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いまさら聞けない!「ふるさと納税」とは??

ふるさと納税ってよく聞くけど、よくわからない…って方結構多いと思います! そこで、ふるさと納税についてまとめてみました!

ふるさと納税とは??
 自分の故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
 手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分について
「所得税」の還付、「住民税」の控除が受けられます。
 自身で寄付金の使い道を指定でき、地域の名産物などの返礼品などがも  
 らえる魅力的な仕組みです。


購入ではなく、「寄付」
 各自治体から特産品などを「購入」したら税金が安くなると、
 結構勘違いされますが、ふるさと納税はあくまでも「寄付」
 になります!


自治体に「寄付」 ⇒ 返礼品がもらえて、使いみちを自分で指定できる ⇒ 
寄付金のうち2,000円を超える部分が所得税還付・住民税控除を受けれる

 ふるさと納税はこんな仕組みになっています。
 ちょっとややこしいですね(笑)

 でも、実質2,000円で住民税等の納付ができる!となると”お得”ですね!
 さっそく、納税(寄付)の流れを紹介していきます。


ふるさと納税の流れ

納税までの流れは以下のとおり 
 ①控除上限額を確認
 ②自治体を選んで寄付
 ③書類とお礼の品到着
 ④控除の手続き


①控除上限額を確認

 今年の収入と家族構成によって、上限額が異なります。

 控除上限額はここから確認できます!
  ¥控除上限額シュミレーション(ふるさとチョイス)

  例:年収500万円(独身)の方の場合
     控除上限額は約61,000円

 上限額内でふるさと納税をすると2,000円を超えた部分は控除の対象にな  
 ります。ただし、上限額を超えた分は控除対象外になるので要注意!


②自治体を選んで寄付

  ふるさと納税は1月1日~12月31日までの1年間で計算されます。
  その期間で
   ・応援したい自治体(対象外の地域もあるので注意)
   ・欲しいお礼の品
   ・使いみちを選べる(各自治体により内容がことなります。)
  を選ぶことができます!

ふるさと納税ができるサイトは意外とたくさんあります。
  ・楽天ふるさと納税
  ・ふるなび
  ・ふるさとチョイス
  ・さとふる
  ・ふるさとプレミアム
他にもたくさんあるので、比較サイトで確認してみて下さい!
 ”ふるさと納税ガイド

 サイトから返礼品を選んで、必要項目を入力して決済方法を選択して
 ふるさと納税を行って下さい!
 返礼品はたくさんあるので、迷っちゃいますね😄


③書類とお礼の品到着

  返礼品や自治体によって発送予定時期が異なります!
  確認してから納付して下さい。

  返礼品と一緒に
  「寄付金受領証明書」もしくは「ワンストップ特例申請書」が届きます

証明書+返礼品

④控除の手続き

 控除の手続きは2種類あります。

  ■ 確定申告
  ■ ワンストップ特例

【確定申告の場合】
  手続きの際に寄付先・金額・証明書を提出する
 
 《手続きの時期(確定申告)》
  1月1日~12月31日までにふるさと納税で寄付した内容を
  翌年の2月~3月までの間で「確定申告」します。

  一部が「所得税」の還付として、確定申告後およそ1~2ヶ月後に還付
  6月以降に残りの金額が「住民税」から控除される。

 【ワンストップ特例の場合】
  確定申告を実施せずに「税金」の控除が可能
  《条件》
   ①会社員などの確定申告が必要ない給与所得者
   ②1年間の寄付先が5自治体以下
  《書類送付》

   ふるさと納税時にワンストップ特例を選択すると書類が届きます。
   「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」
          +           
   「個人番号、身分証等の書類」
    ・マイナンバーカードもしくは通知カードの写し
    ・住民税(マイナンバー入り)
    ・身分証の写し のいずれか

  上記の書類をふるさと納税先に送付するだけ!

  《手続きの時期(ワンストップ特例)》
    1月1日~12月31日までにふるさと納税で寄付した分を
    翌年の1月10日(必着)までに必要書類を郵送します。
    忘れないように返礼品が届いたらすぐ返送しましょう!  

    ワンストップ特例は住民税の控除のみになるので
    6月以降に残りの金額が「住民税」から控除されます!

結局、どっちがお得なの??

  なんか色々ありすぎて、結局どっちがお得なの??って感じですよね。
  要するに・・・

  住民税控除 = 翌年6月以降に請求される住民税が少なくなる
  所得税控除 = 確定申告した場合の還付金が多くなる

  というような感じなのですが、それぞれの上限額や条件にあった方法を  
  選ぶ事が必要ですね!

計算例をまとめたブログがあったので見てみて下さい↓
 確定申告とワンストップどちらがお得?

【注意まとめ】

《申込期限》  
 期限なし。いつでも受付可能!
 ただし、1月1日~12月31日の1年間にふるさと納税(寄付)を行った
 分が当年度の所得税の還付、翌年度の住民税の控除対象となります。
 特に年末は駆け込みで寄付する人が増える傾向にあるようです! 

《控除のタイミングと確認方法》
 住民税・所得税が控除の対象になるが、どちらかによって異なります。

 ◆住民税の場合・・・
    ふるさと納税を行った、翌年6月以降に控除されます。
    確認方法は「住民税決定通知書」にて確認。
    会社員は勤務先から自営業/フリーランスの方は各市町村から
    毎年6月に郵送で送られてきます。
 ◆所得税の場合・・・
    確定申告の際に指定した銀行口座へ還付されます。

《返礼品に関する注意事項》
 ①返礼品に関する取り扱い
  返礼品は各自治体によって、取り扱いが全然違うので気になる事は
  ふるさと納税をする時に確認するか、各自治体に問い合わせて確認
  してみて下さい!
  例えば、年内にふるさと納税を2回したが、2回目の分は返礼品がない
  などの事例があるようなので要注意!
 
 ②ふるさと納税(寄付)の納付日
   支払い方法によって異なるので要注意!
    ●クレジットカード/キャッシュレス決済(PayPayなど)の場合
      寄付の申込みが完了した日
    ●コンビニ払いの場合
      コンビニで支払いが完了した日
    ●銀行振込(ATM/ネットバンキング)を利用した場合
      送金日

  年末にふるさと納税を行う場合などは、上記の納付日によって
  翌年の納付日になってしまう場合もあるので要注意!
  12月31日に納付するのと、1月1日に納付するのとでは、控除対象とな
  る所得税・住民税が1年ずれることになるので、余裕をもって納付しま
  しょう!

ふるさと納税は、自分も楽しみながら返礼品がもらえて嬉しい、地域にも貢献できて活性化や色んな取り組みに納税という形で参加できる、とても良い制度です!

この機会に是非「ふるさと納税」を活用してみてはいかがでしょうか?😄

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