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神回!『ウルトラマンアーク』第3話「想像力を解き放て!」

星元市に現れる恐怖の宇宙怪獣!?人類に味方する謎の光の巨人!?ユウマに伝えられた父の言葉の意味…!?繰り返される終わらない悪夢に立ち尽くすユウマは、強く信じる気持ちを胸に走り出す!!
(「TSUBURAYA IMAGINATION」より転載)

本稿はタイトルに記載された作品のネタバレを含む感想です。
事前情報をほとんど入れず、作品を見ただけで書いておりますので、多少の間違いは笑ってご容赦ください。


マジで神回

ウルトラマンの初期回では、
・主人公とウルトラマンの遭遇、一体化
・防衛チームの紹介
の説明が必要です。
これらは1話で纏められることもあれば、2〜3話まで引っ張られることも。

「アーク」は、チームの説明を第1〜2話に任せ、「ユウマとウルトラマンの遭遇」を3話に持ってきました。

これにより、ユウマの生い立ち、アークとの出会いと初変身が、余裕を持って、かつ説明セリフを駆使する事なく描けています。
時系列を表すテロップを使わず、視聴者にこれがエピソード1だと伝え切った構成の妙に拍手です。
戸塚有輝さん、本当に演技が上手い

3話まで見て、「マン」1話が制作9話だったり、「セブン」1話で説明なくダンが変身したり、「新マン」の初期企画、「ウルトラマンの人間態を明かさず、話数が進むにつれ真相が明らかになる」を思い出し、「辻󠄀本監督のわかりみがウルトラ凄すぎ!」と勝手に感激しました。

納戸に眠っていたにしては妙に白くて艶々のスケッチブックはご愛嬌www

ゼットンのようでゼットンでない、レッドキングのようでレッドキングでない、それは何かと尋ねたら

今回の宇宙獣モノゲロス&ディゲロス、初期話数のクセにラスボス感が半端無いです。ツノと姿勢を替えただけで別怪獣に見えるのが凄い。

特にディゲロス、ゼットンが持っていた「何を考えているのかわからない不気味さ」を、別の怪獣としてしっかり表現していました。
令和の傑作怪獣の爆誕です。目がキモい。

対するユウマ、いきなりミラーワールドに引きずり込まれ、碌に説明もなく変身アイテムを授かります。想像力で使用法を理解したユウキ凄い

アークの初陣、バリアと光線の応酬、煽りカットに壊れるビル、おお、これぞウルトラ!アークの閃きには、その手があったか!と唸らされました。

昨年の「ウルトラマンブレーザー」も、大概凄かったですが、「ウルトラマンアーク」も、とんでもないシリーズになってくれる事を期待しています。

四国の田舎からエールを送ります。


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