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落語鑑賞メモ

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自分が参加した寄席、落語会についての投稿
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2016年11月の記事一覧

「落語とメディア展」と「日本演芸若手研精会in早稲田」

 今日は早稲田大学演劇博物館の「落語とメディア展」とその関連企画である大隈記念講堂小講堂で行われた「日本演芸若手研精会in早稲田」に行ってきた。

 どちらも入場無料で、若手研精会は定員300名の抽選に約600名の応募があったらしいが当選した。

 「落語とメディア展」では自宅や寄席での志ん生師匠の映像や今年5月に亡くなられた柳家喜多八師匠が二ツ目の小八時代の落語の映像などが面白かった。

日本演

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立川こはるvs立川笑二

2016年11月29日 立川こはるvs立川笑二「負けてたまるか!?」 (道楽亭)

トーク 立川こはる、立川笑二

立川こはる 「狸の鯉」

立川笑二 「五人廻し」

 仲入り

立川笑二 「芝居の喧嘩」

立川こはる 「万金丹」

 トークでは12/21に「立川流が好き!!」落語会と笑二さんの月例独演会がぶつかっている話なども。

 道楽亭での落語会は懇親会があるので落語家さん、席亭、落語ファン

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古金亭ふたたび

2016年11月28日 第3回らくご・古金亭ふたたび (お江戸日本橋亭)

開口一番 金原亭小駒 「たらちね」

蜃気楼龍玉 「駒長」

金原亭馬生 「二番煎じ」

 仲入り

むかし家今松 「首ったけ」

五街道雲助 「夢金」

 雲助師匠と馬生師匠の一門がレギュラーで、志ん生師匠と十代目馬生師匠が演じた噺だけを演じる会。初めて参加した。

 雲助師匠の「夢金」が聴けて良かった。

The Woman’s落語会

2016年11月25日 The Woman’s落語会 スペシャル 第一夜 (内幸町ホール)

三遊亭白鳥 トーク

立川こはる 「女泥棒」

三遊亭粋歌 「嵐の初天神(落語の仮面第二話)」

 仲入り

古今亭ちよりん 「ギンギラボーイ」

神田鯉栄 「任侠流山動物園」

 女流の四人が白鳥師作の新作を演じる会。

 一番印象に残ったのは「嵐の初天神」の前座落語コンテストで主人公の三遊亭花が初天神

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立川笑二 月例独演会

2016年11月22日 立川笑二 月例独演会 (上野広小路亭)

立川笑二 「鮫講釈」

立川笑二 「池田の猪買い」

 仲入り

立川笑二 「鉄拐」

 「池田の猪買い」という噺があるのは知っていたが初めて聴いた。舞台は秩父に変更されていた。

 「鉄拐」の後半は、笑二さんのツイートによると前日思いついたという演出で、「鉄拐 改」とした方がいいかもしれない。

寸志ねたおろし+

2016年11月16日 寸志ねたおろし+・第五回 (お江戸日本橋亭)

開口一番 立川語楼 「手紙無筆」

立川寸志 「目黒の秋刀魚」

立川寸志 「看板のピン」

 仲入り

立川寸志 「藪入り」

 「看板のピン」と「藪入り」がねたおろし。「藪入り」の最後は初めて聴く展開だった。今の人にわかりやすいように工夫されたのかな。

 この会も今年は今回が最後。来年も同じ場所で年5回行うがすべて休日で

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ドージン落語会

2016年11月5日 第8回 ドージン落語会 (らくごカフェ)

柳家一琴  「のろけ」

瀧川鯉朝  「ヨセガキ」

 仲入り

瀧川鯉朝  「お玉牛」

柳家一琴  「片棒」

 一琴師と鯉朝師がそれぞれ井上新五郎正隆氏作の ドージン落語(同人誌に関する新作落語)と古典落語を一席ずつ語る会。私は初めて参加した。

 井上さんはツイートで「ドージン落語会とはいわゆるオタクが落語沼に気軽にファース

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