ア、秋
noteからの通知が来た。9月30日までに記事を書くことで連続投稿を17ヶ月に伸ばすことができる、と。
そういえば今月は何も投稿していなかった。なんなら他のSNSも疎かだ。
noteでは日記を書いたり小説を載せたりしている。月一の投稿は義務ではないけれど、ここまで来たら続けられるところまで頑張りたい。
近況報告をつらつらと書き綴るのもいいけれど、Twitterに投稿するつもりだった下書きに少し付け加えた。
ラジオで「秋の蚊」という季語を聞いた。文字の如く、秋になっても生きている蚊を指す。虫の名前+四季といえば「冬の蝿」しか知らなかった。
ある日、「み」と「ぷ」の間と言えばいいのだろうか。か細いながらも存在感のある音が聞こえたと思ったら、一匹の蚊がパソコンの画面に止まった。なるほどこれが「蚊の鳴くような声」なんだと感心しているうちに、蚊はどこかへ逃げてしまった。
そうして私が痒みに気付いた頃には、脛の辺りがぷっくり膨れていた。
車窓から見える景色。河川敷の斜面の緑にぽつぽつ混じる彼岸花の赤や、こまこまとしたうろこ雲。日差しに反して吹き抜ける風の冷たさ。なんとなく給湯温度を1度上げるようになって、季節の移ろいを感じた。
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