島日記 離島の数
出鼻をくじくように早朝雨が降った。
すぐに止んだが、有明の三日月が見れずじまいだ。
画像は今季初めて咲いたゲンノショウコ。
フウロソウ科でハクサンフウロなども仲間だ。
繁殖力が強くてあちこちに葉のかたまりがあるが、花は少ししか咲かない。
現の証拠、下痢の時に煎じて飲めば効果がすぐ現れるのでついた名前らしい。
ドクダミ、センブリと日本三大民間薬草で、イシャイラズ、イシャナカセともいう。
種が飛んだ後の姿が神輿の屋根に似ているのでミコシグサとも呼ばれる。
現在は、花の名前は細かく統一されているが、昔は誰かが名付けて広がったのだろう。
花の名前を探す時、その由来や、雑学を調べることも愉しい。
先達の蒐集されたものがすぐに調べられるのは幸せなことである。
広報で知った島の雑学がある。
日本の離島は去年まで6847島だったが、測量技術の進歩等で今年14120島に増えた。(最新は14125島)
そのうち有人離島は421島。
ほとんどは無人島である。
離島振興法にかかっているのは316島。
国境に接している島が148島あるそうだ。
興味ない人にはなんでもないことだろうが、島国日本、なんと島の多いこと。
継続的な居住が可能なる環境の整備を図ることが必要と認められた「特定有人国境離島」が71島ある。
我が島もその71番目に選ばれたので、離島航空割引や光ブロードバンドなど、補助の恩恵を受けられたとある。
プロペラ機だったのが、ジェット機導入のため飛行場の拡張も始まるようだ。
反対派も多いようだが。
今日もお付き合いくださってありがとうございます。
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