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落語鑑賞メモ3

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2023年6月の記事一覧

池袋演芸場

池袋演芸場

2023年6月28日 池袋演芸場 昼の部

開口一番 金原亭駒平 「道灌」
金原亭小駒 「堀の内」
柳亭小燕枝 「棒鱈」
林家きく麿 「寝かしつけ」
風藤松原 漫才
桂ひな太郎 「三方一両損」
五街道雲助 「辰巳の辻占」
 仲入り
桃月庵こはく 「臆病源兵衛」
柳家権太楼 「ちりとてちん」
柳家小菊 俗曲
桃月庵白酒 「大山詣り」

 昼の部の開口一番から夜の部の主任まで聴くような元気はもう無いの

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寸志ねたおろし!

寸志ねたおろし!

2023年6月24日 寸志ねたおろし! (koenji HACO)

 隔月で開催される立川寸志さんのネタ下ろしの会です。
 演目は「三方一両損」、仲入り、「質屋庫」でした。
 今回は前座さんがいないのでその分、最初に談四楼一門についてなどのまくらがたっぷりとありました。
 「三方一両損」は三年ぶりの蔵出しです。最後の大岡越前の人物造形が意表を突きます。
 「質屋庫」がネタ下ろしです。独自のくすぐ

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立川笑二 月例独演会

立川笑二 月例独演会

2023年6月21日 立川笑二 月例独演会 (お江戸上野広小路亭)

立川笑えもん 「のめる」
立川笑二 「かぼちゃ屋」
立川笑二 「死神」
 仲入り
立川笑二 「青菜」

 開演前のBGMと出囃子がいつもと違うと思ったら、笑二がまだ来ていないので、と一席目はたまたま着物を持って現場にいたという笑えもんさんでした。二ツ目昇進が決まっている笑えもんさんの「のめる」は面白かった。
 二席目に申し訳なさ

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談吉百席

談吉百席

2023年6月18日 談吉百席 (としま区民センター 小ホール)

 隔月で開催される立川談吉さんの会の第53回です。
 演目は「松曳き」、「田能久」、仲入り、「猫の災難」でした。
 「松曳き」と「猫の災難」はネタ下ろしです。
 律動的で楽しい談吉さんらしい三席でした。
 スタッフの方が作ったこれまでの52回でネタ下ろしした古典落語88席のリストが配られ、さっさと100席を達成して真打になってほし

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市童のらくご

市童のらくご

2023年6月16日 市童のらくご (門前仲町 陽岳寺)

 柳亭市童さんが毎月ネタ下ろしを含む2~3席を披露する勉強会です。
 演目は「真田小僧」、「ガマの油」、仲入り、「青菜」でした。
 「ガマの油」がネタ下ろしです。ガマの油売りの最初の口上で中手が起きました。
 今回も心地よく三席を楽しみました。

長講談幸

長講談幸

2023年6月15日 長講談幸 (日暮里サニーホール コンサートサロン)

立川幸弥 「やかん」
立川談幸 「高砂や」
立川談幸 「化け物使い」
 仲入り
立川談幸 「松葉屋瀬川」

 ネタ出しされていた「松葉屋瀬川」は圓生師匠は2時間以上の口演だったのを50分にまとめたそうだが、短縮した感じはまったくしない充実した噺を堪能しました。

渋谷らくご

渋谷らくご

2023年6月12日 渋谷らくご (ユーロライブ)

柳亭市童 「一分茶番」
春風亭百栄 「金明竹」「弟子の強飯」
立川笑二 「黄金餅」
瀧川鯉昇 「千早ふる」

 好きな演者ばかり四人の芸を楽しみました。

一龍齋貞寿の会

一龍齋貞寿の会

2023年6月10日 一龍齋貞寿の会 (らくごカフェ)

一龍齋貞介 「柳生二蓋笠」
一龍齋貞寿 「四谷怪談 お岩誕生」
 仲入り
一龍齋貞寿 「四谷怪談 伊藤喜兵衛の最後」

 貞寿先生はこれが今期初めての四谷怪談だそうです。
 話は陰惨な終わり方でしたのでこの雰囲気のままではいけないと、最後は手締めをやりました。

愛山・談幸 二人会

愛山・談幸 二人会

2023年6月7日 愛山・談幸 二人会 (お江戸上野広小路亭)

三遊亭こと馬 「雑排」
神田愛山 「違袖の音吉」
立川談幸 「明烏」
 仲入り
立川談幸 「火焔太鼓」
神田愛山 「三十三間堂 誉れの通し矢」

 愛山・談幸 二人会の第7回です。
 今回も充実の四席を堪能しました。

青森クラシック

青森クラシック

2023年6月3日 青森クラシック (koenji HACO)

 古典落語限定の三遊亭青森さんの会です。
 演目は「芝居の喧嘩」、「転宅」、仲入り、「松曳き」でした。
 すべてネタ下ろしなので教わった通りにやるとのことでしたが、若干の言いよどみはあったものの、とても楽しい三席でした。
 シブラクでの何が飛び出すかわからない緊張感のあるまくらもいいですが、この会の青森さんはリラックスしているように

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