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48.8

48.8% これは2019年7月21日に行われた参議院選挙の投票率。有権者の半数以上は権利を放棄しています、もちろんなかにはアクシデントや不調のためにどうしても投票することができないかたもいらっしゃったでしょう。議員の仕事は私たちの代わりに国の会議で討論したり提議したりすることです。ですから代議士なのですが、自らの意見を代わって議会にあげてほしいと思わない(自らの意見を持っていない)かたが国民の半数なのです。

”意識の高い”と目されるスウェーデンやオランダ、いずれも投票率は80%を越えるようです。しかもオランダは平日水曜日に選挙は行われるようです。生活文化としてしっかりと選挙というものが根付いているのだと思われます。

選挙に関心がないということ、政治に関心がないということ、これには現政府としても問題があると感じています。そして一番大きなものが教育です、家庭や学校でその意義や仕組みをしっかりと伝えてきたのでしょうか。社会の仕組みそのものをリデザインすることが求められているのではないかと感じています。

日本はいま6人に1人が貧困、2050年には国土の6割が無人化、2060年には現在の人口の6割になり、不吉な6が並びます。そして、集団的自衛権(他国の紛争にも参加できるようにする)や原発処理など、未来に繋がる大きな課題をいくつも抱えています。いま動き出しても実現できるのは数十年後、いま動き出さなければ数十年後も路頭に迷ったまま。

たった一票ですが未来を明るいものにするたったひとつの道、それが投票。とても残念です もっともっと関心を持てるような発信を私にも求められているという自戒を込めて。


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