【子宮筋腫の手術をしました】その7

下腹部ぽっこりと血圧

入院で2キロ減りました。手術で取ったものの重量はそれほど重くなかったので(200g程度)やはり規則正しい生活とアルコール抜きで自然に減ったのかと。あとは筋肉が落ちた…。

筋腫だけでも3~4キロや7キロという事例もあります。28キロっていうのも!
下腹部だけがぽっこり出てきたら疾患を疑ったほうが良いそうです。
ワタシの母は卵巣ガンでしたが、下腹部はバスケットボール状に膨らんでいました。友人が痩せているのにボール状にお腹が出てきて、母のときと似ているなと思ったら、やはり子宮筋腫で卵巣にも癒着していて両方とも全摘していました。
できる場所によって症状が出ない場合もあるそうです。

術後4日目に急に太ももが痛くなりました。
内側の筋肉が痛いなと思ったら動かす度に痺れを感じます。太ももの前面が手のひらサイズの大きさでジワジワと痺れます。
背中の管を入れた際に神経を傷つけて痺れが起こるケースもあるそうなのですが、手術してから時間が経っているので原因にはつながらないとのこと。
暇だったので持参していた美顔ローラーで顔やら首やらふくらはぎのリンパを流そうと必死にコロコロやっていた後なので焦りました。もしかしたらローラーかけすぎて神経を傷つけたとか…。そんなわけはないけど。
足は激しい痛みではないので、神経の薬を処方してもらい様子を見ることになりました。結局退院後も痺れは続いていますが、薬が効いているようで弱くなってきました。結局、原因はわからず。

もうひとつ術後に変化したのが血圧。入院日には下59程度の低血圧だったのですが、術後には平均90台まで上がりました。
全身麻酔のせいなのか、眠れないからなのか、こちらも原因不明。まあ低すぎるよりは良いのですがこのまま高血圧になるも嫌だな。

なにか変なことがある度にネットで調べて同じような事例を見つけて安心しての繰返し。あまり良くないのですが、とりあえず安心したいのでした。

退院後の大量出血

「ナプキンを1パック持参してください」と入院時に言われました。術後しばらくは出血があるのでナプキンで対応です。退院する頃には出血は止まり、普通サイズのナプキンの1パックは使い切りませんでした。

退院後は2週間ほど仕事を休み自宅でゆっくりします。筋腫だけ取った場合は入院日数も短く、仕事にも早く復帰できますが全摘では内部を切っているので時間がかかります。「重いものを持つとお腹が痛む」と言われていましたが、家で持つ重いものと言えば犬とワインの紙パック(2L)くらい。重めのワンコ1号(7キロ)を何度か抱っこしましたが、激しい痛みは感じませんした。
ワタシの場合、重いものよりも歩くことが傷に響いたようです。大きなお店に買い物に行き、1万歩近く歩いた夜は手術した部分の痛みと出血。翌日は歩かずに寝て過ごしていました。

出血があることは手術経験者の友人からも聞いていたのでそれほど慌てず。サラサラとした血液が少し出ては止まるを繰り返していたのですが、あまり気にしていませんでした。
ところが仕事復帰の日に大量の出血。これは一応確認したほうが良いと思って病院に電話したところ「今日、診察に来て!」という回答。「その出血なら次回の診察日で大丈夫です!」と言ってもらえると思ったのですが甘かった。
手術時に溜まったドロっとした血液が出てくることはよくあるそうですが、サラサラしているので念の為に診察が必要だということ。仕事復帰の初日に早退となってしまいました…。

ワタシは子宮全摘ですが卵巣は残しました。排卵されたものは通常は生理となって排出されますが、子宮を全摘すると通る場所がないので排卵されたものが身体に吸収されるようになります。しかしまだ手術の傷口が完全にくっついていないので、出血しているということでした。傷口が治れば今後は出血しないそう。
子宮はないけど律儀に生理は来てしまうのですね。

この時のエコー検査が傷口に影響したのか帰宅後に大出血。
「40cmと30cmの多い日用ナプキンはもう使わないよね」と処分しようと思っていたロングのナプキンがあって助かった!捨てなくて良かった。

なんとなく女体の神秘を感じた出血騒動。
そういえば前にババシャツ占い師さんに「子宮の第二チャクラを温めてね」と言われました。「取っちゃうのでだけどどうすれば?」と聞いたら「うーんまあその辺りね」と流されちゃいました。


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