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島日記 茗荷ミョウガといえば

年甲斐もなくドラマを見続け徹夜してしまった。
二、三時間うとうとするも、一日中ぼんやりと過ごす。
そうなることはわかっているがやめられない。

昨日買ったミョウガを撮ったのでタイトルにした。
ソーメンの薬味や甘酢漬けなどで食べるミョウガは今の時期に採れる。
庭にも植えているが今年は見つけられなかった。

ミョウガ(茗荷)といえば物忘れを連想する。
落語や昔話では、強欲な宿屋の夫婦が泊り客にミョウガ料理をたらふく食べさせて荷物を忘れさせようとする。
結局、宿代をもらうのを忘れてしまうオチだ。

それから釈迦に物覚えの悪い弟子がいた。
自分の名前も覚えられないので首から名札を下げていた。
釈迦は
「おまえは自分が愚かであることを知っている、それはもっとも悟りに近い」と褒め、掃除を日課とさせる。
上達はしなかったが根気と継続により、十六羅漢の一人になったという。

その弟子のお墓から生えてきた草を、名を荷う、つまり「茗荷」と名付けたということだ。
しかしインドには漢字はないので俗説とも。

おまけで、赤塚不二夫「天才バカボン」の登場人物「レレレのおじさん」もその弟子がモデルのようだ。
いつも「おでかけですかー」と言いながら箒で掃いている。

頭がぼーっとしているので、千切りにして晒しシャキシャキ感と辛み、香りを味わうことにしょう。
いつもながら野菜の形は芸術だー


塩昆布とゴマ油
梅も少し
ゲンノショウコの種の形から
ミコシグサの名をもつ
かわいい五つの花びらゲンノショウコ
うっすら夕焼けで月は見えず
明日も晴れのようだ


今日もお付き合いくださってありがとうございます。

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