森美樹

小説家、タロット占い師。『主婦病』『私の裸』『母親病』新潮社。『黒い結婚 白い結婚』…

森美樹

小説家、タロット占い師。『主婦病』『私の裸』『母親病』新潮社。『黒い結婚 白い結婚』講談社。『神様たち』光文社。『わたしのいけない世界』祥伝社、等。 タロット占い、小説講座、特別公開小説はこちら。 https://www4.hp-ez.com/hp/morimikixxx

マガジン

  • 小説家による小説家志望のための悩み相談(裏)。

    小説家の森美樹です。 現在、小説家業と平行して小説講座の講師をやっております。 (公募ガイド社で2~4クラス、文藝学校で1クラス。ともに通信講座ですが、個別に対面講座も受け付けています。詳しくはHPからお問い合わせください) 長編小説から短編小説、ショートショートまで、オールジャンルで添削を行っています。リピーターさんも多数いらっしゃり、ご指名で添削をお願いされることも多々あります。 延べ500人以上の生徒さんと関わるうちに、自然と悩み相談や質問をいただく機会も増えました。それらをここでシェアしていきます。 勿論、生徒さんのプライバシーは一切さらしません。あくまで私の意見、見解として述べていくマガジンです。

  • 小説家による小説家志望のための小説入門講座(裏)。

    小説家の森美樹です。 現在、小説家業と平行して小説講座の講師をやっております。 (公募ガイド社で2~4クラス、文藝学校で1クラス。ともに通信講座ですが、個別に対面講座も受け付けています。詳しくはHPからお問い合わせください) 延べ600人以上の原稿に携わっただろう私は、見逃しがちな初歩的なミスや案外知られていない初歩的なセオリーなどを、数々目にしてきました。 入門編とはいえ、中級者や上級者にも満足のいく内容になっています。 勿論、生徒さん達のプライバシーに関わることは記しません。あくまで私の意見、見解として述べていくマガジンです。

  • 小説家による小説家志望のための小説基礎講座(裏)。

    小説家の森美樹です。 現在、小説家業と平行して小説講座の講師をやっております。 (公募ガイド社で2~4クラス、文藝学校で1クラス。ともに通信講座ですが、個別に対面講座も受け付けています。詳しくはHPからお問い合わせください) 延べ600人以上の原稿に携わっただろう私が、陥りがちな間違いを指摘し、正していきます。普段、おおっぴらにできないコツのコツや裏話をここでしたいと思います。 勿論、生徒さん達のプライバシーに関わることは記しません。あくまで私の意見、見解として述べていくマガジンです。

  • 小説家による毎日のタロット占い。

    タロット占いジプシー、タロット占い師のアシスタントを経て、2023年に満を持して(?)タロット占い師に師事した私。 忘備録も兼ねて、占い結果をエッセイにしてみました。

最近の記事

  • 固定された記事

小説『わたしのいけない世界』祥伝社より刊行しました。

私の小説、2年ぶりの新刊が発売になりました。 帯文は新井見枝香さん(エッセイスト、ストリッパー)! Amazon.co.jp: わたしのいけない世界 : 森美樹: 本 あの禁断の三日間が身体にこびりついている。 15年後、再会したふたりは!? ある日、犬の散歩をしていた小学六年生の志摩佳月は、虐待の痕がのこる小学一年生の明日見柊を拾う。 秘密の場所に柊をかくまった佳月は、お世話をするうち、恍惚にも近い感覚を覚える。 ところが三日目、監禁の発覚におびえた佳月はやむなく柊を

    • 小説家による小説家のための悩み相談(裏)「私にふさわしい応募先はどこですか?」。

      小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 森美樹の部屋 小説家・タロット占い師 (hp-ez.com) 現役の小説家であり、小説講座の講師を複数クラス担当している森美樹です。ついでにタロット占い師でもあります。 このマガジンでは、生徒さんからよくいただく悩みや質問を解決していきます。 「私にふさわしい応募先はどこですか?」

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      • 小説基礎講座(裏)「テーマにふさわしい小道具の選び方」。

        小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 どんなテーマにどのような小道具がはまるのか、どういう使い方をしたらいいのか、迷う方もいるでしょう。 小道具、ものには色や形、匂い、味、様々な特性がありますし、どこに焦点を当てるかで表現方法も違ってきます。 今回は、色に着目してみました。 かの有名な『白雪姫』を参考に、どのような効果をあげているか検証しましょう。 まずは、あらすじを読んでみてください。

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        • 小説基礎講座(裏)「効果的な小道具を探す」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 シンデレラのガラスの靴。 眠り姫の紡錘の針。 印象的な小道具が使われた童話はたくさんあります。 とりわけ『マッチ売りの少女』は、その中でも秀逸な使われ方をしているといっていいでしょう。 誰もが知っている物語ですが、今一度あらすじを振り返ってみますね。

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        小説『わたしのいけない世界』祥伝社より刊行しました。

        • 小説家による小説家のための悩み相談(裏)「私にふさわしい応募先はどこですか?」。

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        • 小説基礎講座(裏)「テーマにふさわしい小道具の選び方」。

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        • 小説基礎講座(裏)「効果的な小道具を探す」。

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        • 小説家による小説家志望のための悩み相談(裏)。
          1本
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        • 小説家による小説家志望のための小説入門講座(裏)。
          12本
          ¥1,200
        • 小説家による小説家志望のための小説基礎講座(裏)。
          20本
          ¥2,000
        • 小説家による毎日のタロット占い。
          5本

        記事

          小説基礎講座(裏)「風刺とパロディと作者の思想」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 小説には、作者の思想が色濃く出たものがあります。 主人公を政治家や警察官、探偵や弁護士や医者に設定し、社会の在り方を痛切に批判したり、善悪を激しく問いただしたりしています。 もちろん、職業は限定されません。正義感あふれる主人公、またはその真逆にモラルの欠片もない主人公を設定し、小説をとおして世間の矛盾を訴えるのです。 このようなジャンルを、風刺小説といいます。 風刺の意味を確認しましょう。

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          小説基礎講座(裏)「風刺とパロディと作者の思想」。

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          小説基礎講座(裏)「風刺小説、パロディ小説、ユーモア小説に欠かせないものとは」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 社会を風刺した風刺小説。 名作をパロディ化したパロディ小説。 このふたつを「風刺とパロディと作者の思想」で学びました。 今回紹介するのがユーモア小説です。 ではユーモアとユーモア小説の意味を検証してみましょう。

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          小説基礎講座(裏)「風刺小説、パロディ小説、ユーモア小説に欠かせないものとは」。

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          小説基礎講座(裏)「読者にどういう思いを抱かせたいのか『赤ずきん』に学ぶ」その2。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 「小さな共感と感情移入」の講座で、『赤ずきん』を紹介しました。 従来の『赤ずきん』の場合は、寄り道がタブーとされていましたよね。 赤ずきんがおばあさんの家へ行く途中に森でお花を摘んだから、オオカミに先回りされておばあさんが食べられてしまった、という展開に教訓が含まれているのです。 寄り道=悪い行い、といういささか極端な書かれ方です。 しかし人生には、寄り道をしたからこそ幸運に出会えた、寄り道をしたからこそ事故から免れた、という出来事

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          小説基礎講座(裏)「読者にどういう思いを抱かせたいのか『赤ずきん』に学ぶ」その2。

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          小説基礎講座(裏)「小さな共感と感情移入 『赤ずきん』に学ぶ」その1。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 小さな共感を、説明することなく読者にわかってもらうために、ふたつ方法があります。 1 日常で起こり得る些細な出来事を描写する 本筋には大きく影響しない、日常によくあるようなハプニングや出来事に対する登場人物のリアクションを、ほんの少しだけ誇張して描写してみましょう。すると、その登場人物の人間味が増し、言動にリアリティが生まれます。 たとえば、満員電車に乗ったサラリーマンが、誰かに足を踏まれたとしますね。

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          小説基礎講座(裏)「小さな共感と感情移入 『赤ずきん』に学ぶ」その1。

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          小説基礎講座(裏)「リアルとリアリティの違い」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 小説を読む醍醐味のひとつは、主人公に成りきって、その小説の世界を堪能することです。 ミヒャエル・エンデ作『はてしない物語』の主人公、バスチアンのように、本の世界に入り込んでしまうことです。 そのために必要不可欠なのが、リアリティです。 よく使う言葉ですが、意味を再度おさらいしてみましょう。

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          小説基礎講座(裏)「リアルとリアリティの違い」。

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          練馬区観光情報サイトにて、タロット占い記事がアップされています。

          森美樹の部屋 小説家・タロット占い師 (hp-ez.com) 2023年の年末。 なんと、練馬区を占ったのですよ。 テーマは「2024年の練馬区の動向」ですね。 占い師になった小説家が練馬区を占ってみたら…|特集記事|とっておきの練馬 (nerimakanko.jp) さて、2024年も半分以上過ぎました。 当たっているのかな。 当たっている気もします。 来年の動向もまた占いたいです。

          練馬区観光情報サイトにて、タロット占い記事がアップされています。

          小説基礎講座(裏)「5W1Hの必要性」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 プロットの前半、起承転結の「起」もしくは「起承」で、やるべきことがあります。 「5W1H」を読者に開示するのです。 5W1Hとは、 「Who(誰が)」 「What(何を)」 「When(いつ)」 「Where(どこで)」 「Why(どうして・どのような目的で)」 1H 「How(どのように)」

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          小説基礎講座(裏)「5W1Hの必要性」。

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          小説基礎講座(裏)「プロットを作る意味」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 それでは実際にプロットを書いてみましょう。 見本として、『浦島太郎』のプロットを載せておきますね。

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          小説基礎講座(裏)「プロットを作る意味」。

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          小説基礎講座(裏)「プロットとは何か」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 小説基入門講座(裏)や小説基礎講座(裏)にて、テーマやストーリーの構造、そしてキャラクターの作り方を学びました。 さらに、場面と扱う時間について学び、よりいっそう小説への理解を深めてきましたよね。 今回の講座では、それらを実際にどう組み立てて、どう動かしていくかを突き詰めていきましょう。 テーブルに並べられた材料から料理を作っていくイメージです。 今現在あなたの目の前には、テーマとキャラクターという材料があります。 起承転結あるいは

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          小説基礎講座(裏)「プロットとは何か」。

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          小説基礎講座(裏)「回想のメリットとデメリット」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 回想は便利です。 主人公は過去にこんなトラウマがあって、だからこういう性格になった、等々、主人公を筆頭に登場人物の人となり・性格・行動原理を説明できますし、過去の特定の出来事をピックアップできるので、少ない枚数でドラマを生むことができます。 だからこそ、回想は多用してしまいがちです。 先程の例文にもありましたが、回想シーンの中に回想を挟んでしまうこともしばしばです。 たとえば、次の文章がいい例です。

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          小説基礎講座(裏)「回想のメリットとデメリット」。

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          小説基礎講座(裏)「回想の入口、回想の出口」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 時系列に次ぎ悩ましいのが、小説においての回想です。 皆さんの思考は誰にも管理されていませんし、誰にも知られることはありません。 皆さんが過去を振り返るのに制約はありませんよね。 授業中に黒板を見ながら過去を振り返ってもいいし、仕事の会議中に過去を振り返ってもいいのです。 過去の振り返りから、現在に戻るのも自由です。 黒板を見つめる姿勢をまったく変えずに、頭の中を現在から過去へ、過去から現在へ旅することもできますし、会議中に背筋を伸ば

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          小説基礎講座(裏)「回想の入口、回想の出口」。

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          小説入門講座(裏)「具体的な推敲のやりかた」。

          小説家による個別添削はこちらからどうぞ。 推敲が、小説を書く者にとっていかに大切か、おわかりいただけたでしょうか。 では、どうやって推敲をすればいいのか、具体的な方法を2点紹介します。

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          小説入門講座(裏)「具体的な推敲のやりかた」。

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