「だからだ!」これはすごいカレー!
マーケティングにはとても重要な原理原則があります。
それは
「たったひとつの商品ですべてのお客さまを満足させることはできない」
という原則です。
「検索」することがあたりまえになってしまった世界で、お客さまは目の前にある商品の中から、自分のニーズや価値観に合ったものをみつけるのではなく、自分のニーズや価値観をベースに商品を検索するようになりました。
そして、その状況に呼応して、さまざまな種類や、さまざまなコンセプトの商品が出現しました。
ではすべてのお客さまを満足させることができるラインナップはそろったのか?まもなくそろうのか?と言えば・・・・
おそらくそんな日は到来しないのではないかと思います。
それほどまでに人が商品を購入する理由は単純ではないからです。
ありそうでなかった商品は今も誕生し続けています。
そして私たちの仕事や生活に豊かさをもたらしてくれています。
そうした事例は、まだそこに新商品開発のチャンスがあることを示し、そして私たちビジネスに勇気を与えてくれます。
新商品は私たちに夢を与えてくれます。
特別な体験の期待を感じさせてくれます。
私はそんなありそうでなかった新商品と出会うことを、いつも心から楽しみにしています。
DACARADAカレーとの出会い
さて、先日、管理栄養士さんたちのグループ(栄養士戦隊☆)が考案されたカレールーが発売されました。
その名前は『DACARADAカレー』。
まだおそらくネットでしか販売されていません。
・ 管理栄養士監修
・ 小麦粉不使用
・ 動物性脂質不使用
そのキャッチフレーズから連想するのはおそらく「カラダにいいカレー」ではないかと思います。
そしてDACARADAカレーを自分で調理して、(自分で体験してみないと気が済まない 笑)自分で食べてみて、そして家族や子供たちにも食べてもらってその真実が判明しました。
「カラダにいい(だけの)カレー」という予想を超えてDACARADAカレーは美味しかった!
「大人でも子供でも安心して美味しく食べられるもの「食」を通じてコミュニケーションが生まれるものを作りたい」という監修した栄養士戦隊☆のみなさんの想いから生まれたありそうでなかったカレールー。
「カラダにいい素材を使う」という譲れない志が開発の出発点にあったのだと思います。ですがカラダにいい素材だけを使えばいいとういう妥協はなかったのだと思います。そんなカレールーでした。
DACARADAカレーは動物性脂質を捨てました。
そこで課題となったのが旨みやコクを出す方法だったそうです。
開発の過程ではおそらくたくさんの試行錯誤が行われたのだと思います。
試行錯誤の結果、トマト、椎茸、昆布から旨みを、果物から甘味を、それに味噌などの発酵食品を加えることを考案。そして、到達したのが美味しいカレーだったのだと思います。
DACARADAカレーはOLIVE JAPAN 2017で銀賞を獲得したエクストラバージンオイルが使用されています。
小麦粉の代わりに米粉を使用することで、「和」の食材との相性がいいカレーになりました。
試食会では鯖焼きがトッピングされたカレーが振舞われ、多くの方が大絶賛されていました。
私はノーマルの野菜カレーを作り、最終的には個人的に大好きな「納豆とオクラ」をトッピングしていただきました。個人的に大絶賛です。笑
繰り返しますがすごく美味しいカレーが作れました!私でも。
(決められた量の野菜をカットして、炒めて、決められた分量の水を入れ、決められた通りの時間だけ煮込んだだけですが。笑)
私はいつかどこかで「カラダにいいってことは美味しくない」なんて、おかしなロジックを自分の中で作り上げていたのかもしれません。
「カラダにいいってことは美味しいってことだ」
DACARADAカレーとの出会いは、そんな風に自分の中の考えを書き換えるきっかけを作ってくれました、また「食」そのものにも改めて興味を持つきっかけとなりました。
子供たちにDACARADAカレーのことを教えてあげたり・・・
考えてみれば確かに「食」を通じてコミュニケーションが生まれてましたね。
これからは脳だけではなく、カラダすべてで幸せを感じられる「食」を自らが選ぶ選択力をつけていかなくてはなりませんね。自分のために、家族のために、未来のある子供たちのために。
ご興味がある方はぜひ。