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読書記録

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今まで読んだ本、おすすめしたい本の記録です
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#槇文彦

読書記録41 1月に読んだ本まとめ【15冊+4冊】

こんにちは、だるまです。 2022年も本を読んでいきます。1月は当たり前と思っていた前提がガタガタと崩れていった月でした。 読んだ本1.『華氏451度』(2021)レイ・ブラッドベリ 1953年発刊。新年1発目、いい本を読みました。 2.『会って、話すこと。』(2021)田中泰延 ほぼ共著者である編集者の今野良介さんにスキをいただけてありがたい限りです。 3.『紙の動物園』(2017)ケン・リュウ 中国、日本、アメリカの混ざった歴史SF短編集。ファンタジーなのに心

2021年下半期に読んでよかった本・まとめ

こんにちは、だるまです。読んだ本の冊数が煩悩の数108でした。思うところは色々あります。 下半期BEST BOOKただ羅列しても味がないので、読んでよかった本を決めてみようと思います。 小説編 衝撃部門 『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ 読んだ後の衝撃が一番強かったです。ドラマは怖くて見られませんでした。ありそうでなさそうでありそうな設定に、深く考えさせられました。 達成感部門 『三四郎』夏目漱石 『それから』夏目漱石 『門』夏目漱石 『三四郎』はリストに載

読書記録32 11月に読んだ本まとめ【17冊+4】

こんにちは、だるまです。11月最終日、低気圧で頭痛がします。 時代を認識するために、今月から本の出版年を記載していこうと思います。やはり2000年代が多かったです。 今月読んだ本1.『続・街並みの美学』(2001)芦原義信 『街並みの美学』を読んだのち、図書館で続編を見つけました。日本の街並みについて、西洋との比較をしています。前作では「うち」と「そと」や「第一次輪郭線」と「第二次輪郭線」が比較されていましたが、それに加えてさらに論を進めています。 2.『もものかんづめ

読書記録28 10月に読んだ本まとめ【12冊+2】

こんにちは、だるまです。10月が終わるのは一瞬でした。今月は授業が始まりヒイヒイ言っていた割にいつも通り。早速紹介します。 1.『スーツケースの半分は』近藤史恵図書館で何となく手に取った本。フリマで買った青いスーツケースを貸し借りする友達4人と、スーツケースを売った人周辺の幸せな出来事を描いた作品。読後感がものすごくよかったです。 2.『夜想曲集』カズオ・イシグロ翻訳特集で紹介されていて読みたかった本。 副題が「音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」で、まさに音楽がテーマでした

読書記録25 9月に読んだ本まとめ【20冊+4冊】

こんにちは、だるまです。9月半ばに強化練習があり読書習慣が乱れました。言い訳はさておき、早速振り返ります。 読んだ本1.『朝3分間のデカルト』小川仁志8月に購入した本を読み終えました。詳しくはこちら。 2.『丸の内仲通り』NPO法人大丸有エリアマネジメント協会 丸の内仲通りをオフィス街から、憧れの街に変えた軌跡と、現在の仲通りの工夫をふんだんに詰めた一冊。写真や図が多く読みやすいです。 3.『砂の女』安部公房夏のムックで読みたかった本7冊目。何か国語にも訳された古典だそ

読書記録19 8月に読んだ本まとめ【22冊+3冊】

こんにちは、だるまです。本物の夏休みに突入し、気兼ねなく読書に邁進しています。 8月に読んだ本を早速紹介します! 1.『世界はフムフムで満ちている』金井真紀2.『マリコ、うまくいくよ』益田ミリ蔦屋書店で一気読み。働く女子3人の四コママンガ。 3.『知的生活習慣』外山滋比古ハガキや電話の話が出てくるから20年以上前の本だと思っていたら2015年初刊でした。90歳を超えてこの生活をされていたは驚きます。 4.『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭蔦屋書店で買

読書記録17『丹下健三と都市』豊川斎赫 -スターだらけの丹下研-

こんにちは、だるまです。夏休み都市関連の本2冊目!『丹下健三と都市』を読み終わりました。 丹下健三について夏休みに行く予定の展覧会の、予習を兼ねて。 丹下健三は大大大先輩であり、都市工学の創始者であり、「東京カテドラル聖マリア大聖堂」や「代々木体育館」、「東京都庁舎」などを手掛けた建築家です。 内容について肝心の内容ですが、だるまにとっては少し難しく把握しきれませんでした。 章立てはこちら 第一章 国土と風景 第二章 都市と祝祭 第三章 メタボリストの躍進 第四章