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【リーフティーの始め方】紅茶を楽しむのに必要な道具は?

今日は、「リーフティーの始め方」についてお話しします。

まず、こちらの記事で解決できるお悩みはこんな感じです。

☕️この記事で解決できること☕️
■ リーフティーって何?ティーバッグとの違いは?
■ リーフティを淹れるのに必要な道具は?
■ 必要な道具はどうやって選ぶ?
■ オススメの道具が具体的に知りたい!
■ 紅茶を趣味にするとどれくらいお金がかかる?

紅茶の道具は色んなものが販売されていて、1つ1つ調べて選ぶのは正直大変ですよね。

ぜひ、この記事を読んで、今お持ちの疑問を解決しましょう。そして、気に入った道具を揃えてリーフティーを始めてみてくださいね。

紅茶は、わたしたちの生活に穏やかな時間をつくってくれるステキな趣味ですよ。

⑴リーフティーの魅力

最近、紅茶を趣味にしています。

リーフティーをいれて飲みくらべするのですが、
茶葉ごとに、味や香りが全く違うのが面白いです。

例えば、苦味の強弱を感じたり、甘い香り、スモーキーな香りに癒されたりと五感で楽しんでいます。
くわえて、お茶菓子の相性も様々で、日々発見があるのも魅力です。

また、すこし視野を広げて、
紅茶=お茶の一種 として考えると、
世界中に、たくさんのお茶があり、
色んなものを探索できるので、長く楽しめます。


そして、なにより、美味しいのです。

紅茶はおいしく、世界を広げてくれる趣味です。

きっかけは、友人を自宅へ招くのに、
紅茶のティーバッグを切らしたことでした。
『美味しい紅茶』とネットで調べたところ、
「めちゃくちゃ種類があり面白いな」「リーフティーを飲んでみたい」と思ったことです。


⑵リーフティーとは? ティーバッグとの違い

リーフティーは、茶葉をそのままポットにいれて、
お湯をそそぎ、蒸らして飲むものです。

リーフティーの特徴はコレ👇
 ■ 茶葉がバッグ(袋)に入ってない
 ■ 茶葉がジャンピングする 
 ■ 淹れるのにポットが必要
 ■ 茶葉の分量が調整できる
 ■ コスパがいい
 ■ 後片付けはちょっとめんどくさい

ティーバッグとリーフティーの違いは、
簡単にいえば、茶葉が袋(バッグ)に入っているのか、入っていないのか、ということです。

リーフティーは茶葉がバッグに入っておらず、パラパラの状態です。
対して、ティーバッグは名のとおり、茶葉がバッグに収まっているものを指します。

実は、両者に使われる茶葉は同じです。
ただし、バッグの有無によって、お茶の抽出の仕方がちがうのです。

具体的には、リーフティーの抽出では、

『ジャンピング』というものが見られます。


これは、ポットにお湯を注いだ時に、中で、対流がおき、茶葉が上下にフワフワと浮遊する現象のことです。
バッグに入っていない茶葉は自由に動くができるためこのような現象がおこります。

ただ、ジャンピングは、やみくもにお湯を入れればおこるわけではありません。

ジャンピングの発生には、いくつか起こりやすくなる条件があります。例えばこんなことです。
・適切な量の茶葉をつかう
・適切な量と沸騰したての酸素を含んだお湯を注ぐ
・形状が丸いポットをつかう

そして、この条件をみたしてお茶を抽出すると、
結果として、ジャンピングがおきます。
そして、茶葉1つ1つにしっかりとお湯が染み、色、香り、味を余すことなく抽出できると言われています。

つまり、ジャンピング=良い抽出の目安=美味しい紅茶になると考えることができます。

また、ジャンピングは見た目も幻想的で、ポットで紅茶をいれる楽しさを生みだしてくれます。

わたしは、ジャンピングが始まると、茶葉たちがクルクルふわふわと動く様子をぼーっと見てしまいます。なんて穏やかな時間なんだろ〜と幸せを感じる瞬間です。

【ジャンピング】茶葉が上下に浮遊している


一方、ティーバッグに入っている茶葉は、小さく裁断されているものも多いです。

これは、バッグという狭いスペースの中でも、効率的にお茶を抽出するための工夫です。
リーフと同じように、香り、味、色を十分に出せるように茶葉の在り方を考えて作られています。

ティーバッグの良いところは、カップ1つあれば、誰でも手軽に紅茶を淹れることができ、後片付けもとても簡単な点です。

そのため、忙しい日々のスキマ時間で、紅茶を楽しみたい方にはオススメです。中でも、抽出効率のよいティーバッグを使うことで一段レベルアップしたおいしさを味わえるかと思います。

リーフとティーバッグどちらが美味しい?
実は、どちらが美味しいとは言い切れないんです。
紅茶のおいしさは、抽出方法以外の要因も大きいと言われています。例えば、以下などですね。
①茶葉の種類やグレード
②お湯や水の状態、硬度
③使用するポットやカップ

ただ、味の調整がしやすいのはリーフティーです。「美味しさ」とはいっても、
人により苦味や濃さの好みはちがいます。
茶葉の量を変えることで、より好みの状態に近づき、美味しいと感じることができるでしょう。
コスパがいいのはリーフティー
同じ茶葉を使用している場合、リーフティーのが安く購入できることが多いです。
リーフティーは茶葉のみの販売になりますが、
ティーバッグは袋代や詰める作業が伴います。
そのため、リーフティーとくらべると少し高くなります。


⑶紅茶を趣味としたときにかかる費用

趣味として長く続けるなら、どれくらいの費用がかかるかを知っておくことは大切ですよね。
わたしの実例を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

茶葉代  600円/月 
※50gで700円くらい(20杯分)
※頻度 4杯/週 → 16杯/月

始めだけの出費 4110
① ポット 2,500円
 ※2人用
 ※ガラス
 ※茶こし付き
② 電子はかり 1,200円
③ ティースプーン 110円
 ※5本set

初めに一式集めてしまえば、月々かかる費用は茶葉代のみです。
茶葉は高いものからお手頃なものまでたくさんありますが、50g700円程度のもので十分美味しく楽しむことができます。
上の例ですと、1杯35円程度なので、お店で飲むよりお手頃かと思います。

※上の計算は、1回目の抽出だけを飲む計算になっています。わたしは2回目もいただくことが多いので、1杯あたりはもう少し安くなっているかと思います。


⑷リーフティーを淹れるのに必要なもの

それでは、リーフティーを淹れるのに必要な道具や食器を紹介していきます。

まず、必ず必要なものは以下です。

〇ティーポット
※ポットに茶こしがついていない場合は茶こし
〇ティーカップやマグカップ
〇茶葉
〇水
〇はかり
〇時間をはかれるもの(タイマー)
です。


⑸道具や食器の選び方

わたしが、道具などを揃えた時のことを振り返って、選ぶ基準を考えてみました。

実際にわたしが使用しているものを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、茶葉の選び方※ついては、ボリュームが大きいので別記事にまとまっています。
よろしければこちら👇もご覧ください。



■機能をみて選びたいもの■

性能とコスパをみて選びたいものになります。

〇ティーポット
※ポットに内蔵されていない場合は茶こし
〇はかり


■好みを重視して選びたいもの■

こちらは、自分の好みと一致するか、触った感じが好きか等で選んでもいいかと思います。
その後、長く続ける中で性能の良いものを揃えていくのがいいのではと感じました。

〇ティーカップやマグカップ、ソーサー


■あるといいもの■
(趣味として続くなら揃えたいもの)

無くても紅茶は入るけど、あると紅茶の時間が豊かになるものを紹介しています。

茶こし ※ポットについていない場合は必要
タイマー
ティースプーン



それでは、ここから、それぞれの選び方を
具体的に説明していきますね。


 - - - 機能をみて決めたいもの - - - - - -

【ティーポット】

抽出の過程では、ティーポットをどんなものにするかはとても大切です。機能をみて選びましょう。
おすすめの選び方は、
次の1)~ 4)を調べて購入することです。

1)フタ付きの容器であること
茶葉を蒸らして抽出することで美味しいお茶になるため、フタがあるのは最重要です。

2)陶器かガラスかは重視する性能で選ぶ

陶磁器製
•保温性に優れており、しっかり蒸らしてくれる
•紅茶を冷まさず、暖かいものを飲める
•エレガントな雰囲気

ガラス製
•中で茶葉がうごく様子、ジャンピングや紅茶の色がみれる
•軽い
•スタイリッシュな雰囲気

わたしは、ガラス製を使っています。
選んだ理由は2点あり、ジャンピングを見たいのと、茶葉が沈むの確認したいからです。
あとは、単純にスタイリッシュな見ために惹かれたというのもあります。

理由2つ目の “ 茶葉が沈むのを確認したい ” というのはどういうことかと言うと、
紅茶は、蒸らすときに、抽出が不十分であると茶葉が浮きます。
そして、抽出がおわると茶葉が沈むといわれているんですね。
十分な抽出は、紅茶のおいしさに直結します。
ガラス製の場合、茶葉の動きがよく見えるので、初心者のわたしには使いやすそうだなと思いました。

ガラス製を使ってみての感想
『抽出の過程』を目で見て存分に楽しめているので選んで良かったなと思っています。

お湯を注ぐと、茶葉がフワフワと浮遊する様子や、ゆっくりと底に沈んでいくところが見えます。
さらに、各茶葉から出る色の違いもわかるので面白いです。
十分に抽出されたおいしさを味わうことができています。

体感として、すぐにお茶の温度が下がってしまうということも無いです。
冬場など寒い時期は、保温のためにマットを購入してもよいかと思います。

気を付けたい点は、ガラス製ですので、水垢がつくと目立つことです。毎回、丁寧に洗って乾かすようにしています。

3)形が丸いこと
茶葉は、ジャンピングしながら広がり、お茶のおいしい成分をだしています。
このジャンピングは、ポットが丸みをおびているものほど起こりやすくなると言われています。
このため、形状は丸いものがおすすめです。

4)飲む量に合ったサイズ
ティーポットが淹れる量に合ったサイズであることも大切です。
少量しか淹れないのに、大きなポットを使ってしまうと、底の方に茶葉が溜まってしまい、抽出の効率は下がってしまいます。
1人〜2人分なら〜500ml
3人〜4人分なら〜700ml
で十分なサイズといえるでしょう。

ちなみに、わたしが使用しているのはこちらです👇

KINTOさんのUNITEA(ユニティー)460mlです。
KINTOさんは、デーブルウェアやドリンクウェアのメーカーです。使いやすさとデザイン性を兼ね備えた商品を作られています。
シンプルだけど心地よいデザインがわたしは好みです。

こちらのティーポットは、茶こしとフタが一体化されています。別で用意しなくていいので楽です。
黒い部分はパッキンで、ガラスと密着するので、フタに手を添えずとも、片手で紅茶を注ぐことができます。
また、非常に軽く、口も大きいので洗いやすいです。
形は丸く、ジャンピングも綺麗にでるので、とても満足していて、サイズ違いの720mlも買いました。
こちらは、友人が家に来た時に使っています。

キッチングッズやインテリアを扱う、KEYUKAさんからも、紅茶関係のグッズがたくさん販売されています。
機能美、見た目の美しさ、コスパの三拍子が揃っているのがKEYUKAさんの商品の特徴です。
さらに、店舗も多いので、店頭で気軽に手に取って感触を確かめられるのも良い点ですね。
オンラインサイトに掲載ないものも店頭では見かけました。色やサイズの展開も豊富なので、ぜひ店頭へ出かけてみることをオススメします。


【はかり】

•0.1gまで量れるもの
•小さく収納しやすいものでOK

そんなにこだわる必要はないと思います。
正しく量れるものであれば大丈夫です。
茶葉の量を正しく量ることはとても大切で、
茶葉が多いと渋くなり、少ないと旨味が感じられなかったりします。
使いやすく手頃なものを探してみましょう。

わたしはこちらを購入しました。
メタリックな色合いでシンプルなデザインが気に入っています。薄く、場所を取らないサイズ感も良いです。



- - - 好みを重視して選びたい- - - - - -

【ティーカップとマグカップ、ソーサー】

正直、好みでいいと感じています。
多様なの形やデザインがある食器類は、これが正解みたいなのは無いと思います。 
そもそも、紅茶は趣向品なので、ルールに縛られるよりも、自分が「好き」「美味しい」「楽しい」と感じられるのが1番です。

ただ、一説では、飲み口の広さなどの形状や保温力によって味が変わると言われているのも事実です。
まずは、自分が気に入ったものを使ってみて、
その後、おいしさの追求のために、新しいものを購入したり、比べてみても面白いかもしれません。

わたしは、もともと自宅にあった、コーヒーカップやマグカップで飲んでいますが、マグカップの方が冷めにくい気はします。
新しく、購入するなら、KINTOさんから出ているようなクリアなセットが欲しいな〜と思ってます。
紅茶の色が綺麗に見えるのがいいなって感じですね。
容量も〜300mlくらいの小ぶりなものがいいです。



- - その他あるといいもの- - - - - -

【茶こし】

ティーポットに茶こしがついていない場合は、
必ず茶こしが必要です。

•メッシュが細かいものがおすすめ
•穴が少なすぎないもの

メッシュが荒いと細かい茶葉をひろうことができません。また、穴が少ないと、紅茶が滞留してしまう時間がでてしまいます。
お手頃なもので使いやすいものを購入しましょう。



【タイマー】

3分〜5分くらいはかれるものが必要です。
紅茶を蒸らすときに、時間をはかるのに使います。
わたしはスマホのタイマーを使っていますが、
喫茶店などでは、砂時計を使うこともありますよね。
砂時計は、見た目がおしゃれで、紅茶がはいるまでの穏やかな時間を演出してくれるので、好みで揃えるのもいいかもしれません。


【ティースプーン】

茶葉を缶や袋から取り出したり、紅茶をクルクルと混ぜたりするのに使用します。
コーヒースプーンとは別のもので、ひとまわり大きなものになります。

わたしは、自宅にちいさなスプーンがなかったので、
100均で5本セットを購入しました。

おしゃれなデザインのものもたくさんありますので、
機会があれば、気に入ったものを揃えたいと思ってます。



⑹紅茶を楽しむ上で気をつけたいこと

わたしが紅茶を趣味として楽しむなかで、
「これは気をつけたいな」と意識していることがあります。
それは、カフェインを摂りすぎないようにすることです。

紅茶には、苦味成分であるカフェインが一定量含まれています。
そのため、美味しいからとガブガブ飲んでしまうと、
人によっては、身体に不調をきたすことがあります。
例えば、胃痛や吐き気、肌荒れ、不眠などですね。

わたしは、消化器系があまり強くないので、上記のような症状を経験することが時々あります。
そのため、紅茶を何日も続けてのむのは控えています。
また、寝る前はデカフェの茶葉を使うようにしています。

こちらの茶葉は、苦味とコクは少なめですが、香りはとてもよいですよ!

カフェインに強い•弱い体質は人それぞれですので、
自分の身体と相談しながら、紅茶を楽しんでみてください。

紅茶は何杯くらいのんでもいいの?
紅茶のカフェイン有含量は、30mg(100mlあたり)です。
成人では、1回当たり200 mgまでのカフェイン摂取は、健康に悪影響を与えることはないいわれているため、650mlくらいであれば問題ないといえるでしょう。
※妊娠中の場合は異なります
参考:内閣府食品安全委員会「食品中のカフェイン」H30



まとめ

この記事では、こういったことを解決いたしました!

☕️この記事で解決できたこと☕️

■ リーフティーって何?ティーバッグとの違いは?
バッグに入っていない状態で淹れるのがリーフティです。抽出では、ジャンピングがおこるのが美味しい紅茶が入ったサインです。

■ リーフティを淹れるのに必要な道具は?
必ず必要なのは、ポット、ティーカップ、はかり、茶こし、茶葉、水、タイマーです。

■ 必要な道具はどうやって選ぶ?
ポット、はかりは機能をみて選びましょう。
食器類は好みで選んでも大丈夫です。

■ オススメの道具が具体的にしりたい!
わたしが実際に使用している道具がすぐに購入できます。よかったら参考にしてみてくださいね!

■ 紅茶を趣味にするとどれくらいお金がかかる?
1ヶ月あたり茶葉代600円くらいです。



こちらの記事は、以下を参考に作成しています。

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