去年気に入った服がなぜ今年着たくなくなるのだろ
衣替えの季節。
いつも疑問に思う事がある。
その疑問は。
あんなに去年好きだった服が、なんか変だなとか思い出すあの現象は何なのか?
と言うものだ。
みんな一度は経験した事があると思う、毎年そうだよって人もいると思う。
あれ?似合ってなくない?
こんな色してたっけ?
みたいな違和感を持ってしまい、結局着ないままワンシーズンを終え、断捨離されてしまう。
私はブランドの服を持っているわけでもないので売れもしないし、なんか勿体無いなーと思うのだ。
そんな事なく3年ぐらい着倒されて、寿命を持ってさよならする服もあるのだけど‥この違いは何なのだろう?
と、考えて気づいた事がある。
全部統一して、可愛い系なのだ。
私は、
であることはお伝えするが、大体昨年、まだこんな風な可愛いのを着たいな‥と足掻きを込めて購入した服はやはりその翌年似合わなくなる。
何と悲しいことだろう‥
結局去年ギリギリ着れただけで、今年はもう適齢期を過ぎてしまった‥と言うわけだ。
そんな時、昔言われた
「年齢が‥とか考えなくても好きなのを着ればいいのよ!勝手に似合わなくなるから」
と言う言葉を思い出す。
20代の頃は自分で着られるかどうか判断して‥イタくならないように‥と考えていたが、そんなの取り越し苦労である。
そんなの考えなくても、本当に年齢を重ねると似合わなくなる時がくるのだ。
考えたってわからないものが、具現化する瞬間が来るのだから、本当に若い方達はそんなのを考えなくても直感を信じて着たいものを着てほしい。
私も試着して行けそうなら、直感を信じて着たいものを着ようと思う。
と言うのも私は、その辺りを考えすぎて20代地味な服しか着てこず今になって後悔をしている。
周りに着た方がいい!と言われ、やっと気持ちが切り替わり着始めた時にはもう30歳。
選べるものは減った。
20代前半って、多少の髪色も多少の無茶な服も似合ってしまうもので‥若さというのは何にも変えられない力を持っている。
それを失っていくことへ未練はないが、出来たらあの頃無茶しておけばよかった‥と、考えてしまうことはあるもので‥
ああ、きっとあの人もそんな気持ちで私に言ったのかも知れないな‥と思うと、ちょっと若い方にお告げをしたくなるのがおばさん心。
うるせー
と思われるんだろうし、私も思ってた。
でも、今ならわかる。
これは、本当の本当の本当。
もちろん、違ったなーってことも多いけど、間違ってないなってこと割とあるから後悔する前に聞いといた方がいいぞ!って思う。
特に見た目に関することは、取り戻せないことってあるように思う。
音楽を始める!スポーツを始める!語学を始める!
若い時のようにはいかないかもしれないけど、始めるのに難しいことは無いように思う。
だけど、ぴちぴちツルツルのお肌や髪でないと似合わない物というのは存在する。
これは悲しい事に、存在してしまうのだ。
だからこそ、今でしょ!のテンションで着たいものを着た方がいい。
そうでないと、せっかく買った服もワンシーズンで終わりを告げてしまうような程ギリギリを歩く事になり、年々どんどん着られないものが増え、あーあ‥と落胆する事になる。
と、ワンシーズンでさよならした服達を見て私は思った。
もったいないと言われそうだし、思うけど、だけど強く着られないよりよかったとも思う。
ギリギリに間に合ってよかった。
もう無理になるまで諦め続けなくてよかった。
それだけは言えるので、まあいいか。
そう考えたって悲しいから、長く着れるうちに是非とも着たい服は着ておいた方がいい。
諦めそうな服があったら一回着てみてほしい。
行けそうなら買ってみてほしい。
それがのちの後悔を一個無くす事になるかもしれないからさ。
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