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島日記 贈りもの

今朝の朝焼けは最近まれに見る豪華さだった。
昨夜の名月に対抗したかのようだ。

空全体にピンク色が散らばり、どこを撮ろうか迷ってしまった。
もっと上手に撮れるといいんだけれど。
夕焼けでは時々見られる現象。
朝焼けでも夕焼けでも反対側まで染まるのは、ビーナスベルトと呼ぶらしい。
太陽の位置による光の拡散で、ほんのひと時の眼福である。

自然からの贈りものは物を送られるより嬉しい時がある。
兼好法師は物をくれる友を友だちの筆頭にあげているが、自然の恵みは友がいなくても与えられる。

もらったと思えば見えるもの全部がプレゼント。
時には恐怖の贈りものもあるが、これも次の機会ためだと思えば受け入れられる。

今年は台風が少ない。
まだ安心はできないが、嵐の前の静けさでないことを祈るばかりだ。

掃除の帰り道、カブが高校生のサイクリング大会に紛れ込んでしまい、沿道の応援の人たちに拍手を受けた。
ごめんねと追い越してきたが、あまりに規模が大きかったので調べたら、高校生ではなくて、観光協会主催のサイクリング島一周イベントだった。

島にはいろんな大会が行われている。
島外からの参加者も多いのだろう。
遭遇して初めて知ることもある。

集落の運動会も日曜日に開催。
本日はグランド整備に参加くださいと放送していた。
子どものいる家庭は、今の季節は大忙しだ。
幼稚園、小学校、集落、町の総合運動会と日曜日ごとに参加しなければいけない。
スポーツの秋の開幕である。


明けの明星と
西側のビーナスベルト
昨夜の名月と同じように登場する太陽
光の輪に包まれて
写真だから見つめられる
ポテトサラダ弁当
ショウガがやっと並んだ
わーい
十六夜月


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