島日記 お茶を濁して
作業が中止になったので、まる二日非生産的な日常を過ごしてしまった。
初日は雨を愉しんだが、次の日はアニメを一気見してしまった。
ヴァイキングのサガシリーズで止められなかった。
サガはサーガともいい、アイスランド語で「言う」を意味する、語られた物語のこと。
窓からは青空が見えはじめたが、カーテンを厚くかけ罪悪感を覆い隠す。
出かけられないと思い、朝のうちに庭を周り写真を撮っておいた。
目新しくもないが雨の滴でお茶を濁した。
そして抹茶でなく粉茶を混ぜ、お茶を濁すの由来のようにとり繕って写真も撮ってみた。
島には無農薬栽培のお茶園があるので、助かる。
グリーンティーはホットでもアイスでも気軽に飲める。
抹茶のソフトクリームも店頭で食べられる人気店だ。
これまでの長い年月、意に沿わないことはなるべく避けてきたので、対外的にはお茶を濁さない。
濁すぐらいなら初めからお茶をたてない。
じぶんのためにならいくらでも濁す、己に甘い性格なのだ。
ますます甘くなってきている。
雨上がりに外へ出ると、あちこちに極小の虫が浮いたように集団で湧いている。
調べるとユスリカといって、蚊柱になるようだ。
夏から秋に水辺に多く発生するので、雨と気温でユスリカも間違えたのだろう。
害はないようだが、気味が悪いほど発生していた。
半袖で過ごしても蒸し暑いほどだ、一体どうなっているのだろう。
note毎日投稿もあと少しで一年の目的達成となる。
ラストスパートに入りたいが、気合いが入らなくてもたついている。
ミカンの作業でも最後の30分が、脚立から落ちたり事故が起きやすい。
気を引き締めよう。
今日もお付き合いくださってありがとうございます。
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