見出し画像

【遊戯王】対話する陰キャデッキ・オルターガイストのすゝめ【マスターデュエル】

2022年1月18日、『遊戯王 マスターデュエル』(基本無料)がリリースされました。(今さら)

週刊少年ジャンプの神マンガ『遊戯王』のカードゲームをデジタルで遊べるこのタイトル。マンガやアニメで活躍したあのかっけーモンスターや、紙のカードでしか触れなかった楽しげテーマデッキなどが、基本無料で使えるようになる夢のゲームです。

プレステ・Switch・XBOX・PC・スマホとあらゆる媒体でプレイできるのが特徴で、世界中のプレイヤーとネット対戦できるわ、ソロモードも充実してるわとすさまじく気合いの入ったタイトルです。

今日はこの個人的ゲーム・オブ・ザ・イヤー当確タイトルで僕が使っているデッキ「オルターガイスト」を、このデッキをよく知らない決闘者向けに紹介していきたいと思います。

画像2
画像3
画像4

オルターガイストで3期連続プラチナ1達成。遊戯王の対人戦はマスターデュエルが初めてだけど、このゲーム楽しすぎる。

1.オルターガイストってどんなテーマ?

・ウザい!
「オルターガイスト」は低ステータスながら強力な効果を持つモンスターと、専用の罠カードを主軸にしたカード群です。最大の特徴は、(本来なら行動ができない)相手ターンにも動きまくれるところ。

遊戯王の罠カードは相手のターンにも効果を発動できるので、それを活かした妨害やモンスターの展開など、とにかく相手の手番に割り込みまくって嫌がらせをするのが基本戦術です。(おかげで「陰キャデッキ」と呼ばれています)

・安い!!(テーマ内カードは)
マスターデュエル内での話です。このゲームはカードごとにレアリティが設定されていますが、このデッキに要求されるUR(最高レアリティ)は、デッキに1枚しか入れられない「オルターガイスト・マルチフェイカー」だけです。めっちゃ組みやすいです。

ただ主軸となる罠カードを完璧に揃えようとすると、必要URは増えます・・・。それでも妥協構成はできますし、高レアで固めがちなEXデッキも必須といえるカードはSRの「オルターガイスト・ヘクスティア」だけなので、やはりお安く組めるデッキだと思います。

・楽しい!!!(相手ターンに動けるから)
ぶっちゃけマスターデュエル環境、敵ターンの展開が長すぎてダルいです。平気で5分は待たされて、スマホいじるかテレビ見るくらいしかやることのない相手ターンですが、オルターガイストはそんなスマホタイムが主戦場となります。相手のデッキの動きを観察し、展開の要のところでカウンターをぶち当てて動きを止めるのが勝ち筋のため、ゲームをできない時間がほとんどありません。(相手の先攻1ターン目以外)

またカウンターの打ちどころは相手のデッキによって変わるため、ゲームに対する理解度が勝率に直結します。テンプレをなぞるだけでは勝てず、常に臨機応変な対応を求められるので飽きが来ません。対話に成功して相手を完封したときは最高にうまぶれます。

・遅い・・・長い・・・
オルターガイストは猛烈に展開しまくるデッキではありません。モンスター1体・罠カード1~2枚伏せてターンエンドなんて昔の遊戯王みたいな頼りない盤面もザラですが、逆に考えると、複雑な展開パターンを覚える必要がなくシンプルに使えるという点で、ソリティア系のデッキが苦手な人でも扱いやすいのではないでしょうか。

ただデッキの性質上、じわじわと相手を追い詰めていく戦いになるので1戦1戦がかなり長く、ランクマッチを回すのはゆっくりになりがちです。死ぬも殺すもさっさと終わらせたいという人には不向きかもしれません。

2.筆者のプラチナ1デッキとカード解説

画像4

・モンスター
メリュシーク*3 プークエリ*3 増殖するG*2 シルキタス*2 灰流うらら*1 マルチフェイカー*1 マリオネッター*3 クンティエリ*1 怪粉壊獣ガダーラ*1
・魔法
強欲で金満な壺*1 金満で謙虚な壺*2 コズミック・サイクロン*1 墓穴の指名者*2
・罠
激流葬*1 拮抗勝負*2 マテリアリゼーション*2 無限泡影*1 神の宣告*2 王宮の勅命*1 群雄割拠*1 スキルドレイン*2 プロトコル*2 パーソナル・スプーフィング*3 エミュレルフ*1
・EXデッキ
ドラッグウィリオン*1 リンクリボー*1 転生炎獣アルミラージ*1 聖魔の乙女アルテミス*1 ヘクスティア*3 キードゥルガー*1 トロイメア・ケルベロス*1 トロイメア・フェニックス*1 プライムバンシー*1 天威の鬼神*1 メモリーガント*2 アクセスコードトーカー*1

はじめに言っておきますが、随時調整中な上に、資金が足りないためちょいちょい妥協構成です。神の宣告はもう1枚欲しいし、EXデッキも数合わせで入れた天威の鬼神(誰だよこいつ)を抜いて、セレーネとかサクリファイス・アニマとかを突っ込みたい気持ちでいっぱいです。

逆に言えば、このくらいの構成でも3期連続プラチナ1に到達できるくらいのポテンシャルを秘めたテーマなので、みなさんオルターガイストを握ってみましょう。

・テーマ内モンスター
☆マルチフェイカー
(制限カード):最強カード自分フィールドの罠カードがくるっと表になると手札から飛び出してくるヤベーやつ。フィールドへの着地に成功するとデッキからオルターガイストモンスターを特殊召喚できるアドバンテージの申し子。オルターガイストに勝ちたかったらこいつ最優先でうららしましょう。

「敵ターンにモンスターを展開」というオルターガイストの根幹を支えるカードこいつからの動きが無法すぎてデッキに1枚しか入れられません

☆メリュシーク最強カード直接攻撃でき、戦闘ダメージを与えたときに相手フィールドのカードを墓地に送る「破壊」を伴わない墓地送りなので、破壊耐性もなんのその。

フィールドから墓地に行くとデッキのオルターガイストモンスターを手札に加えられる。加えたいカード筆頭は「マルチフェイカー」。絶対3積み。

☆シルキタス最強カード自分フィールドのオルターガイストカードと相手フィールドのカードを1枚手札に戻す。これだけでも強いのに、遊戯王最強ワード「相手ターンにも発動できる」で敵ターンに相手の盤面を荒らしまくるのがお仕事。オルターガイストに勝ちたかったらこいつがフィールドに出るのをなんとしても阻止しよう。

フィールドから墓地に送られると、墓地のオルターガイスト罠カードを回収できます。後述の蘇生罠「マテリアリゼーション」とはズッ友。

「マルチフェイカー」で特殊召喚したいカード筆頭。手札に来ると結構邪魔なので2積みでもいいです。

☆マリオネッター最強カード召喚に成功すると、デッキからオルターガイスト罠カードをセットできるアドバンテージ野郎。召喚権を割きたいカード筆頭

フィールドのオルターガイストカード1枚と墓地のオルターガイストモンスターを交換することも可能。フィールドのメリュシークを墓地に送ればサーチ効果を使え、墓地のマルチフェイカーを特殊召喚すれば展開に繋げられともうやりたい放題のオルターガイストの大黒柱。絶対3積み。

◇プークエリ:手札にいてもリンク素材にできる、このデッキの小回り担当。デュエル中1回だけリンク召喚に反応して墓地から手札に戻ってきたりもする。こいつがいればできることが増えるので、少なくとも1枚は入れたい。

メリュシークやヘクスティアをリンク素材にすればサーチができパーソナル・スプーフィングのコストにもなるので僕は3枚採用してます。

◇クンティエリ:フィールドに表側表示のオルターガイストカードがあれば、相手の攻撃宣言に反応して手札から飛び出し、その攻撃を中止させる平和主義者。1ターン中の回数制限がないので、シルキタスやパーソナル・スプーフィングで手札に戻せば、何度も攻撃を防げるインチキ野郎。

また特殊召喚に成功すれば、相手の表側表示カード1枚の効果を無効化できる。強いけど、手札事故の原因になるので1枚でいいです。

☆ヘクスティア(リンク2):矢印の先のオルターガイストモンスターの攻撃力をそのまま自身の攻撃力に上乗せ。このデッキの火力担当。

また、リンク先のオルターガイストモンスターをリリースして、魔法・罠カードの発動を無効化し破壊するこのデッキが苦手なライトニングストームやハーピィの羽根帚も防げるので、できればこいつを構えて相手ターンを迎えたい。しかもコストさえ用意できれば1ターンに何度でも妨害可能

墓地に送られることでメインデッキにある全てのオルターガイストカードを手札に加えられるヘクスティア→ヘクスティアという転生リンク召喚でサーチ効果を発動させることもザラにあるので、EXデッキには絶対3積み

◇メモリーガント(リンク4):自分フィールドのモンスターを食ってその攻撃力を自分に取り込む、このデッキ屈指の陽キャ。全然使わないけど、ごくまれに出てくる高耐性高攻撃力モンスターを殴り殺すのが役目。

◇ドラッグウィリオン・キードゥルガー・プライムバンシー:まず使いません。壺のコスト。

・テーマ内罠カード
☆プロトコル最強カードフィールドのオルターガイストカードの効果発動が無効化されるのを無効化するチートカード。スキルドレインとは肩を組んで歩く仲。
このカードがあるときマルチフェイカーのデッキ召喚効果にうららを撃つかどうかで、相手がオルターガイスト検定何級かがわかります

また自分フィールドのオルターガイストカードを墓地に送って、相手モンスターの効果の発動を無効化し破壊できる。この効果を的確に当てることができるかどうかが勝負の分水嶺となる。

☆マテリアリゼーション墓地のオルターガイストモンスターを蘇生し、そのモンスターの装備品となる、マルチフェイカーと並ぶ展開の要。シルキタスとは竹馬の友。

蘇生効果発動→蘇生したモンスターに装着、の間になぜか隙間があり、シルキタスなどでチェーンしてバウンスすると、手札にこのカードを戻したまま対象のモンスターを完全蘇生できるという小賢しいテクニックがある。このカードをいかに使い倒せるかが勝敗の分かれ目となるかも。

◇エミュレルフ:罠モンスター。こいつがいるかぎり、フィールドのオルターガイスト罠カードを破壊から守ることができる。ヘクスティアを作りやすくするためと、バック破壊対策に1枚入れてます。

☆パーソナル・スプーフィング手札・フィールドのオルターガイストカードとデッキのオルターガイストモンスターを交換フィールドのカードを手札に戻したりもできるので、相手の除去に対して発動するなど、状況によって臨機応変な対応が可能となる縁の下の力持ち。

効果に名称ターン1制限がないので、2枚並べれば2回この効果が使える。この性能で「オルターガイスト」名称がついていたら最強カードになっていたと思う。

手札事故の原因にもなりえるけど、なによりマルチフェイカーを手札に置きたいので3積みしてます。その場合、デッキのオルターガイストカードの割合を増やすと回りが良くなります。

ここに出てないオルターガイストカードも色々あります。良い使い方があったら教えて下さい。

・その他のカード
手札増強:増殖するG・強欲で金満な壺・金満で謙虚な壺

増殖するGは言わずとしれた現代遊戯王のインフラ。手札が増えるのも最強ですが、それを嫌った相手の展開抑止に繋がるのも最強

壺を2種類。本命にうららを撃たれたらサムいので、囮の意味でもサーチ系のカードは厚めに積みたいです。手札の量よりは質を高めるほうが強いのと、運悪くヘクスティアを3枚飛ばされるとかなり苦しいので、強金よりは金謙のほうが優先度は高いはず。EXデッキはヘクスティアと各種リンク1以外ほとんど使わないので、実質ノーコスト

リンク1:リンクリボー・転生炎獣アルミラージ・聖魔の乙女アルテミス

メリュシークをこいつらに変換することで、好きなオルターガイストモンスターをデッキからサーチできる。

リンクリボーは相手の攻撃を一度無力化+蘇生効果により2体目以降のメリュシークをリリースしてサーチに繋げられる

アルミラージは効果で大事なオルターガイストモンスターを効果破壊から守れる。この効果はスキルドレイン下でも使えるため、棒立ちになることが少ないです。

アルテミスは魔法使い族なので、魔法使い族サポート(魔法族の里・黒魔族復活の棺など)を積んでいる場合や、群雄割拠が発動できる状況だと優先度が上がります。ほんとはここにサクリファイス・アニマも入れたかった・・・(資金不足)

後手捲り札:怪粉壊獣ガダーラ・拮抗勝負・(無限泡影)

環境デッキによる不当な先攻制圧に対抗するための札アルデクもVFDもこれで消し飛べ。特に拮抗勝負は決まると後手の勝率がグンと跳ね上がるのでお気に入りです。壊獣はシルキタスの効果で回収すれば使い回せます。遭遇率の高い烈風の結界像対策で、ガダーラ1択でしょう。安いし。

ただ先攻6素材ロンゴミアントだけはどうにもならないので、頑張ってゴシップシャドーとかに無限泡影を当てましょう

たまにTwitterとかで見るプラチナ1到達デッキで「これどうやって先攻制圧返すの?」って構成があるんですけど、これはたぶんプレイヤーとしての考え方の違いが出てます。上記のような捲り用のカードを入れると、せっかく勝率の高い先攻を取っても事故る可能性が出てくるので、それを嫌って先攻特化の構成にしてるのかな。
ただ僕は先攻制圧されてすごすごとサレンダーするのが嫌いなので、最低限これだけは積んでます。

上振れ御三家:スキルドレイン・王宮の勅命・群雄割拠

通すだけでデュエルの勝率が50%は上がるカードたち。引けたらいいなで使ってます。

スキルドレインは前述のプロトコルと併用すれば、こっちだけモンスター効果使いたい放題のズルができるので複数枚採用もアリよりのアリ。
また、「フィールドのモンスター効果を無効化」なので、モンスター効果発動にチェーンしてパーソナル・スプーフィングで消し飛ばせば問題なく効果を使えます。環境ではエルドリッチ以外には効果てきめん。

王宮の勅命もただただ強いカード。閃刀姫は死ぬ。オルターガイストは魔法カードに依存していないので撃ち得発動にチェーンしてサイクロンとかを撃たれるのが一番サムいので、発動タイミングはよく見極めましょう。エルドリッチにはあんまり効きません。

群雄割拠はフィールドに複数種族の展開を許さないカード鉄獣や宣告者ドライトロン、幻影騎士団にぶっ刺さりまくり。また電脳堺や岩石族(アダマシア)など、展開途中に別種族のモンスター(ハリファイバーなど)を挟むデッキは多いので、思ったより広範に刺さります。でもエルドリッチにはノーダメ。

その他妨害系:無限泡影・激流葬・コズミックサイクロン・灰流うらら・墓穴の指名者

無限泡影は貴重な後攻0ターンの妨害方法。マルチフェイカーが制限カードでなければ3積みしてました。

激流葬はメリュシークなどの墓地行きサーチ効果と相性が良いです。マルチフェイカーを手札に加えられれば、更地になったフィールドに自分だけ展開も可能

コズミック・サイクロンはバック破壊手段。破壊ではなく除外なので、墓地効果を持つ魔法・罠カードに当てるとダメージが大きい。たとえばドライトロンの儀式魔法などを使い回されたくないときには、発動時に効果を無効にできずともブチ当てるといったプレイングも視野に入ります。
また速攻魔法である点を活かすなら、永続魔法やフィールド魔法のカード発動時ではなく、効果発動時にチェーンするという使い方が強いです。その効果に名称ターン1制限がついているかどうか、テキストをよく読んでおきましょう

灰流うららに関しては僕はそこまで信用してないので1枚だけです。間違いなく強いのはわかるんですけど、ターン1制限がついてるのと、環境デッキはこれ1枚で止まることがあんまりないんで、複数枚採用は見送って、他のカード入れてます。弱い者いじめ系のカードなのかなと思います。絶対に強いんですけど。

墓穴の指名者は最強カードです。エルドリッチ殺すマン。

◇その他のEXデッキ:使わないです。アクセスコードとか入れてるけど出したことありません。ワンキルできる状況なら全然アリですが、基本は盤面全部オルターガイストで固めたほうが強いと思ってます。壺のコスト。

・入れたいカード
神の宣告は3枚積みたいです。何より魔法カードを無効化して、バック破壊を防げるのが大きすぎる。コストはLP半分ですが、現代遊戯王ではLPなんて飾りなのでノーコストと同義です。(スキルドレイン用に1000だけは残しておきたい)

ワン・フォー・ワンも相性良し。メリュシークを出せば直接攻撃からの除去が狙え、出力したプークエリを素材にしてヘクスティアをリンク召喚すれば、転生リンク召喚から万能サーチができます。ただ罠カードの比率が高いデッキなので、モンスターカードの割合を多くしないと、手札事故の危険がつきまといます。

王宮の勅命が禁止になったときのことを考えて、魔法使い族がいる場合しか魔法カードを使えなくする魔法族の里もアリ。
フィールド魔法繋がりで、相手の墓地利用を制限する王家の眠る谷-ネクロバレーも環境に刺さります。スキルドレインと同じく、プロトコルさえあればネクロバレー下でも自分だけ動けます。墓守の司令官でサーチできるのと、墓守も同じ魔法使い族でサポートカードを共有できるのも良し。

フィールド魔法カードを採用するなら、テラ・フォーミングよりも、罠カードのメタバースがいいかもしれません。相手ターンにデッキを見極めて、魔法族の里とネクロバレーを使い分けられるとカッコいいですが、現実的な動きかは知りません。

安さを重視するなら、迷い風強制脱出装置あたりがオススメです。前者はある程度無限泡影の代わりを務められますし、強制脱出装置はもう一度召喚したいマリオネッター、手札に置きたいマルチフェイカーやクンティエリとも相性が良いです。

3.基本の動きとワンポイント攻略

前提として、(少なくともマスターデュエルでの)オルターガイストは相手に殴り勝つデッキではありません。相手にひたすら嫌がらせをして、着実に盤面を削り、最終的に萎え落ちさせるのが目的の陰キャデッキです。(ランクマッチを回すために、みんな気軽にサレンダーしてくれます)

自分のターンに高火力を並べて、相手のライフを削るなんてことは基本しません。決まり手の分布は相手のサレンダーが90%、ビートダウンが5%だと思ってください。残り5%は切断です。

相手に何もさせない、宣告者ドライトロンやロンゴミのような先攻制圧とは少しだけ違います。オルターガイストの妨害は強力ですが、ほぼターン1制限がついている上に、使うたびに盤面を減らしていくものがほとんどなので、インチキくさい展開力を持つランクマの環境デッキと戦うには相手とのいわゆる対話力が試されます(ただ弱い者いじめは大得意です)

・基本の動き

☆相手ターンに向けての準備を整える

妨害の数を揃えて相手ターンに回すのが一番の目標です。何はともあれ罠カードです。一番優先されるのはプロトコル
同時にマルチフェイカーも手札に置いときたいですが、どうせ罠の発動がなければ特殊召喚できないので、デッキの罠カード率は高めにしときましょう。

とはいえ先攻1ターン目で手持ちの罠カードを全部伏せるのは考えものです。相手のライトニングストームやハーピィの羽根帚をケアするために、最低限妨害できる分だけフィールドに置いて、保険は手元に残したほうがいいです。

オルターガイストはモンスターと罠の両方を揃えなければ満足に機能しないデッキです。常に手札事故の危険がつきまとい、うららが本当に致命傷になります。1ターンに最低2回はサーチできるよう、壺などのドロー・サーチ系のカードは多めに積んどきたいです。
手札に罠がないときはマリオネッターのサーチマルチフェイカーがないときはメリュシークやパーソナル・スプーフィングによるサーチが本命になります。これらを確実に通すために、まずは囮のサーチを発動させたいです。

たとえば、メリュシークと手札のプークエリでヘクスティアをリンク召喚すると、メリュシークの墓地効果とプークエリの墓地効果の発動順を選べます。このときメリュシーク→プークエリの順でチェーンを組むと、相手はメリュシークのサーチにうららを撃てないという姑息なテクがあります。オプションで発動順の設定を「する」にして、チェーンの順番を自分で組めるようにしておきましょう。ただこれでマルチフェイカーを呼べたとして、次のマルチフェイカーからのリクルートにうららが来る危険性は残ります。

首尾よく手札にマルチフェイカーが来れば、相手ターンにプロトコルなどの罠カードを発動で、マルチフェイカー特殊召喚からのシルキタスリクルートで準備が整います。ここを止められると死にます。
マルチフェイカー+シルキタス+プロトコル+α。モンスター効果を1妨害に、フィールドのカードを1バウンス+α。これがオルターガイストの基本の盤面になります。

すでにシルキタスがいる場合はメリュシークを出してプロトコルなどのコストにすれば、メリュシークのサーチ効果が使えて無駄になりません。それでクンティエリを引っ張って来れればバトルフェイズに備えられます。
相手のフィールドに厄介な表側表示カードがあるなら、クンティエリ特殊召喚からの効果発動でそれを無効にするのもいいでしょう。クンティエリの本領はバトル中止効果のほうなので、問題なければバトルフェイズにシルキタスの効果で手札に戻しておくと生存率がぐっと上がります。
どっちも間に合っているよ、という場合はマリオネッターやプークエリを出して、これまたシルキタスの効果でバウンスすれば、次の自分ターンの備えがより万全になります。

☆2ターン目以降の動き
「おい、相手ターンの妨害の仕方もっと書けよ」と思われるかもしれませんが、そんなん相手のデッキに依存しまくるので無理です。下の方によく見るデッキに対するワンポイント攻略だけ軽く書いてあるので許してください。

さて2ターン目以降になると、墓地にモンスターがいることが多いので、マテリアリゼーションの出番となります。またマリオネッターの蘇生効果も機能するでしょう。
マルチフェイカーのリクルート効果は「特殊召喚」に対応しているので、リンク素材などで墓地に送る→いずれかの効果で蘇生することで、ふたたびデッキからオルターガイストを呼ぶことができます。これはデッキを圧縮し、他の有用なカードを引く間接的な助けにもなるので、毎ターンこれを行えるように立ち回りましょう。

自ターンにマリオネッター召喚→マテリアリゼーションをセット→マリオネッター効果でマルチフェイカー蘇生→マルチフェイカーでリクルート→マルチフェイカーをリンク素材などで墓地送り→相手ターンにマテリアリゼーションでマルチフェイカー蘇生→またリクルート

は基本のアドアドムーブです。ぜひ狙っていきましょう。ちなみに墓穴の指名者を撃たれたら死にます。

先に挙げた詐欺蘇生もそうですが、マテリアリゼーションはシルキタスとも相性バツグンです。
シルキタスを蘇生させた場合、そのシルキタスがリンク素材などで墓地に送られると、同時に自壊したマテリアリゼーションを回収できます。
またマルチフェイカーを蘇生させている場合、マテリアゼーションをバウンスすれば、マルチフェイカーを墓地に送れ、さらに相手の盤面を1減らせます。手元にはマテリアリゼーションが残るので、これをセットすれば次ターンにマルチフェイカー蘇生からのリクルートができます。最強。

あとは盤面を維持しつつ、相手の妨害に努めましょう。
プロトコルとそのコスト+ヘクスティアとそのリリース要員+シルキタス+手札にクンティエリを常に維持できるようになったら、かなり堅い盤面です。これに加えてパーソナル・スプーフィングがあれば、より柔軟な対応が可能になります。ここまでくるとマルチフェイカーはお役御免となります。
マテリアリゼーションとクンティエリをうまく使い回す
ことが盤面維持の鍵になるでしょう。

優先すべきは自陣の構築です。自ターンはライフポイントを削りにいくのではなく盤面を整えることを優先しましょう。
最初に言ったように相手のサレンダーがだいたいの決まり手です。メモリーガンドとかでワンキルを狙いたい気持ちはありますが、こんな手札や墓地から何が飛んでくるかわからない環境では、拙速な攻めは危険です。戦闘を挟むよりは、もっと狡猾な手段で相手の盤面を除去していきましょう。

・ワンポイント攻略

ゆうてそんな遊戯王の対人でならしているわけではないのですが、各デッキに当たったときに気をつけていることを書いていきたいと思います。一応有利不利みたいなことも書いてますが、全部「先攻を取った場合」、なんなら「プロトコルを貼れた場合」「盤面にシルキタスがいる場合」を枕につけて読んでください。遊戯王は後攻ってだけでだいぶ勝率が下がります。

対エルドリッチ

さっきスキドレも勅命も群雄割拠も刺さらないと書きましたが、なんなら結構有利な感じがします。

まずエルドリッチの墓地からの蘇生効果はプロトコルで止められます。強化蘇生された場合でもシルキタスで簡単に手札に戻せますが、オルターガイスト的にエルドリッチは手札にいるときが一番危険なので(除去効果を使えるから)、クンティエリで攻撃を防ぐほうが優先度高いです。
手札からの盤面除去・墓地からの蘇生ともに名称ターン1制限の効果なので、最大3体のエルドリッチを一箇所に固めておくと対処しやすいです。手札での効果には他に手札の魔法罠カード1枚・墓地からの効果には他にフィールドの魔法罠カード1枚のコストが必要なので、相手のリソースをしっかり確認しておきましょう。
いうまでもなく、墓穴の指名者が死ぬほど刺さります

黄金郷罠カードでは、墓地を除外してくるワッケーロが一番危険です。下手に蘇生効果を使うと後出しから蘇生対象を除外されて大打撃を受けます。
エルドリッチの魔法罠は墓地効果でセットされることが多いですが、このときに何をセットしたかはこちらも確認できるので、必ずそれを把握した上で行動を起こしましょう。

またエルドリッチが積んでいるスキルドレインなどのメタカードも、オルターガイストにはあまり刺さりません。ただ御前試合だけは本当に無理です。発動が通るとかなり詰みに近い状況になります。オルターガイストに困っているエルドリッチ使いは御前試合を積みましょう。

小ネタですが、場にいる黄金郷罠モンスターにクンティエリの無効化を浴びせると、自分が罠カードであることを思い出して、すごすごと魔法罠カードに退散していきます。面白いうえに実用性もあるので、狙ってみてもいいでしょう。

対鉄獣+α

環境デッキの中ではまだ与し易いほうじゃないかなと思います。カウンターの撃ちどころがかなりわかりやすいです。

まず初動のフラクトール。そして各種鉄獣モンスターの不正リンク召喚効果。特に後者をプロトコル等で止めた場合、相手は墓地リソースを失ってしまいます。ケラスを特殊召喚で出して、まだ召喚権が残っていた場合でも立て直しが困難になることが多いはずです。
なんならシュライグの効果発動にプロトコルを当ててもいいですが、鉄獣の抗戦などで出てきた場合、相手がリンク素材になったモンスターの墓地効果でチェーンを阻害できます。よって、できればシュライグ登場前に止めておきたいです。

異種混合のテーマだけあって群雄割拠がよく刺さります。基本シュライグさえ出なければあまり怖くないデッキなので、ナーベル以外の不正召喚効果に群雄割拠を合わせるだけで、相手の動きはピタッと止まります。
もちろんスキルドレインも有効です。

先攻取られて墓地と除外肥やされたあげくに、鉄獣の抗戦を伏せられるとかなりキツいです。サイクロン的なものはデッキに入れときましょう。また相手のメインモンスターゾーンが4つ以上空いてないとシュライグは出てこないので、壊獣などで埋められる場合は先に埋めときましょう。

また鉄獣といえば他のテーマとの混合構築が主流です。

十二獣鉄獣ですが、こっちは十二獣モンスターが通常召喚された瞬間シルキタスでバウンスすれば大体OKです。鉄獣への妨害と種類がかぶらないのでやりやすいです。

苦手なのがLL鉄獣です。群雄割拠も刺さりにくく、コバルト・スパローを素材にしたLLエクシーズモンスターは効果の対象に取れなくなるのでオルターガイストによる除去の幅が一気に狭まります。
高い確率で出てくる王神鳥シムルグはこの耐性を自身とリンク先に付与できますシムルグはプロトコルを温存してエンドフェイズの効果発動時に破壊するのがいいかと思います。(そこまで温存できてればですが)
未来龍皇は未来皇が出た瞬間バウンスでいいです。
オルターガイストが苦手な鉄獣使いは、LLと混ぜて使いましょう。

対宣告者ドライトロン

みんな大好き先攻制圧デッキの代表格です。どこで止めりゃいいのか僕が教えて欲しいくらいの展開力です・・・。純正ドライトロンはともかく、他テーマの奴らがイキりまくってるのもこのデッキの特徴です。
オルターガイストはプロトコルさえ貼れればアルデク・パーデク恐るるに足らずなのですが、それ以外も無限の展開力からのリンク召喚などでこっちの思惑を崩してきます。
スキルドレインと群雄割拠がわりと刺さるのが唯一の救いです。

アルデク・パーデクの降臨を止められない! となったら発動できる永続罠はさっさと発動しときましょう。彼らは永続罠カードの発動は止められても、永続罠カードの効果の発動は止められないのでその後も効果は使えます。何を言ってるかわからないと思いますが、そういうものなんです。

初動はバンαのはずです。でもここ止めても展開してくることあります。宣告者の神巫も通すと絶対まずいです。でもここ止めても展開してくることあります。エクシーズモンスターのファフμβ’も危険なやつなので、できればこいつの効果は無効にしたいです。(エクシーズ素材を儀式のリリースにできなくなる)

一応手札やフィールドに複数のドライトロンモンスターか儀式モンスターがいなければ動けないテーマです。デッキからのサーチ・リクルートを全力で阻止したいですが、相手の手札依存なので運が絡みます。特に弁天の墓地効果を止められなかったらその時点で展開の妨害は難しそうです。

クリティカルヒットを狙うなら弁天に墓穴の指名者を当てたいです。でもイーバや朱光の宣告者も止めたいし、ほんと無理です。
またあえて儀式魔法カードに妨害の的を絞るのもいいかもしれません。ドライトロン儀式魔法の墓地回収効果は名称ターン1制限がついているので、一度墓地効果を妨害(回収効果発動時対象をシルキタスでバウンスする等)すればそのターン中はもう回収できません。効果発動にチェーンしてコズミックサイクロンをぶち当てて除外してもいいです。
宣告者の神巫とアルζの効果を使用済みなら、そのターンはもう儀式召喚できない
でしょう。手札に2枚あった場合は知りません。しかも儀式召喚を封じても普通に激強な高リンクモンスターが出てきたりします。

僕のデッキには入ってませんが、ドロール&ロックバードが刺さるらしいので宣告者ドライトロンが嫌いなら入れてもいいでしょう。

とりあえず弁天・ 那沙帝弥に名称ターン1制限つけるのと、イーバを禁止カードでお願いしたいです。

対電脳堺

いわゆる4強のなかで一番キツいと思います。墓地で発動する魔法カードの効果がオルターガイストでは対処しづらく、展開途中にいきなり除去を撃ってきたりしてその対応の追われるのが理由です。灼銀の機竜許すまじ。
こちらもスキルドレインと群雄割拠が刺さりますが、毎ターン1除去かましてくる永続罠カードの朱雀がかなりのノイズになります。朱雀だけはほんとどうにか除去しましょう。

どこを止めたらいいのが僕もわかりません。一度止め損なうと延々回り続けます。一応デッキからのサーチやリクルートは最優先で止めたいです。瑞々や魔法カード青龍の墓地効果は優先度高いです。でも緊急テレポートなどを併用されるともうわからなくなります。
ただフィールドに電脳堺カードがないと動けないテーマのため、もつれたときの立て直しはドライトロンよりも苦手な印象です。

対ドライトロンもそうですが、下級モンスターのリソースは吐かせるだけ吐かせて、出てきた大型に妨害やバウンスを向けるという手もあります。(最初に言ったように途中で妨害を挟んでくるのでなかなか難しいけど)
テーマ内シンクロモンスターである仙々は強制除外効果も危険ながら、蘇生効果による戦線の維持が長期戦では脅威
です。できれば墓地送りではなくシルキタスによるバウンスを当てたい相手です。

VFDは壊獣で消し飛ばすかプロトコルを当てるかになると思います。どうせ禁止になるだろうし、根詰めて対策せんでええやろ。出されたあとの対処法よりも出されないことを念頭に妨害していきたいです。

◇対幻影騎士団

これもオルターガイスト単体では対処しにくい、墓地発動の魔法・罠カードが厄介な相手です。
優先的に妨害を向ける対象は、リンク3のラスティ・バルディッシュでしょうか。リンク召喚成功時に効果を発動するので効果無効で対処したい相手です。ランク3のブレイクソードは破壊されることでアドバンテージを得るので、プロトコルではなくシルキタスのバウンスを当てたいです。

着地点のロンゴミアントにゴシップシャドーの効果を通されてしまうと、ほとんど詰みです。できるだけプロトコルなどを温存したいです。先攻取られたら無限泡影握ってることをお祈りしてください。

スキルドレインはもちろん、群雄割拠が死ぬほど刺さるので、初動のスピードロイド(機械族)やリンク2のケルビーニ(天使族)を見たら発動しましょう。

◇対岩石族(アダマシア)

ソリティアの申し子です。動きすぎてよくわかんないです。サーチ・リクルートしまくるのでよほどクリティカルヒットさせないとうららも効果が薄いです。

初手の観察はわりと重要かもしれません。初手にアダマシア下級が通常召喚されたら、そいつをバウンスするか破壊すれば後続を絶てる可能性は大いにあります。(特殊召喚できる分析者を握っているなら、召喚権を残すためそちらを出すはずだから。たぶん)

厄介なのはアダマシアシンクロモンスター。ソリティアが絶賛継続されるうえに、ラプタイトとドラガイトはオルターガイストと相性の悪い効果を持っています。出てきたら効果を使われる前にどうにかしたいです。

墓穴の指名者はぜひともブロックドラゴンに当てましょう。許してはいけません。あのカードのアド稼ぎ能力狂ってる。

◇対閃刀姫

勅命でもスキルドレインでも群雄割拠でも死ぬかわいいデッキです。

こちらの表側永続罠を割る手段が、汎用カード以外だとアフターバーナーの追加効果くらいしかないので、そこのケアは優先して行いましょう。アフターバーナーの対象選択時にシルキタスでバウンス、スプーフィングで消し飛ばすなどが有効です。

また閃刀魔法は基本的に己のメインモンスターゾーンにモンスターがいると発動できませんわざと壊獣を置き去りにするのもひとつの手ですし、群雄割拠を使ってレイ(戦士族)を棒立ちにさせれば相手の行動を大幅に制限できます

◇対ヌメロン

オルターガイストは相手ターンに動けるデッキなので、ヌメロン・ネットワークについては対処しやすいほうです。
これはフィールド魔法や永続魔法罠カード全般への対策ですが、効果発動にチェーンしてフィールドから除去すると、発動した効果は不発になります
ヌメロン・ネットワークの効果①にチェーンして、シルキタスなどを当てましょう。名称ターン1制限がついているのでもう安心です。

またクンティエリが手元にあれば、バトルフェイズで呼び出して、ヌメロン・ネットワークに無効化を当てれば攻撃力アップの効果は使えなくなります。

ただし確実に積んでいる壊獣やライスト、ハーピィの羽根帚の存在がだいぶ厄介です。コイントスで負けたのに先攻を譲られたら7割方ヌメロンなので、それを念頭に置いて準備しましょう。
先攻ヘクスティアを立てたいけど、それをやると相手サイバー・ドラゴンのときにだいぶ裏目るのがジレンマですね。

・小ネタ集

押しっぱでチェーンON・OFF

PC版しかやってないので他の機種はわからないのですが、オプションでチェーンについて設定できます。発動タイミングをCPUに任せたままでは、本来オルターガイストのフリーチェーン効果を発動できる場面でも、スルーされてしまうことがあります。オススメは自己チェーン「あり」発動確認「ホールド①」。これで左クリックを押しっぱにしておけば、発動タイミングを逃すことはないでしょう。

特に遭遇率の高いアクセスコード・トーカー戦では必須です。チェーンを許さないアクセスコードの効果ですが、①の効果のあと②の効果を発動される前に押しっぱにしておくと、ちゃんとフリーチェーンの妨害を挟めます。シルキタスのバウンスも、無限泡影の効果無効化も通ります。

またマニアックな読み合いになりますが、この設定のときマウスの右クリックを押しっぱにすると、逆に全ての発動確認をスルーできます相手に手札誘発を持っていることを悟らせたくない場合に重要なテクニックです。他の機種で対応するボタンがどれはわかりません。

◇スキルドレイン下のオルターガイスト

プロトコルとスキルドレインの併用はオルターガイストの基本戦術ですが、留意すべき点があります。

プロトコルは「オルターガイスト効果の発動と発動された効果」の無効化を防ぐ効果なので、メリュシークの直接攻撃やヘクスティアの攻撃力上昇などの「発動を伴わない効果」は普通にスキルドレインで無効化されます。思わぬ計算違いが起こらないよう注意しましょう。

◇クンティエリガード!

オルターガイストきっての平和主義者クンティエリくんの攻撃妨害効果には、1ターン中の発動回数に制限がありません

つまり、敵Aの攻撃を無効化→フィールドに出てきたクンティエリと敵Bをバウンス→敵Cの攻撃に対してふたたび登場、との手順で最大3体の攻撃を防げます
これにパーソナル・スプーフィングの自作自演(フィールドのクンティエリをデッキに送って手札に戻す)を加えればさらに1体の攻撃を防げ、厄介な表側表示カードの効果も無効化できます。

このデッキの生存能力を飛躍的に高めるカードなので、存分に使い倒しましょう。

4.最後に


予定の5倍くらい長い記事になってしまいました。簡潔に終わらせます。

オルターガイスト、本当にやればやるほど味が出る楽しいデッキです。相手デッキへの理解力が大事なので、遊戯王力もメキメキつきます。(たぶん)
みなさんぜひ握ってみてください!

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

森本市夫


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?