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落語鑑賞メモ3

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2020年1月の記事一覧

立川談幸 一門会

2020年1月28日 立川談幸 一門会 (道楽亭)

立川吉幸 「義眼」
立川幸之進 「田能久」
 仲入り
一同 一門トーク
立川談幸 「木乃伊取り」

 この会の特徴である一門トークは噺家の結婚事情についてなど。
 最後は談幸師匠の「木乃伊取り」をじっくり楽しみました。

寸志ねたおろし! 第24回

2020年1月25日 寸志ねたおろし! 第24回 (お江戸日本橋亭)

立川寸志 「時そば」
立川縄四楼 「たらちね」
立川寸志 「初音の鼓」
 仲入り
立川寸志 「庖丁」

 隔月で開催される寸志さんのねたおろしの会。第24回の今回は「時そば」と「庖丁」が初演です。
 「時そば」 二軒目の蕎麦屋が普通よりさらに強烈度が増していました。
 「庖丁」 寅の設定などに独自の工夫がされており、寅の唄もよ

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いぶし銀の会(蜃気楼龍玉 独演会)

2020年1月23日 いぶし銀の会(蜃気楼龍玉 独演会) (らくごカフェ)

 演目は「道灌」、「幾代餅」、仲入り、「芝浜」でした。
 「幾代餅」は二ツ目時代によくやったが、わけあって真打になってからはほとんどやっておらず、今回久々とのこと。
 龍玉師匠の「芝浜」を聴くのは初めてですが感動しました。昔レコードで聴いた三代目 桂三木助の型に近いと思いました。

ウラオモテの会3(松鯉・鯉昇 二人会)

2020年1月21日 ウラオモテの会3(松鯉・鯉昇 二人会) (深川江戸資料館小劇場)

 松鯉先生を初めて聴くことができました。「門松の由来」は先生の自作です。
 鯉昇バージョンの「粗忽の釘」に爆笑しました。

立川笑二・立川寸志 ねたまわし

2020年1月18日 立川笑二・立川寸志 ねたまわし (道楽亭)

笑二・寸志 オープニングトーク
笑二 「蜘蛛駕籠」
寸志 「藪入り」
 仲入り
寸志 「初天神」
笑二 「鼠穴」

 お互いの持ちネタを交換する会の第10回です。次回第11回を最終回にするということで、オープニングトークでその経緯説明がありました。
 「初天神」と「壺算」が前回相手から教わった噺のネタ下ろしの予定でしたが、都合によ

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高円寺★若手箱「2020新年会」

2020年1月13日 高円寺★若手箱「2020新年会」 (なかの芸能小劇場)

立川吉笑 「十徳」
柳亭市弥 「甲府い」
 仲入り
立川笑二 「崇徳院」
柳亭小痴楽 「粗忽長屋」

 この4人で毎年やっているという新年会公演に初めて参加しました。
 「十徳」も「崇徳院」も談笑一門らしく改作風でした。

三遊亭遊雀・三遊亭兼好 二人会

2020年1月8日 三遊亭遊雀・三遊亭兼好 二人会 (深川江戸資料館小劇場)

 「大黒鼠」は12年前のねずみ年に兼好師匠が作った現代が舞台の噺です。
 「初天神」は飴なしで団子まででしたが、団子を獲得すまでの金坊の攻撃が長く迫力満点でした。
 「二番煎じ」は、戸を開ける前に隠したはずの土瓶と鍋を役人が指摘する不自然さを解消した演出でした。