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落語鑑賞メモ3

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2022年6月の記事一覧

柳家三語楼の落語放浪記

柳家三語楼の落語放浪記

2022年6月25日 柳家三語楼の落語放浪記 (池袋演芸場)

柳亭市松 「牛ほめ」
柳家三語楼 「猫の災難」
 仲入り
三遊亭彩大 「引っ越しの夢」
柳家三語楼 「井戸の茶碗」

 ゲストの彩大師匠は聴く機会は少ないですが独特のおかしみがあります。
 ネタ出しされていた「井戸の茶碗」は、とてもいい人だろうという印象の三語楼師匠に合った演目です。

春風亭百栄 独演会

春風亭百栄 独演会

2022年6月23日 春風亭百栄 独演会 (道楽亭)

 演目は「野ざらし」、「バイオレンス・スコ」、仲入り、「コンビニ強盗」、「鮑のし」でした。
 久々に百栄ワールドを楽しみました。

立川笑二 月例独演会

立川笑二 月例独演会

2022年6月21日 立川笑二 月例独演会 (お江戸上野広小路亭)

 演目は「真田小僧」、「蛙茶番」、仲入り、「恋もどき」、「子ほめ」でした。
 「恋もどき」は2020年のコロナ自粛期間中に噺を何作か作ってYouTubeに上げたうちの一つで、お客さんの前でやるのは初めてだそうです。擬古典の滑稽噺かと思わせる入りから四季の移り変わりを追ううちに怖くなる、最後の終わらせ方も含めて笑二さんの創作力のす

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第二回そろそろ編集会議

第二回そろそろ編集会議

2022年6月17日 第二回そろそろ編集会議 (ばばん場)

林家はな平 「権兵衛狸」
春風一刀 「(学校の先生やリコーダーが登場する新作)」
三遊亭伊織 「蛙茶番」
 仲入り
そろそろ編集会議 :玉の輔・はな平・伊織・一刀・緑助・彦三・小はだ

 落語協会黙認誌そろそろの編集員による落語と第二号の公開編集会議です。近くの会場で落語会をやっていた編集長の小はださんは会議の途中から参加です。
 各自

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蜃気楼龍玉独演会

蜃気楼龍玉独演会

2022年6月14日 蜃気楼龍玉独演会 (道楽亭)

 蜃気楼龍玉独演会の第71回です。
 前回までは副題が「圓朝に挑戦!!」でしたが今回から「風狂無類」になり、圓朝作品しばりも無くなりました。
 演目は「もぐら泥」、仲入り、「鼠穴」です。さすがの迫力の「鼠穴」でした。

 

一龍斎貞寿の会

一龍斎貞寿の会

2022年6月11日 一龍斎貞寿の会 (らくごカフェ)

一龍斎貞介 「海賊退治」
一龍斎貞寿 「錦の舞衣(後半 通し読み)」

 隔月で行われる一龍斎貞寿の会に久々に参加しました。
 今回は三遊亭圓朝作「錦の舞衣 」の結末までをネタ下ろしで約1時間通し読みでした。
 この演目を落語でも講談でも聴いたことがなく、これまで貞寿先生が何回に渡って語り継いできたのかも知らなかったのですが、最初にあらすじ

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渋谷らくご

渋谷らくご

2022年6月10日 渋谷らくご (ユーロライブ)

三遊亭青森 「五人廻し」
柳家小せん 「夜鷹の野晒し」(愛川晶 原案)
田辺いちか 「三十三間堂 誉れの通し矢」
隅田川馬石 「笠碁」

 まくらから何をやりだすかわからないという緊張感がある青森さんと、絶対に楽しませてくれるという安心感がある小せん師匠・いちかさん・馬石師匠という番組です。
 青森さんは若手噺家の魂の叫び風のまくらから「五人廻

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談吉百席

談吉百席

2022年6月8日 談吉百席 (としま区民センター 小ホール)

 隔月で行われる立川談吉さんの独演会の第47回です。
 演目は「野ざらし」、「青菜」、仲入り、「品川心中」でした。
 ときどき意表を突くくすぐりを織り込みながらの軽快で小気味いい噺を楽しみました。

愛山・談幸 二人会

愛山・談幸 二人会

2022年6月3日 愛山・談幸 二人会 (お江戸上野広小路亭)

三遊亭こと馬 「寄合酒」
神田愛山 「双蝶々曲輪日記 与五郎勘当」
立川談幸 「質屋庫」
 仲入り
立川談幸 「夢の酒」
神田愛山 「双蝶々曲輪日記 血刀金兵衛」

 愛山先生を聴くのも「双蝶々曲輪日記」という演目を聴くのも初めてです。談幸師匠の充実の二席と合わせて贅沢な時間を過ごしました。