女王蜂のアヴちゃんの声を映画館で聞きたくて、犬王を見て来たにゃ🌟
本日は昨日見て来た映画、犬王の個猫的感想を
書いていきますにゃ〇
多少のネタバレもあるかも知れませんので
予め、宜しくお願いしますニャ🐾
先ず、主に興味深かったのは
次の3点ですにゃ🎶
・歌
・踊り
・アニメーション
それでは、順にお話して行きますニャ🌈
1.歌
今回、劇中で歌われていた中で
私が取り上げるのは次の3曲ですにゃ🎶
・脇塚
・鯨
・龍中将
(実際の曲は以下の記事で順にご紹介しますニャ♬)
この3曲を聞いて頂ければ、にゃんとにゃく
感じて頂けると思うのですけどQUEENを始めとした
様々にゃ伝説的アーティストをリスペクトしたメロディーが
感じられると思いますニャ🌟
ですが、一方で、舞台が平安時代という事もあり
使われている言葉は、古語も含まれた日本語であり
一切の横文字が入っておりませんニャ📚
そこに、日本語という言語が持つ奥ゆかしさと
時代背景を鑑みた狂気さが感じられて痺れますニャ
(≧∇≦)
言うまでもありませんが、女王蜂のボーカル担当である
アヴちゃんは雷鳴が轟くようにゃ低音から
天上を突き抜けて宇宙の果てまで響く高音まで出せる
七色の声色の持ち主ですにゃ🌈
そんにゃ彼女が(あの美しい御御脚を以って私はあえて彼女と
呼ばせて頂きますニャ♡)演じる犬王の歌声の素晴らしさたるや!!
歓喜に打ち震えること間違いにゃしです♬
加えて、森山未來さんの演じる友魚(ともな)が謳う
犬王への応援歌(内容としてはCMソングみたい)も聞き入る格好良さで、
一緒に犬王を応援したくにゃること、請け合いですにゃ♡
では、次に踊りのお話をしますにゃ💃
2.踊り
特に、脇塚と鯨では足のステップや、
舞台演出がマイケルジャクソンのSmooth criminalを
連想させるにゃと思いましたニャ👠👠
(以下参照)
※特に冒頭の影を使った表現とか、腰を使った動きとか!!
翻って、龍中将では絹の様にゃ滑らかにゃ桃色の布を
風にたなびかせながら、湖面を自由に駆け回るという
はつらつとした軽やかさと柔らかさを感じさせてくれる踊りが見れますニャ🍑
それは、まるでバレエの演目としても有名にゃ
「白鳥の湖」を日本版として見ているようにゃ印象を
持ちましたニャ🦢
最後に、アニメーション技術について
描かせて頂きますニャ🎬
3.アニメーション技術
この映画は冒頭、街の中から始まりますニャ🌉
その町は現代的で、にゃので、アニメーションのタッチも
写実的にゃんです📹
まるで、何処かの街の交差点をそのまま映像として
生中継で見ているようにゃアニメーションが、
語り手が話を進めるにつれて
どんどんタッチが淡く、幻想的にゃ模様を呈しますニャ🖋
(以下の冒頭文より)
そして、映画の世界は平家物語を舞台にした舞台へと
移り変わるのですにゃ👒
ほんの数秒にゃんですが、その変わりゆく様が
パラパラ漫画みたいで、映画の世界と共に自分も
タイムワープしている錯覚を味わえますニャ!!
衛生的にも現代とは違ってハエや虫が飛び回る中で
魚などを干している🐟
その映像にフィットするように虫の羽音がとてもリアルに
立体音響として映画館に響き渡る🐝
虫の羽音が苦手にゃ私の耳は思わず、人型をしているのを忘れて
ピョコっと猫耳を出てしまいそうでしたにゃ(笑)
ちなみに、冒頭の写実主義的にゃタッチのアニメーションは
物語の終幕でも再度登場して、見事にゃ伏線回収とにゃるのです!!
その展開、それは物語も登場人物も含めてですが、
全ての展開に感動しますニャ(/・ω・)/
また、先述した森山未來さん演じる友魚(ともな)は
とある事変に巻き込まれた事で幼くして目が見えなくなり
旅の道中で出会った琵琶法師の師匠(琵琶を弾く人は盲目)に
弟子入りして、共に旅をして琵琶の演奏を学ぶのですが
その友魚が手で触れて目には見えない事物の形や色、
或いは、そこに刻まれた文字を読み取る時のアニメーションが
物凄く凝っていて!!
盲目の人が手に宿る触感を通して世界を認識する過程って
こういう感覚にゃのか!!と追体験させて貰いましたニャ⛵
以上、歌と踊りとアニメーション技術に注視して
珍しい映画レビューをさせて頂きましたにゃ🌈
恐らく、今月中旬に放映が終わるはずにゃので
見たい!と思って下さる貴方は、良ければ
ご覧下さいニャヾ(≧▽≦)ノ
本日も最後までお読み頂き、有難うございます♪🐈
🌟🌟🌟
ここからは更にネタバレにゃんですけど
気ににゃった物語の要素を3つ述べますので
大丈夫だよぉという方だけご覧下さいニャ(n*´ω`*n)
1.犬王の姿について
犬王は、生まれた時から異形で、最初は犬と同じように
四つん這いになって、ぶっきらぼうに放り投げられた犬の餌を
実際に犬と一緒ににゃって食べていましたニャ🐶
それが芸を習得するにしたがって人間の姿形を
手に入れていくのですにゃ🐾
彼が生まれつき異形だったのは、彼の父親が自身の権威を高めたいという
私利私欲のために、呪われた仮面に赤子だった彼を生贄に捧げたからでしたにゃ🎈
何も知らない赤子の彼、それを身に宿す母親
このままでは、呪いの力で赤子の彼が生まれる前に命を落としてまう!!
その時に彼の命を紡いだのは、世間から忌み嫌われ恐れられていた
亡霊たちでしたにゃ👻
この亡霊の正体は映画を見てのお楽しみにゃんですが、
この物語から私が感じたことは次の事ですニャ👓
本来、無条件で味方になるハズの存在が敵に回り
逆に、敵として認知されるハズのものが味方ににゃる
この世は、いつも見えているものが全てではにゃい。
目に見えないものたちにも目を向け耳を傾ける👂
少なくとも、そう努力する事は大切である!
という事ですニャ(#^^#)
2.友魚の名前について
友魚は生まれた時に与えられた名前を
琵琶法師の師匠との出会いによって変えて
友一にするのですにゃ⛵
そして、犬王と出会い活動を共にすることで
「共にある」という意味を込めてともあり友有と
更に名前を変える。
ですが、政治の動向によって彼らの音楽は否定され、
結局、友有は斬首されますにゃ。。
その最後の時に、彼は「私の本当の名前は友魚」と叫んで
命を落とすのですにゃ🎈
私は何故、彼が最後に名前を戻してしまったのか
イマイチ分かりませんでしたにゃ。。
仲間も曲も全て奪われて絶望した結果なのかも知れませんが、
400年の時を超えて、犬王の魂が「名前を変えたから探すのに苦労した」
と言って彼を迎えに来るのですにゃ🌈
その場面で、二人は幼子の出会った当時に戻り
友魚は琵琶を演奏し、犬王も異形の姿で踊り
芸術と言う形で彼ら自身の想いを、そして魂を天に昇華させるのですにゃ👼
私も実は、親に与えられた名前をいずれ、変えようと考えていて
名実共に「ねこ(音子)」として活動できるように
奔走していますニャ🍡
「誰も名前を呼ばないから、自分で名前を決めて
名乗るのさ!!」と幼い犬王は友魚と初めて出会った時に
語るのですが、このセリフが凄く好きですにゃ💕
3.創作の自由について
先にも少し書きましたが、平安時代は政治を担う者が
全ての実権を握っており、芸術もその対象でしたにゃ。。
つまり、お上がNOと言えば、どれほど民衆から支持を受けていようが
有無を言わさずNOににゃるのです。。
そんにゃ時代から考えれば、今の時代はパソコンやスマホ一つで
布団や椅子の上で、自分の想いをこうして綴る事が出来ますニャ🌸
本当に、有難い!!
有ることが難しいと書いて、文字通り、有難い時代ですニャ🌌
こんにゃ時代に生を受けて、環境も整えられている中
私はこれから何を創り、貴方にお届け出来るのか?
叶うにゃら、少しでも貴方にホッコリしてもらえる
癒しをお届けしたい🌟
それは案外、私自身が求めているものかも知れにゃいけど
自分の求めている優しい世界を貴方にお届け出来れば
創り手冥利に尽きるというものですにゃ(*ノωノ)
というわけで、私自身が気ににゃった物語の要素も含めて
描かせて頂きましたニャ🍵
この3千文字を超えるレビューが貴方のお役に立ったり
可能にゃら「犬王」の認知度に繋がれば光栄ですにゃ🌠
いやぁ、本当に素晴らしい作品ですので
もう一度見たいほどですにゃ(笑)
そんにゃ訳で、本当の最後ですニャ〇
長文をお読み下さり、有難うございますにゃm(__)m🐈
日常と非日常を放浪し、その節々で見つけた一場面や思いをお伝えします♪♪ そんな旅するkonekoを支えて貰えたなら幸せです🌈🐈 闇深ければ、光もまた強し!がモットーです〇