長い間付き合ってくれて本当にありがとうございました。


これまでに書いたもの

絶3種を終えて

固定活動で学んだ話し合いの姿勢


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