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Reflection Journal 2019年5月1日 朝

かぐらみつまたに春スキーに来ている。
昨日は強風だったので、滑るのをやめて、ゆっくり過ごしていた。4家族で来ており、子供たちは先生に預けているので、親たちは食事に出かけた。

1.久しぶりに2食しっかり食べた。アルコールを飲んだ。
アルコールを飲むと、やはり3時に起きる。眠りが浅くなる。
同様に、朝起きるとお腹のものが消化されていないので、お腹がだるい。
でも、今日も軽く朝食を食べることになるだろう。昼は抜こう。

2.オヤジ化する会社(メルマガ用の原稿)
ワークショップで知り合った友達から「会社を辞めることにした」という話をよく聞きます。
会社を辞めると話をしてくれたある友達の表現をそのまま使うと、

「会社がオヤジ化して、会社に行くことに耐えられなくなった」

と言っていました。

オヤジ化している会社は、優秀な若手社員・女性社員の流出が加速していることが特徴です。

その現象が起きる理由は、会社と社員の発達段階の差異にあると推察しています。組織にも発達段階、人にも発達段階があります。そのバランスが一時的に崩れて、発達段階の高い個人が組織に見切りをつけることで起きているようです。どうやら、今の若い人の方が、発達段階が高い人が多いそうです。この人材の流動化は、今の若い人たちが、組織の上に立つまで、おおよそ20~30年ぐらいは継続しそうな気がします。

オヤジ化した会社とは、下記のようなイメージです。
①役員・管理職は男性ばかり。
②たまにいる女性管理職は、男性のルールでリーダーシップを発揮している。
③役員・管理職は自分の保身で仕事をしているのが見え見えである。
④社内は、(会社の売上・利益に貢献しない)非効率な仕事が多い。
⑤ルールや慣習が多く、社員が良いと思ったこと(会社の変革に寄与すること)ができない。
⑥新しいことを提案すると誰かが否定する。新しいことを始めるのに、パワーが必要である。
⑦自分を殺して、会社生活を送っている人が多い。
このようなイメージです。

エゴとは何かというと、自己の生存を守るという本能です。この時代に、相手に食べられる・殺される危険性はなくなっていますが、この生存本能が、自分の「正しさ」を守ることに変化してきました。その「正しさ」だけを主張する人が増えた状態が、オヤジ化した会社ということです。

自分の「正しさ」を主張するために、ルールに則った判断しかできない人
自分の「正しさ」を守るために、リスクは取らずに、100%実現できることしかしない人
自分の「正しさ」を相手に押し付けるために、パワハラ的な言い方しかできない人
そんな人が役員・管理職の大半を占めている感じです。たった一人の影響で、組織がそのようになっている会社もよく見かけます。

そうなると、組織構造として上司が「正しい」、部下が「間違っている」という構造になるので、部下のモチベーションはあがりません。出世するために必要な能力は、ある程度優秀で、自分の意見を抑えることができ人ということになります。自分の意見を抑えているうちに、感情にふたをしてしまった人、自分の本当の気持ちが分からない人が増えてきている感じです。
そういった人がストレスを発散するために、日曜日の9時に会社に立ち向かうドラマが受ける訳です。

そんな生活や嫌になった優秀な人から、徐々に流出が始まっている感じです。

そこに打ち手はあるのか?と私も考えてみました。
基本的には難しそうです。エゴ(保身)にまみれた役員・管理職は自分の状態に気づくことは難しいからです。

しばらくは、この流れを見守るしか方法はないかもしれませんね。ただし、時代は変化し始めています。それを感知できる人から、新しい一歩を踏み出してみても良いかもしれません。

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