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風の名前など

今日は、青空なのに強い風が吹いていた。
台風の影響だろう。
梅雨明けだと思えば、次はまた大風の心配だ。
島に住んで一番のストレスは風。

福岡にいる頃は、台風なんて何十年に一度といった感じで意識していなかったが、ここでは毎年悩まされる。
家が揺れて、風のうなる音を聞きながら恐怖の一夜を過ごせば、トラウマになるのは至極当然だろう。
自然の側から考えれば、台風も必要不可欠のものだろうが、やはり恐ろしい。
大きな台風は秋に集中するので、まだ前哨戦というところだが、心が弱る。

「東風吹かば〜」こち吹かば〜や、
「春一番」の東風はよい。
「薫風」「青嵐」から
梅雨のころの湿った南風「黒南風」くろばえから、「流し」
梅雨明けの「白南風」しろばえが吹く頃までは風流な名前だし、まだよい。

「盆東風」ぼんごち、夏の終わりの暴風雨の前兆の風、
「野分」のわきとなるといけない。
去年のように、今年も直撃が少ないといいなあ。

元気になるように赤い花を。

おどろしいキダチベゴニア
不明な熱帯植物
ちょっとうるさいサンタンカ
野生のハイビスカス
燃えるカンナ

庭には赤い花は目立たないような小さな花だけだ。
道路脇にたくさん咲いているのでそこから活力をもらう。

今日、久々民宿のお掃除に行った。
梅雨の時期閉めていたから、いつもより大変で汗をかく。
他のスタッフは島を出て英気を養ってきて、いい顔をしていた。
出ていないのは私だけで、話の聞き役だ。
これから忙しくなる。

スイゼンジナ

島ではハルダマ、ハンダマと呼ぶ。
一年中ある葉野菜というか、草というか、生でもおひたしでも、炒めてもおいしい。
茹でるとネバネバだ。

摘めばまた出てきてだんだん増えていく。
貴重な食材である。
無人市でオクラ、ナス、キュウリを買ってきたが、写真を撮るのを忘れて食べてしまった。
トマトもある。
夏野菜がおいしい。

夕方の空 風で雲が踊る
ネムノキと雲


今日も読んでくださってありがとうございます。

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