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【スターフィールド日記】月面に倉庫を作ろう

人間が宇宙へ飛び出して繁栄を築く2330年。科学が発展し人類文明が栄華を極めるこの時代だが、それでも解決できない問題がひとつ存在する。

片付けである。

クエストの度に増え上がる荷物は鞄どころか宇宙船内をも圧迫。重量オーバーの状態ではファストトラベルも使えず、人々は一歩動くごとに宇宙で貴重な酸素を大幅に消費していた。

この「荷物多すぎ問題」は、宇宙を生きる私たちにとって当に死活問題となっている。

左下の酸素ゲージは常に真っ赤。いつでも窒息寸前なのである

拠点(兼倉庫)を建てよう。

なぜ荷物が多すぎるのか。

本作ではそこら中に拾えるアイテムが無数に落ちており、面白そうなものがあればついつい拾ってしまう。そんな、物を漁る楽しみもこのゲームの魅力。しかし漁った物も使わなければ意味が無く、倉庫の肥やしとなるだけ。(毎回街へ降りた際に売買ビーコンから売ってお金に替えればいい話なのだが……最初からそれができていれば、このような問題は起きていないのである)

宇宙船の貨物庫も常に荷物でいっぱい

結局のところ問題なのは、使う予定のないものを「いつか使うから」とあれこれ溜め込んでしまうこと。ならばその溜め込んだモノを消費し、ついでに溜め込む先の容量を増やしてしまえば問題も解決するのではないか。

そこで、適当な場所に拠点を建てて荷物置き場作ろうというわけだ。

本作は惑星に降り立った先で、建物を建てられる拠点作成システムが存在する。拠点では武器や宇宙服を作れる工作台や、鉄やアルミといったその惑星に眠る資源の自動採掘装置などさまざまで、自分好みの拠点を自由に作成可能だ。もちろん、倉庫コンテナも置くこともできる。

というわけで、集めたもの(資源)を使える&適当に放り込んでおける拠点兼倉庫を作っていこう。

片付け下手のための月面開発計画

倉庫の建設予定地として選んだのは、私たち人類にお馴染みの「月」。やはり地球に生まれたなら、死ぬまでに一度くらいは月面へと足を踏み入れたいもの。そんな月を、ただの倉庫として使うのは非常に忍びないが、それはそれで人類にとって宇宙が非常に身近な存在となっている感じがして悪くない。

基地の建設には、まず建設ビーコンが必要となる。予定地として目ぼしい場所にビーコンを建て、建設を始める。今回選んだのは月の表側(地球側)のとある場所。よくウサギと評される月だが、やはりというかなんというか降り立ってみるとデコボコだらけの石の塊だ。しかしそれでもこの時代には多くの人が月面でも活動しているらしく、どの地点へ降り立ってもどこからに月面基地が建設されていた。

開発が進みまくっている

彼らが月面で何を行っているかというと、恐らく大抵は月に埋まっているヘリウム3と鉄の採掘なのだろう。鉄は言わずもがなどんなゲームにでも登場する基本的な資源だが、ヘリウム3は宇宙が舞台の本作ならではだ。どうやら燃料に使われるようだ。せっかくなので、ついでに採掘もしておこうか。

資源マップでみた月。茶色が鉄で、その殆どが鉄の採掘なのが分かる。ヘリウムは地表でたまに現れた。

ビーコンを建てたら、次はいよいよ倉庫を建築していく。倉庫には、なんでも入れられる雑多な箱の倉庫のほかに固体や液体、ガスなどをそれぞれを専用にいれられるコンテナとに分かれている。倉庫同士をラインで繋げると液体や固体を自動で分別できるようにもなるので便利だ。

今回はとりあえず、倉庫と固体コンテナをふたつ(右が倉庫、左が固体コンテナ)、そしてガスコンテナをひとつ(右から2番目)を作成した。液体はあまり持っていないので作っていない

適当に放り込んでいってすでに94%。どんだけ物を溜め込んでるんだ
すみません

また倉庫を作る際には。基地には着陸パッドと輸送コンテナも同時に設置しておいたほうがいいだろう。着陸パッドは宇宙船の離発着に使い、輸送コンテナはパッドに着陸した宇宙船から直接物を入れておける簡易的な倉庫のようなものだ。これらを更にラインで繋げておけば、輸送コンテナから各倉庫に入れられるため、いちいち宇宙船から物を持って入れに行く作業がなくて済むので、私のような怠け者にはピッタリな建築物となる。

少し見えづらいが下が輸送コンテナ
輸送コンテナと倉庫をアウトプットリンクでつなげることで、物が自動的に移動する。必要なものは各コンテナからそれぞれ取り出すことになるが、その中でさらにごちゃまぜになっているので結局何も解決していない。

着陸パッドを建設した後に気づいたのだが、今回建設したこれは小型船専用の簡易的なもの。宇宙船の縦横が40Mずつまでの小さな船しか着陸が出来ないので、建設するなら大型の方を建てておいたほうがいいようだ。こちらは着陸に上限がない上に、大きな街で使えるシップビルダーも完備されている。大型船ならさらに大量の荷物も持ち運ぶことができるので、インベントリの爆増にも一役買うことだろう。

一通り建設を終え、これでなんとか必要なインベントリを確保するための倉庫が完成した。本作はどうも漁りゲー的な一面があり、常に何かしら物を拾って集めてしまう。拾うのを辞めてミニマリストのような丁寧な生活が送れればいいのだが、そんなことはできっこない。できるはずがない。

そのためこうして倉庫を建設していき、「インベントリ圧迫しすぎ問題」もとい「片付けできなさすぎ問題」に終止符を打っていこう。(その後、「倉庫多すぎてどこに何があるかわからない問題」が出てくるのだが……それはまた別の話だ)

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