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島日記 今日も仕事

あれ、以前にもこんなタイトルつけたような、アカウントを見たら「本日も仕事なり」と言うのがあった。
どうも仕事が続いて疲れてきたら浮かぶ言葉のようだ。

毎日規則的に通勤される人たちには申し訳ないが、フリーの農作業員としては、連日の野外労働はきつい。
断りきれず引き受けてしまったから、雨よ降ってくれと祈りたい気分になる。

最近晴天が続きジャガイモ掘りもラストスパートで疲れ気味。
空や山を見ながらの作業でなければ到底続けられない。

昨日は気温が高くなりそうなので薄着をして行ったら風が冷たく、寒い思いをした。
雲一つない青空、冬に見る空だったが、今日は白い雲が浮かぶ春の空。
土ぼこりにまみれて帰宅するのは一緒、だれやみのビールがうまいのも同じだ。

ジャガイモは数年、北海道の不作で高値で出荷されたが、今年は島でも出来が悪く足りないという。
長年の連作等で病気が入ったり、天候の加減やらで、毎年掘ってみなければわからない。
「博打だ」という人もいた。
農家は生き残るための岐路にいるようだ。

昨日の空
稜線に朝日が
ジャガイモコロコロ
作業靴の上から動かないコオロギ?


画像は、地元の人はヒガンバナというので驚いたが、「アオモジ(青文字)」である。
お彼岸の季節に咲き、仏壇に飾るようだ。
香りと辛味からショウガの木とも呼ばれる。

クロモジ(黒文字)が高級楊枝に使われるように、アオモジも芳香がある。
葉より花が先に咲き、春を思わせる薄黄が、雑木の道路の両脇で愉しませてくれる風物詩だ。
最近は、南国原産のイペーを植える人が多くなり、濃黄の色が優ってきたが、私はぼんやりした色のアオモジのほうが好きである。

アオモジ
イペー
朝切った黄色い花三種 いい香り
一輪残ったヤブツバキ


なんとなく肌寒く、こたつが恋しくてストーブをつけた。
今日もお付き合いくださってありがとうございます。

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