「あくびむし」
読んでいた本の最後のページに
書かれた「あくびむし」の文字。
誰が書いたかわからぬ文字。
なんとなく、その文字をながめていたら
あくびがでてきちゃった。
そんな感じで
ぼくの毎日はただただすぎていく。
本のページをめくったり
あくびをしたり
あくびむしと書いた人のことを想ってみたり。
あの頃みたいに貸出カードなんてないから
誰が書いたのかはいまだにわからないけど
ぼくの毎日は今日もつづいていく。
本のページをめくったり
あくびをしたり
あくびむしの絵を描いてみたり。
あくびむし。
きみはどこからやってきたの。
あくびむし。
きみはどこへむかうの。
あくびむし
ぼくはどこへむかうの。
ふわぁ~。
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