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平行線の美学から考える鈴木羽那

鈴木羽那に脳を焼かれてます
もりもりと申します

はじめに

コメティックでは曲ごとにセンターが変わるという点から、今回は鈴木羽那がセンターである平行線の美学から考察をしていきます。

https://x.com/ps1_imas_ac/status/1716160962355663157?s=20

歌詞はPSさん(@ps1_imas_acが書き起こしてくれたものを参考にさせて頂いています

考察

断線間近の憂鬱を耐えきって呟く
「どうせ期待を超えない予定調和だって」
私は違うって 乱れない隊列 自己主張は目一杯

「平行線の美学」1番Aメロ

社会の中で目一杯の自己主張を行っても、周囲の反応は予測できる通りと諦めの思考があると解釈

「そんなもんだよ」誰かが言う
「気にしすぎてるんじゃない?」
違うっていうわたしがおかしいみたい

「平行線の美学」1番Bメロ

歌詞が全て説明してくれてるので割愛

なるほど尊重すべきは個性で
転ぶように罠貼って 失敗は餌になって
糧になりがちなんだね
それって誰が幸せになるんですか?

「平行線の美学」1番Cメロ

個性を尊重すべきだが、個性を出すと罠に引っかかって失敗する
その失敗も餌という表現をしてるから自分のためになってない
個性を出せって言ってるのに個性を出すと叩かれる
そんな風潮への訴えであると解釈

ああ、やな感じだ ひとりぼっちが恋しくてさ

「平行線の美学」1番サビ前半

ひとりぼっちが恋しいという事は常に誰かと居ると言う事
家でも外でも常にそんな事になるなんて事普通はあるでしょうか?
ここで考えたのは、前述の歌詞にあるように個性を出すと叩かれる、出る杭は打たれるような風潮の中、素の自分を出す事を恐怖と感じ、もうひとつの性格のようなものを作り上げ、それを仮面として被ってしまっているのでは無いか?という事です
であれば自分が2人いるという視点からひとりぼっちが恋しいという所に結びつくのではないかと
しかし、それが何故家の中まで続いてしまうのか?
そこから毒親がいる・生活環境が良くないのではないか?と考えました
親・周囲の機嫌を伺って行動するには作り上げた仮面の方が便利で、仮面を外す事が出来なくなっている
素を出せる場所が作れず、常にもう1つの性格と過ごす事でひとりぼっちになれるタイミングが無いと解釈

呼吸をするように相槌を打つ 私はいらないな

「平行線の美学」1番サビ後半

作り上げた仮面は否定する事で周囲から浮くことを恐れ、相槌を打ってしまっている
周りに合わせるだけで自分を出すことができない
そんな仮面を捨ててしまいたい・必要ないと考え、素の自分でいたいと訴えているのでは?



余白嫌いな原因は 自分がないから
それなら真っさらなまま 息をしていたい

「平行線の美学」2番Aメロ前半

素の自分が言いたいことは沢山あって、紙を埋めているのに、人と接するための仮面の部分は白いままで余白が生まれてしまっている。
そんな部分が嫌いでそうなるぐらいなら何も考えずに・気にすること無く生きていたいといよと考えている解釈

反抗って恒例の定期行事みたい
理解は特にいらない

「平行線の美学」2番Aメロ後半

仮面・風潮に対して定期的に反抗、外そうと試みている
そんな事はどうせ分かって貰えないだろうから理解は求めてない

難しいことなんてないよ ただそこにあるだけ
達観じゃなくて ありのままあるだけ

「平行線の美学」2番Bメロ前半

私の事を達観してるように見てるけれども、そんな難しい事はしてない。ただ自然に過ごしているだけなのに、周りが難しく捉えすぎてしまっていて自分のことを理解して貰えない事を訴えていると解釈

一般のキャパシティ達したようなカテゴリー
君がそうならそうだ

「平行線の美学」2番Bメロ後半

私の考えは世間一般的には同意が得られない物なんだろう。君が理解できないのであればそういう事なんでしょ?と解釈

「君が知りたい」言われてもね
きっとね キャパオーバーだね
嫌いな訳じゃなくて 虚しいんだ

「平行線の美学」2番Cメロ

私の事を伝えたとしてもどうせわかってくれない・理解が追い付かないんでしょ?と考えてると推測。
分かってもらえないと思うから伝えないけど、それは嫌いだからじゃなくて、伝えてもやっぱり理解してもらえないことが虚しいからと考えていると考察

ああ、やな感じだ 私は私でありたい

「平行線の美学」2番サビ

上記の自分を伝えられないことを煩わしく思いながら、仮面を被った自分ではなく素の自分でありたいと訴えていると解釈

君は君でいればいい それでいいね

「平行線の美学 」2番サビ

歌詞の通りなので割愛

どこにも存在しない色が 私の中に息づいている

「平行線の美学」2番サビ

仮面が存在している事を強調する部分
周囲とは違う考えが私の中にだけは存在していて、人に伝えても理解出来ないものだと考えている

始まりは誰だって1人 知ってて手を伸ばしたんだ

「平行線の美学」2番サビ

何かを始める時は1人であると分かっていた。
素の自分を出すことの恐怖があったが、もう一人の自分と別れる決意をしたと解釈


真っ直ぐは 斜めに曲げて曲がらない
曲がらない線と線は交わらない

「平行線の美学」ラスサビ前

自分の考えを変えるつもりは一切なくて、相手も同様に考えを曲げないのであれば理解し合えるわけが無いよね

併走して触れ合う テリトリーの中で
手を繋げたならいいね

「平行線の美学」ラスサビ前

同じ時間を過ごしている以上触れ合えるところはあるだろうから、そういうところでは理解し合うことが出来たらいいなと言う考えだと解釈

ああ、またやな感じだ 次は何を諦めますか?
張り付きがちな笑顔

「平行線の美学」ラスサビ前

諦めるのは張り付きがちな笑顔。
相手の事を理解するために、作り上げた仮面を諦めて素で進んでいくという決意

「そんな子じゃなかった」だなんて

「平行線の美学」ラスサビ

これを言ってるのは親か周囲の人間と考えます
ずっと仮面で接していた為、素の自分を出した結果周りからの戸惑いもあっての非難であったと解釈


見え透いた答えだね それも全部予想してたんだ
空想上の私ならもうそこにいない

「平行線の美学」ラスサビ

1番の最初の「どうせ期待を超えない予定調和だって」と同じような意味だが、1番部分だと諦めの意味が強いようと解釈した。が、こちらだと開き直ったように感じ取れ、成長・受け取り方の変化を感じ取れる。
仮面を捨てて揺るがない自分自身がそこにあると解釈

透明な自由 それはきっと
誰の中にも息づいている

「平行線の美学」ラスサビ

誰でも何にもとらわれずに自分を出していける
何も気にせず気負う事無く自分を出していいという考え方になったと解釈

借り物は全部返すよ

「平行線の美学」ラスサビ

素を出していく・新しい自分を出すにあたって、仮面が築き上げてくれた周りからの評価を一旦リセットしていくという事だと解釈

何の意味もない優劣を 競うのに疲れたんだ

「平行線の美学」ラスサビ

リセットするに至った経緯。
周りからの評価を気にすることをやめ、自分のまま過ごしていくことへの決意と解釈。


歌詞考察まとめ

1番2番は過去について、それ以降はアイドルになる少し前の事を歌っていると考えています。ありのままの自分を出していくことができるようになり、アイドルとしても素の自分で走り始めることになった。
そんな鈴木羽那にとっての始まりの歌であると考えます。

また、公式プロフィールの
明るく穏やかかつ、素直な性格の女の子。内面・外見ともに誰からも愛される、まさに「天性のアイドル」
誰からも愛されるの部分は、過去の仮面が行っていた経験から、何をすれば愛されるのかを理解して行動を行っているという側面があるのではないかと考えます。


平行線の美学から見た鈴木羽那


一本の芯があり、それを曲げることはしたくないと考えている
また、周囲をよく観察できる子でもあり、課題に向けて立ち向かう事もできる強い女の子
しかし、自分の芯を否定されるという事に対して抵抗があり、否定されるぐらいなら理解されないでいい、理解できる人だけ理解してくれればいいという考え方を持っている

というのが自分の感じた印象です


さいごに

ここまでお付き合い頂きありがとうございました
拙い文章ですが、僕が平行線の美学から感じた鈴木羽那については大体書けたのではないかなと思います
WINGの実装が非常に楽しみであり、今すぐにでも鈴木の事が知りたいという気持ちでいっぱいです
どんな子なのかを日々考えながら、早い実装を願っています

今冬実装なら暦上ではもう冬なんだからすぐに実装してくれないかなぁ


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