声が出ないから気づいた夫との関わり方
しばらく喉の炎症で声を失っていた。
始まりは年末の風邪で、それがぶり返して先週の木曜日にまた声が出なくなった。
商売道具なので、声が出ないと私のメンタルはひどく落ち込み何もやる気が起きなくなる。
そんなこともあり、noteをやる!
と決めたにもかかわらず全然書いていなかったので、声が出ない間のことでも書こうと思う。
突然だが我が家は会話が多い(主に私が話してる)、突如歌い出す(主に私が)という感じですいつも声が溢れているのだが‥ここしばらくの我が家はとんでもなく静かだった。
だいたい主に私が声を発しているのでそりゃそうだが、夫も結構うるさいタイプである。
なので、夫がずーっとうるさくしてても良いはずなのに、我が家は静かだった。
1人が喋らないと、もう1人も喋らないんだな‥なんて思った。
そう言えば、バイト先でも私の声が出ないので周りもつられて小さい声やジェスチャーで会話したりして静かになることが多々あった。
たった1人の静かが伝染してみんな静かになるの、面白いなぁなんて思った。
みんなは声が出るので、ジェスチャーで会話しなくても小さい声じゃなくてもいいのに。
不思議である。
それは置いておいて、我が家の話に戻すが‥会話は減りとても静かになり、必要最低限以外のことは話さなくなった。
そんなこんなで静かに過ごしていたら、なんだか快適であった。
話せないので話さなくていい、というその気持ちで私の心はなんだか楽になったのだ。
というのも会話は楽しいが、意外と夫がいるのに話さないのもなぁ‥と気を遣っていたらしい。
ずっと今までどうやら私は、無言なのも居心地が悪いだろう‥と別に頼まれてもないのに話しかけていたのだ。
話したい事があって話していたところもあるが、賑やかしに話していた節もある。
夫はそうやって私が話していた事には前々から気が付いていたらしく、無言も別に気まずいと思う事はないし自分の存在に気を使う必要はない。
と言われていたが、なんか、気を使うなぁとおもっていた。
でも、今回の事で知った。
別に話さなくても気まずくない事を。
同じ部屋にいるが、別行動をし、存在はあるけど無い感じ過ごす事ができるのか私たちは‥
なんて思ったりして感動した。
こんな事でもないと、やってみる事はない無言の生活。
やってみたら意外と、いけた我関せずの関係。
別にこれは仲が悪いとかではない、ずっと一緒にいたら会話もなくなるというもので‥その中で無理に会話を発生させなくてもいいという話である。
今回声が出ない期間があった事で、新しい関わり方を見つけられたので私としてはとてもよかった。
声が出ないのはとても良くないが、その中でもいい事が一個あった事は救いだろう。
ピンチをチャンスに‥なんか違うかもしれないけど今後もそんな感じで新しい発見を見つけて行こうと思う。
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