昨日あったちょっといいこと 「ADHD」って単語が出てこなかった

昨日、HSPという話題が出た。(HSPについてはちゃんと深掘りして把握したいからここでは語らない。)その流れで、「私ADHD傾向あるんだよね。」(診断はもらってないので傾向)って言おうとしたんだけど、「ADHD」って単語がどうしても思い出せなかった。

「発達障害の・・・のびたとジャイアン?のあれ?なんだっけ?(それじゃ分らないよなぁ)」みたいなことになって、今朝やっと思い出せた。すっきり。

でも、これって結構幸せなことなのかもしれない。

1年前、仕事を辞める直前の私は、そしてその前の私も、日々何度「ADHD」って言葉を口にしただろう。あるいは、心の中で考えただろう。あの時だったら、すらッと「ADHD傾向でこういう失敗をしてしまい…」みたいな話ができたと思う。去年の秋ごろまでは話題に上ってた気もする「ADHD」。お気に入りのカフェで知り合った精神障害や発達障害を抱える人をサポートする仕事の人にも話していた気がする。けれども、ここ4カ月くらい、とんとADHDということを考えたり話したりすることがなかった。

あんまり仕事はせずに旅行ばかりしてたからか。している仕事のなかでADHD傾向を感じることが少なかったからか。ADHD傾向が弱まっているのか。(頭の作業台が広がっている実感はうっすらある)そのすべてだろうか。

とにかく、自分の抱える病気の名前とか、凹の部分を忘れてる、ってありがたいなって思ったんだ。

生後1か月のときから付き合ってる「アトピー性皮膚炎」という単語を忘れたときはないし、すらっとでてこないってことも今んところないのだけど、「えーっと、なんだっけ。肌がかゆいやつ。蚊に刺されじゃなくて。カタカナのやつ。」みたいになったらいいなって思う。それは本当の意味でアトピーから自由になったときだろうから。



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