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落語鑑賞メモ3

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2018年9月の記事一覧

長崎寄席

2018年9月29日 第212回 長崎寄席 (ひびきホール)

開口一番 立川幸吾 「かぼちゃ屋」
三遊亭白鳥 「アジアそば」
立川談幸 「井戸の茶碗」
 仲入り
だるま食堂 コント
立川談幸 「片棒」
三遊亭白鳥 「最後のフライト」

 地元の西武池袋線東長崎駅近くで行われる長崎寄席に初めて参加しました。開口一番が始まってからもスタッフの方が追加で椅子を並べる大盛況でした。
 大好きな談幸師匠と

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「笑二、寸志 ねたまわし」

2018年9月24日 「笑二、寸志 ねたまわし」 (道楽亭)

立川笑二 「持参金」
立川寸志 「猪買い」
 仲入り
立川寸志 「一眼国」
立川笑二 「火事息子」

 笑二さんと寸志さんが各々の持ちネタを交換していくねたまわしの会に初めて参加しました。
 「猪買い」と「火事息子」が前回相手に教わった噺のねたおろしで、12月に開催予定の次回は、寸志さんが「持参金」、笑二さんが「一眼国」をねたおろしし

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「赤いネコじゃらし」

2018年9月21日 「赤いネコじゃらし」 (らくごカフェ)

春風亭百栄 「天狗裁き」
一龍齋貞寿 「夫婦餅」
 仲入り
百栄、貞寿 トーク
春風亭百栄 「?」

 百栄師匠の独演会「百栄の赤いシリーズ」の第19回です。
 ゲストの貞寿さんは、まくらで稀勢の里愛をたっぷり語ってから、度を越した相撲好きで名代の菓子屋を人手に渡した玉川屋が登場する「夫婦餅」でした。
 トークはお二方ともが大好きな猫

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立川談幸一門会

2018年9月16日 立川談幸一門会 (道楽亭)

開口一番 立川幸吾 「かぼちゃ屋」
立川幸之進 「しの字嫌い」
立川談幸 「安兵衛狐」
 仲入り
一門トーク 談幸、幸之進、幸吾、幸平
立川談幸 「山崎屋」

 「しの字嫌い」という噺は初めて聴きました。
 真打昇進が決まった一番弟子の吉幸さんが欠席だったのは残念でしたが、その分談幸師匠の噺を二席堪能できました。
 一門トークでは、二番弟子幸之進

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「立川こはるの新作まつり」

2018年9月15日 「立川こはるの新作まつり」 (らくごカフェ)

立川こはる 「ナースコール」 (三遊亭白鳥・作)
立川こはる 「天晴かわら版」 (井上新五郎正隆・作)
 仲入り
立川こはる 「任侠 流れの豚次伝 雨のベルサイユ」 (三遊亭白鳥・作)

 井上新五郎正隆先生の作品をねたおろしする「落語作家井上のかたち」の第3回です。
 今回の演者は立川こはるさんで、他の二席も白鳥師作の新作でし

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寸志ねたおろし!

2018年9月8日 寸志ねたおろし! 第17回 (お江戸日本橋亭)

開口一番 立川半四楼 「転失気」
立川寸志 「正体見たり」(井上新五郎正隆・作)
立川だん子 「真田小僧」+踊り
立川寸志 「権兵衛狸」
 仲入り
立川寸志 「らくだ」

 「らくだ」と「正体見たり」が初演です。「らくだ」も面白かったが、井上先生作の「正体見たり」も古典のような雰囲気の新作なのが寸志さんに合っていてよかったです。

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粋歌・朝之助 二人会

2018年9月1日 粋歌・朝之助 二人会 (日本橋薮伊豆総本店)

春風亭朝之助 「だくだく」
三遊亭粋歌 「保母さんの逆襲」
 仲入り
三遊亭粋歌 「夏の顔色」
春風亭朝之助 「蛙茶番」

 「夏の顔色」は初めて聴きましたがとてもいい噺です。身につまされる人が多いと思う。

蜃気楼龍玉 独演会

2018年8月31日 蜃気楼龍玉 独演会 (日本橋社会教育会館)

開口一番 柳家あお馬 「金明竹」
蜃気楼龍玉 「死神」
 仲入り
蜃気楼龍玉 「真景累ヶ淵 豊志賀の死」

 あお馬さんはまくらを含めて安定感がありました。
 「死神」は短くつめて、その分「豊志賀の死」はたっぷり一時間でした。