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事業と人生

EOメンバーのご縁でフォーバル大久保秀夫会長にお話を伺う機会がありました。事前に書籍等で勉強させていただき、当日は個別に質疑応答させてもらうことができました。本当に多くの学びをいただいたのですが、特に2つ。

1、「事業は社会性→独自性→経済生」
これが逆になると、思考も以下のようになります。
経済性(儲かるかな?)→独自性(競合は?)→社会性(法律関係は?)
ただ、これだと一部しか幸せになりません。

企業は成長する中で、優先順位はこの反対になります。
・社会性(この事業は社会的価値があるか)→
・独自性(誰もやらないか)→
・経済性(事業として採算が合うか)

当社の事業も最初は経済性からスタートしました。
2006年創業時、当時無名だった海外OSSツールを日本に持ってくる時に優先的に考えたのは、経済性や独自性でした。
2015年に、Data Analysis for Everyone!のビジョンを制定し、「だれもが当たり前にデータ分析活用できる社会を作る」ことを目標にしました。そしてビジョンに基づいたサービス作りを基本にしてきました。現在、社員の皆さんの頑張りのおかげで、社会性や独自性の高いサービスに成長しつつあると感じており、この事業の意義と責任を更に感じています。

2、「余命3ヶ月と思って生きる」
大久保会長の人生は波瀾万丈でした。だからこその死生観を持って生きられ、そして最高の生き方をされていると思います。幸い私には、まだ死を意識するような事故や病気はありません。
しかし、そのために自分が生きる1日の意義を心から考える機会も無くしてきたのかもしれません。

皆さんは余命3ヶ月と診断されたら、何を想い、何をしますか?
本当に大切なものが見えてくるとても深遠な問い。
私も定期的に自らに問うていきたいと思います。


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