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さびしかったJean

今朝、おいしくない青汁にあまりすきでない甘酒を足したらおいしかった。

TM NETWORKの「Jean Was Lonely」という曲がある。

その歌詞の中に「マイナスとマイナスプラスになるさ」というフレーズがでてくる。この部分は当時、正の数、負の数を習いたての中学生には刺さるところであったのだ(乗数のときね!)。
今日の実体験、青汁(味がマイナス)と甘酒(私的にあまりすきでなくマイナス)でイコール、プラス(おいしい)。

やったね。歌詞のとおりである\(^o^)/

作詞は脚本家の坂元裕二さんで、都会の雰囲気が漂うような展開のような気がして、当時中学生だった私はとても大人だーと思ってた。まあそれは当時のTMのカラーのようなものだったとも思う。当時坂元さんは20代だったのだからすごいな。
作曲は小室さんである。

Jean Was Lonely   
作詞:坂元裕二 作曲:小室哲哉 

帰らない誰かを待ちながら君は 風の吹くたびにふりかえる
夢の忘れ物が色褪せて いつも涙のベールで愛を隠すよ
黄昏色(たそがれいろ)の髪 囁きのキスは かかとを上げて 違う誰かに
そんな君でしかいやせない傷を 僕ら分け合おう
Won't you send me smile again

JEAN 悲しみと悲しみ 重なるときに
JEAN マイナスとマイナス プラスになるさ

君の瞳に映れば はじめて夕日が悲しく見えたよ
Let's me love you wow wow
引き裂かれた心は 最後に笑顔を連れてくるのさ
Never wave good-bye

JEAN 今夜僕が君を求めるように
JEAN 明日君が僕を求めるように

Can't help falling in love
Without you I can't live
Cry on your tender eyes
wow wow wow wow
君は一人でもう歩けるかい あの夜に夢を見たかい

Inside your broken heart
Two hearts beat as one
We can be together
wow wow wow wow
君は一人でもう歩けるかい あの夜に夢を 見たかい

TMN(TM NETWORK) 1991年発売オリジナル・アルバム「EXPO」収録曲


そして正調小室節なので(なにそれ)ちゃんと「WOWWOW」が入っている。隠れた名曲。

タイトルに出てくる「Jean」は、「ジェーン」と読ませるはずだったが、ボーカルの宇都宮さんが「ジーン」と読んだのでそのままジーンになった、と、どこかで読みました。どこかとはどこでしょうね。

そしてそれはさておき、ふと、今日気になったのはタイトルのこと。

「Jean Was Lonely」なのである。
けっこう不思議なタイトルではないだろうか?
ジーンはさびしい、ではない。
ジーンはさびしかった、なのである。
おそらくジーンという女性はさびしかった。

過去形。
だから今はもうさびしくないのだ?(誰)
いやなんだか歌詞から見るに今もさびしそうな気もしてくる。

さびしかったジーン。
でも、いまはもうさびしくないのかな。

今は一人だけど誰かと心が通い合った時があったの?
ほんとうはずっと 「Jean has been lonely.」かもしれない、
でもそれを知ったジーンは
いまはもうあんまりさびしくない、
といいね。
的なことがふくまれているのでしょうか。
どうでしょうか坂元さん。


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