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アイデアのつくり方

おはようございます(*'ω'*)森本輝線です。

 大変お待たせ致しました!
2作目の作品紹介の時間です。

 長編ものを紹介するか否か迷いましたが最初はページ数自体は少ないけれども内容の濃い著書!を紹介していこうと思いました!(^^)!

 もしコロコロ変わったらごめんなさい<(_ _)>

 と、いうことでタイトルにある通り、今回はこちらをご紹介していきます!

『アイデアのつくり方』

著:ジェームス・W・ヤング
訳:今井 茂雄
解説:竹内 均
発行:1988年4月8日

値段:800+税

読みやすさ:★★☆☆☆

オススメ度:★★★★⭐︎

↓URL


 この本は、アメリカ最大の広告代理店・トムプソン社の常任最高顧問にして、アメリカ広告代理業協会の会長等を歴任。広告審議会(AC)の設立者で元チェアマンなど様々分野において実績のある広告業界の重鎮『ジェームス・W・ヤング(1886-1973)』の残した言葉を日本語訳にして残した著書です。

なっが( °_° )

 何が特徴的かというと『アイデアの作られる過程を明確に5段階に分けた』という点です。

 後に記述しますが発明とも呼べる内容であり、頭ガチガチの人間が当時欲しがったのもわかるものでした。

 ただ最初にこれだけは言っておきたいのですが…

『とにかく読みずらい!』

 正直
『100ページくらいだしすぐ終わるでしょ~笑』という気持ちで読みました。
私は全然進みませんでした…笑

 意味の理解しにくい用語(所謂賢い表現)や『なんでその言葉にフリガナあるのにこっちに無いねーん!』みたいな。そこに関しては私に学が無いのがいけないのですが…苦笑

 『1時間で終わったわ笑』
みたいにささっと読み終わる聡い方がいらっしゃればご一報お願いしますm(__)m

どうか愚かな私めを叱ってください(;^ω^)

 『どうしても読めない…』という方がいらっしゃれば
最悪32ページの『アイデアは新しい組み合わせである』という部分からお読みください。一番著者の言いたい部分が書いてあります。

 深堀りしたくなったらまた読み直すと良いかと(*'ω'*)

 その時の自分に合った本、というものがあり、それを探すのもまた読書の醍醐味と私は考えておりますので。

 さて、それでは今回も内容をざっとですが書いていこうと思います。
毎度長々すみません💦

アイデア生成までの過程


様々な表現で、この作中表現されていますがざっと言うとこんな感じです。

それでは①の『情報収集』からお話していきましょう。

 これだけ聞くと『え?何を?どこの?え?』となると思います。
そしてその感覚はある意味で正解です。

 この情報というものは作中において『特殊知識』『一般的知識』と記述されています。

 ざっくり言うと特殊知識は『専門知識』のことです。

 これは医療とかスポーツとかIT系みたいな所謂専門職の専門とはまた少し異なります。

 事務職であろうとその仕事に関わることであればそれは特殊知識ですしアルバイトでも同じです。

 一方で一般的知識とは『この世の全ての情報』と私は捉えています。
ですが一般教養などといった狭い区分のものではなく

・本から得た知識
・自身の人生における経験値(主観的体験)
・他者の話から得た情報(客観的体験)

など全てを含めての知識のことです。

 私は現在たくさんの本を読んでいます。
なのでこれは第一段階の情報収集をしている、ということですね(^^♪

 そして私は本が好きです。
なぜかといえば新しい本には新しい情報が必ずあり、1冊の本は1人の人生の集大成だからです。

『本はおじいさん・おばあさんであり、そのお話を聞かせて頂いている』

といったところでしょうか(*'▽')
そう考えたら会話してるようなものですね!(^^)!

 私にとっては至福の時間です☕

 『だから皆さんも本を読みましょう!』とまでは言いませんが、人と関わるのが好きな方は3つ目の客観的体験の収集としてたくさんの新しい人間関係を作ってこの第一段階を踏んでいけばいいのかなと思います。

 著書には『永久的に続く情報収集』と記述されております。

 つまりこの一般的知識は人生の幕を閉じるその瞬間まで続く情報です。

 誰にでも費やした時間があるのでその時間と情報を誇れるようになりましょう。

 続いて②の情報のまとめに関してです。

 作中では『心の消化過程』と表現されていますが、まあざっくり言うと情報の咀嚼、つまり①で収集した情報をパズルのように組み合わせて模索する段階です。

 私の感覚としてはアイデアが作られる段階においてここが最初に来るしんどい部分だと思います。

 なぜかというとほとんどの場合、ここで答えは出ません。考えて考えてそれでも上手く噛み合わない…でもひたすら、がむしゃらにパズルを解き続ける段階です。

 もしかすると宇宙飛行士が訓練に使用するホワイトパズルのような精神的苦痛を与えられることになるかもしれません…。

 私もホワイトパズルを幼い頃解きましたが最終的に嫌になって白いパズルに絵を描いた気がしますね♪~(´ε` ;)

 ですがここでパズルを擦り合わせ続けることが大切です。

 後書きにて

『ニュートンはりんごを見続けている途中で万有引力に気付いたわけではなく、普段りんごを見続けているが、ふと散歩に出かけた際に気付いたのかもしれない』

とあり、確かにいつ閃いたかの詳細はどこにも無いので一理あるなと思いました笑

 そしてこの後に出てくるものが③の一旦休憩です。

『え…?』

となったそこのあなた!

…私も思います!笑

 正確な表現は少し違いますが簡単にいうと

『考えに考え抜いた後に音楽を聴いたり散歩をしたり、別の世界に触れること』

です。

『考えに考え抜いた後』という部分がキモです。
時間をかけて自分の中で自動的に整理してくれるのを待つ段階です。
最初から休んだら何も生まれません(;^ω^)そりゃそうかー…ちぇっ

 この辺で『あなたどんだけシャーロック・〇-ムズ好きやねん!w』
と皆さん読んで頂いたらツッコむと思うのでツッコミの程よろしくお願いします<(_ _)>

 そうして休むとお待ちかね④のアイデアの閃きの段階に来ます。

 つまり『天才的な人に突然降ってくるものではない』わけです。
著者は『誰にでも出来る部分』と作中で記述しています。

 私達は偉人の④や⑤の部分を見て、そして仕事をサボっているように見える偉人の③を穿った目で見て生きているのだと痛感しました。

 本を読むモチベーションも上がりますね(*'ω'*)

 そして最後の⑤アウトプットです。

 ここがやはり一番の鬼門だそうです。

※正確に表現するとアイデアをどのように市場に持ち込むかとかを考える段階とかそういった話になりますがここではアウトプットとわかりやすく表現しております。

 常人でも出来て、そして勉強し続けてちゃんと休んでいれば確かにアイデアなんてこの世に無数に溢れていますものね。

 作中でもあまり触れられてはいませんでしたが『ここからは各ビジネスややりたいことにこれまでの過程を繋げて自分で生み出して発信しろ』ということなのだと思います。


ここまで5段階を話してきましたが結局のところ

森本輝線の受け取り方


こういうことなんだろうと思います。

 会社員として、特にブラック企業と呼ばれる企業に勤めている人間はここの悪循環にハマってしまいます。

 休めず頭も回らなくなり、でも結果は出さないといけない…。
そんな厳しい状況でもアイデアは降ってきません…。アニメのようなハッピーエンドはいずこ…。

 そんな人にも『あれ、もしかして休んでもいいのか…?』といった理由付けをしてくれる作品でもあります。

 まあ私も休まずに会社員として働き続けて身体を壊した身ですので最近は『休んでも全然良かったやんけぇ!』ってなってます笑

 窮屈になってきている方、何をしても進んでいる気がしない方、仕事がしんどい方に是非読んで頂きたい作品です。

でももう一度言います。


(;^_^Aゼェゼェ

 そんなこんなで第2回はこちらの作品でした。
細かい部分も掘り下げると面白いので良かったら読んでみてください。

それでは皆様最後までありがとうございました。

See you Next time…

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