「老いは病気である」
台風が近づいている。
今回は経路がいつもと違っているので、直撃ではなさそうだがやはり心配だ。
台風の季節は能天気の私でも、ストレス最大限になる。
進路予報を見ながら一喜一憂している。
「老いは病気である」と主張する米国の遺伝学の教授がいるそうだ。
老いは病気であるから治せるというのである。
信じ難いことだ。
しかし科学的な根拠に基づき証明していて、あながち眉唾ではなさそうである。
「老化は遺伝子の情報の喪失」だから、加齢によって間違えた状態を若い頃と同じに変えてやれば老化を防げるのではないか、そんな理論らしい。
加齢と老化が違うというのは理解できるが、その老化を治療できるなんて、まだ私にはとても理解できない。
アンチエイジングなる言葉を聞くようになって久しいが、今度は老化そのものを治療できるなんて、「老い」も「死」も自然だったのがそうではなくなってくる。
日本人は特に受け入れ難いのではないか。
はじめての臓器移植は刑事告発されて、脳死臓器移植法が成立するまで30年かかったそうだ。
人生50年と謳われたのが今では100年だ。
次は120年があたりまえになる時代がやってくるのだろう。
飽きっぽい私は退屈するのではと思っている。
養老孟司の「養老先生、病院に行く」を読んだら、そのデビット・A・シンクレア著「ライフスパン、老いなき世界」の話があったので書いてみた。
養老先生は肯定している。
私も健康診断は受けないし、歯科と眼科以外は病院には行かないが、この先身体の声が聞こえてきた時は迷わず行こうと思う。
まだ生きることに飽きてはいないので。
とりとめのない昨日のパチリ。
台風予報が気になります。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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